和合夏祭り

川遊びに最適な暑すぎるくらい暑い真夏の1日となりました。本校の子どもたちはもちろん、地区外からもたくさんのお客さんがみえて、盛大に『和合夏祭り』が行われました。
朝9:30から受付。予定通り10:00に大会長の挨拶から始まりました。
 
午前中のイベントは川遊びと巨大流しそうめん。学校の横を流れる和知野川での川遊びは、ここでしか経験できない本格的な川遊びです。川底が見えるくらい澄んだ透明な川にゴムボートを浮かべたり岩の上から深い淵へ飛び込んだり、大人も子どもも思う存分楽しんだようです。しかし、真夏とはいえ川の水は冷たくて、体が冷えてしまい予定より早めにあがってくる人たちもいました。
 
しっかり川で遊んだ後は、学校玄関入り口の階段を利用した巨大流しそうめんで夏の味を楽しみました。学校保護者のみなさんが15㎏のそうめんをゆであげてくださいました。今年から、公民館のみなさんが“焼きたてアマゴ”の販売も行い、大盛況でした。
     
午後のイベントは魚つかみとBBQ。魚つかみは川遊びをした淵より少し下流の和合橋の近くで行いました。安全に楽しめて魚が逃げないように、川に網を張って、会場を作っておこないました。川遊びとはちがう楽しさで、自然と大いにふれあいながら、参加者はそれぞれにたくさんのアマゴを捕まえたようです。その場でお腹の処理をして持ち帰ったので、きっと夕食においしくいただいたことでしょう。
 
最後のイベントのBBQは、子どもも大人も地域の方も地区外のお客様も、みんなで鉄板を囲み、話もはずみ、和気藹々とした雰囲気で楽しむことができました。
 
和合の自然を十分に堪能できる『和合夏祭り』です。どなたでも参加できます。(イベントごとに、少し参加料が発生します。)来年もこの時期に行われるハズ…です。ぜひ、大勢の皆様の参加をお待ちしております。

1学期終業

本校では明日、地域の皆様と共に「和合夏祭り」を行うため、今日が1学期終業式です。74日間の登校日でした。途中転入生も迎え、7名の子どもたちになりました。今日は、1学期に頑張ったことを一人ひとり発表しました。4月に転入してきた5年生の女の子は「前の学校よりみんなが仲良しで、楽しい。友だちと考え合って勉強するのも楽しい。」という感想を発表してくれました。みんなの前で発表することに緊張してしまった1年生には、隣に5年生がついてサポートしてくれ、無事発表することができました。校長は写真で1学期の生活を振り返ると共に子どもたちが成長したな、と感じる3点を伝えました。①自分の気持ち(感想)を自分の言葉で発表できるようになってきた ②姿勢に気をつける気持ちが生まれてきている ③自分から進んで、責任を持って、まかされた仕事ができるようになってきた という姿です。
    
明日の『和合夏祭り』を楽しんだ後は、子どもたちは30日間の夏休みに入ります。自分の命は自分で守ること(交通事故に注意、落石に注意、獣に注意、そして熱中症に注意!)を子どもたちに伝えました。8/21の2学期始業式には元気に会いましょう。

 

『和合の念仏踊り』と『盆踊り』の練習

国重要無形民俗文化財に指定されている『和合の念仏踊り』。子どもたちも民俗文化の担い手として和合の地で育っていきます。学校でも、この大切な『和合の念仏踊り』と『盆踊り』を学ぶ機会を設けています。今日は、地区の「念仏踊り保存会」の皆さんが学校へ来てくださり、子どもたちと職員に教えてくださいました。
まず始めに『念仏踊り』の中のかけ声について、その意味を教えていただきました。
 
『和合の念仏踊り』は「庭入り」→「念仏」→「和讃」の3部で構成されていますが、この「庭入り」で使われる2種類の笛のメロディのうち“ヒッチキ”を保存会の笛の名手の若者たちに教えていただきました。とはいっても、篠笛の音が出るまでが一苦労。スースーと息が漏れるばかりで音にはなりません。でも、毎年の練習の積み重ねで、子どもたちも笛の吹き手に育っていきます。
 
“庭入り”のもう1曲は難しくて、今日は保存会の皆様が、演奏と庭入りの踊りを見せてくださいました。先導する“ヒッチキ”役は5年生の男の子。小さい頃から学校で練習したり、実際に念仏踊りに参加したりする経験の中で、体にしみこんで覚えていくのだとわかりました。また、休憩時には保存会の方と“ヒッチキ”の踊りをやってみる姿もありました。こうして次々伝承されているのだと感じました。
 
『和合念仏踊り』のあとは『盆踊り』の練習。「すくいさ」と「十六」と「おんたけ」の3曲を教えていただきました。こちらも地域の若者たちが音頭取りをしながら教えてくださいました。見よう見まねで、ゆっくりな動きの繰り返しが身についてきて、なんとなく様になってきた頃、静かな盆唄と動きがとても心地よく、だから昔から延々と伝わってきたんだろうな、という不思議な感覚にとらわれました。
 
和合小学校は地域と共にある学校です。これからも地域を知る学習を大切にしていきます。

和合の歴史にふれる学習

代々和合の庄屋さんだった歴史を持ち、「念仏踊り」を和合に伝承した「宮下家」の28代当主にあたる宮下金善さんが、今もお家に残っている古文書や、和合地区や念仏踊りがNHKーBSの取材を受けた時のTV番組の映像を子どもたちに紹介しながら、和合の歴史についてのお話をしてくださいました。
お家に残っている古文書の1番古い物は、織田信長が本能寺の変で亡くなった頃のもので、馬の病気や治療の薬について書かれているものだそうです。また、江戸時代の通行手形や、大正時代に代用教員として勤務していた15,16歳の青年が自学のために書いた豆本などを見せてくださいました。
目の前で語られる和合に関する歴史のお話に子どもたちも強く興味を持ち、真剣にお話を伺っていました。今週は『念仏踊りの練習』もありますが、今まで以上に「昔」を意識して取り組むことができそうです。
   

救命法講習会

夏休みも間近になってきました。「自分の命は自分で守る」と共に「人の命を守るために自分ができること」を学ぶ機会として、本校では救命法講習会に児童も参加します。今日は、阿南消防署から講師を2名お迎えして、職員と児童が参加して救命法講習会を行いました。まず、和合で生活するために必要な知識として、獣に遭遇したときどう対応すれば良いか、暑い夏の熱中症対策、などのお話を伺いました。次に、倒れている人を見つけたときどう対応すれば良いかについてお話を伺った後、人形を使って人工呼吸と胸骨圧迫マッサージの方法を体験しました。でも、子どもは力が足りないので自分でやろうとせず、まずは大人に知らせることと大人の指示を聞いて自分にできることをお手伝いすることが大事だと教えていただきました。
  
児童は1時間参加で下校し、その後職員でみっちりと続きの講習を受けました。実際にあった状況から、自分はどう動いたら良いか、等のシミュレーションも体験しました。職員は3時間の講習修了の証として「普通救命講習Ⅰ終了証」をいただきました。
 
学校管理下で児童の命を守ることはもちろん、自分たちの生活の中でもしも倒れたいる人を発見したときは、勇気を持って救命にあたりたいと思います。

5年生 元気に帰校

5年生2名が、1泊2日の日程を終えて、元気に帰ってきました。バス酔いも船酔いも無く、しっかり勉強して存分に楽しんできたようです。
トヨタ自動車工場の見学と、そこで働く方々の仕事の模擬体験。伊良湖岬小学校5年生との交流。日間賀島へ渡り魚つかみや海水浴、タコの日物作り体験。セントレア国際空港の見学。名古屋市水族館の見学。
実際に目で見て触れて体験できた学びは大きいと思います。学校で待っていた1~4年生にも、お土産話をしっかり聞かせてくれることでしょう。
      

 

留守を守る ジャガイモ収穫

5年生が留守の2日目。今日は3.4時間目にジャガイモの収穫を行いました。
さて、どのくらい収穫できるのか?楽しみにしながら、まずはマルチをめくり、畝の端から順々に掘りあげていきました。子どもたちは小さなスコップで、職員は鍬や大きなシャベルで掘りました。そしたら、でるわでるわ・・・。大きなジャガイモがゴロゴロ出てきました。豊作です。汗をいっぱいかきながらコンテナ4杯分のジャガイモが収穫できました。
   学校へ戻り、さっそくゆでて食べました。給食の後でも、いくつでも食べられちゃうくらい美味しかったです。(^o^)/
どうやってみんなで食べようか、また、みんなで相談して決めていきます。

 

留守を守る 太鼓と田の草取り(3回目)

朝、5年生が出発したので、これから3日間は1~4年生での学校生活です。頼りになる5年生がいなくて困っちゃうかな?寂しい学校になるかな?なんて心配していましたが、全く大丈夫でした。5年と一緒に放送当番をしている1年生が自分から職員室へ来て、朝の放送の原稿を書き、放送室で機械操作をして、ちゃんと放送を流してくれました。責任を持って自分に与えられた仕事を自分で行う姿にビックリヽ(゜∀゜)するやらうれしいやら・・・。
 
4時間目は和太鼓の練習。5年生が帰ってきたらビックリするくらい上手になっておこうと、地域講師の方から新しい打ち方を教えていただいて、ちゃんとマスターしてしまいました。
 
午後は最後の田の草取り。7月になると草より稲の方が大きく育つので、今回が草取りの最後になるそうです。田んぼにはびこりる3種類の草を教えていただきました。
 セリ(大きくなりすぎてもう食べられない)
 
葉の形がキツネの顔みたいなオモダカ。大きくなると白いかわいい花が咲く。
 丈は低いけれどびっしり生えるコナギ。
田んぼに入ってみると、この3種類の草がたくさん生えていました。稲の株の周囲を手ですくいながら、丁寧に草取りをしました。
 
田の中の草取りが終わると、土手の草刈りと草片付け。働き手の5年生がいない分をカバーして余りある1~4年生の活躍ぶりでした。
 
2時間過ぎる頃は、学校田は見違えるほどきれいになりました。次の田んぼの活動は9月の稲刈りです。収穫が楽しみです。

5年生のいない3日間/田原市交流・臨海学習へ出発

朝5:15。5年生2名が元気に田原市交流・臨海学習へ出発しました。大下条小学校でバスに合流し、阿南町内4校の5年生が合同で行う行事です。田原市の交流先小学校の5年生と交流したり、日間賀島で海辺の生活に触れたり、トヨタ自動車工場を見学したりと盛りだくさんですが、しっかり楽しみ勉強して元気に帰ってきてくれることでしょう。今日から3日間、頼りになる本校最高学年の5年生が留守になります。ちょっと不安だけど・・・こっちも残ってるみんなで頑張ります。
 

七夕集会

 
児童会が企画する7月のお楽しみ集会は『七夕集会』。3日ほど前から音楽室に笹竹が準備され、それぞれが短冊に願い事を書いてつるしました。今朝は、職員の家の畑で採れたキュウリとナスで、子どもたちが牛と馬を作りお供えしました。
今回の七夕集会の内容を企画し、運営してくれたのは2・3年生の3人です。みんなが楽しめる楽しい内容を考え、準備してくれました。
まず、5月の『こいのぼり集会』でやって、とても楽しかった「ともえ鬼ごっこ」を体育館でやりました。そして、汗びっしょりになり喉がカラカラになったあとは・・・今日の集会のメインイベント「マイ・オリジナル・かき氷」で楽しみました。自分でかき氷を作って、自分の好みのシロップで食べます。お母さん手作りのイチゴシロップや梅シロップ、甘酒もありました。
     
今日の『七夕集会』も大成功。短冊に書いたみんなのお願いはきっとかなうことでしょう。運営してくれた2・3年生の皆さん、ありがとう。