活動満載の1日

今週は梅雨入りかとささやかれる頃となりました。雨の前にやってしまいたいことも含めて、今日は朝から元気に活動する子どもたちの姿が見られた1日でした。
朝行事は全校運動。本校は全員が一輪車を乗りこなし、運動会では地域の皆さんにその技を披露することが伝統となっています。そのため、1学期から全校運動や休み時間に一輪車乗りを練習し、技を磨きます。1年生や転校生はまだ一輪車に乗れないので、がんばって練習しています。そのひたむきな姿と、スイスイ乗りこなす上級生の楽しそうな姿を見て、職員もひたむきに??練習していますが・・・。やはり子どもたちの上達が速い。怪我をしないように体力と相談しながら職員もがんばります。
   
天気予報によると明日からは雨。晴れているうちに、1.2.3年生が学校入り口を美しく彩ってくれたパンジーのプランターをマリーゴールドに植え替えてくれました。種をまき、苗を育てる活動も繰り返しているので、子どもたちは手慣れた様子でどんどん活動できました。まだ、小さなマリーゴールドのですが、子どもたちと一緒にどんどん大きく育って、美しく咲きほこってくれることでしょう。楽しみです。
 
4時間目は全校音楽。これも本校伝統となっている和太鼓の学習です。地域講師に来ていただき、今年から新しい曲に挑戦します。バチの持ち方、力強い響きの打ち方、美しい身のこなし、和太鼓独特のリズムなど、職員では指導できない部分を楽しく丁寧に教えていただきました。これからも数回ご指導いただきながら、秋の発表目指して頑張ります。
 
午後は2時間続きでクラブ活動です。今日は「火起こし」に挑戦。事前に「自分でマッチやライターを使わずに火をおこす方法を調べたり工夫したりしてみよう」と伝えてあったので、子どもたちはそれぞれに考えてきたようです。中には虫眼鏡と黒い紙でやってみたい、と準備してきた子もいましたが、残念ながら雲にお日様が隠れてしまったので、これには挑戦できませんでした。5年生の男の子は、家にあった本で火起こしの道具を研究し、自分で火起こし器を自作してきました。ヽ(゜∀゜)
阿南少年自然の家から3台火起こし器をお借りしてきてあったので、交代で挑戦。それでも、誰かはなんとかなるんじゃないの?と思っていましたが・・・。これがなかなか難しいものだと実感できました。煙は上がるけど火種はできません。あと一歩に一番近かったのは5年生男子の自作火起こし器。1回は火種までいきましたが、火が育つ前に消えてしまいました。
結局みんなで2時間頑張っても火は起きませんでした。「昔の人は火を付けるのが大変だったんだな。」「火って大事だな。」「こんなに苦労するとは思わなかった。」など、実感を伴った感想を持つことができました。5年生の男の子は自作の火起こし器にもう一改良加えてみるようです。虫眼鏡を準備した子も、お天気のよい日に再チャレンジしたいとのこと。意欲と活動はまだまだ続きます。