3学期終業、そして1年間のしめくくり

今日、3学期の終業式をもって、無事和合小学校平成30年度のいっさいを終業することが出来ました。
児童一人ひとりが3学期と自分の一年間を振り返り、成長したこと(出来るようになったこと)や、まだまだがんばりたいことなどを発表しました。
    
4月入学した1年生は1日の欠席もなく皆勤です。友だち大好き、学校大好き、先生大好き。一人で堂々と発表をする姿からも自信を感じることができました。
今年は3名の転校生を迎え、子どもの人数が増え、みんなでとても楽しい一年間を過ごすことが出来ました。5年生に転校してきた女の子が、その気持ちを発表してくれました。

「この1年間は、夢のように過ぎてしまって、今まで1年かかって知るようなことを、2年分やってしまったかな?と思ったくらいいろんな事が学べたのに、今考えると、もうちょっとこの1年間を大事に使いたかったな、と思いました。こんな事を思ったのは初めてです。それくらい、授業が楽しいし、友達がたくさんいるし、学校が好きになりました。学べることが楽しくて、うれしくて、ありがたいなと思えるようになりました。昨年度は、授業中、外を見てボーッとしたり、休み時間、一人で鉄棒をしたり、絵を描いたりしていたのがうそみたいです。私は漢字テストの点はバカバカしいくらい悪いけど、やる気には自信があります。これからも楽しく、全力で勉強していきたいです。

この気持ちはみんな同じです。
全校児童7名が胸を張って進級します。
平成31年度の和合小学校は4/4の入学式から始まります。
新1年生を迎え、30年ぶりに??1年生から6年生まで全学年がそろいます。
今年以上に、ますます楽しい学校にしていきます。

 

 

 

進級を祝う会

児童会が中心となり、子どもたちみんなで話し合って、今日の「進級を祝う会」の内容が決まりました。自分たちで作ったお米と炭で五平餅を作ろう、会食をしながら1年間の児童会活動を振り返ろう、です。
昨日子どもたちが協力して飾り付けたランチルームで、朝からご飯を炊く準備に入りました。1升炊きの炊飯器3つで炊きます。お米を量る子、量ったお米を洗う子、水加減をする子…子どもたちは手際よく準備を進めました。1年生は串を数えて3グループ分に分けました。出来る子が出来ることをやりながら協力するのが和合小流儀です。
   
1.2時間目各クラスでちゃんと国語と算数の学習をしている間に、うまい具合にご飯が炊きあがりました。3.4時間目が五平餅作りと進級を祝う会です。身支度をして、子どもたちがランチルームに集まってきました。しきり役の5年生は、事前に家庭科で五平餅作りの練習を済ませてくれており、的確な指示を出してくれました。まずはご飯を潰して、大きなお団子状に丸めて、次に串に刺しました。ここが上手にいかないと、焼いたときに串から落ちてしまいます。慎重に形を整えていました。
     
五平餅の形がだんだん出来てくると、2手に分かれ、外では炭への火起こし、中では胡桃味噌だれ作り、と作業は順調に進んでいきました。
  
炭にしっかり火が付き、熾きが出来たのを確かめて焼きに入りました。下焼きをして、とても美味しい胡桃味噌だれをつけてもう一度焼きました。炭のいい匂い、香ばしく甘い美味しそうな匂いが立ちこめていました。
  
みんなの協力で、予定通り4時間目中頃には五平餅が焼き上がり、会場にセッティングされました。
5年生が司会進行をしてくれ、焼きたてあつあつの五平餅をいただきながら「進級を祝う会」が始まりました。写真で児童会活動が映し出され、「あんなことあったなあ。」「こんなことしたなあ。」「たのしかったなあ。」など口々に感想をしゃべりなら…。
 
さて、あつあつの五平餅のお味は?
みんなの顔が全てを物語っていました。
 
何をするにも全員で心と力を合わせて、楽しい児童会活動ができた一年間でした。児童会目標の『みんなで協力 明るく 元気で 仲が良い和合小』達成!!
全員自信を持ち、胸を張って進級します。

 

明日は「進級を祝う会」

本校は今年度6年生がいないので卒業式がありません。14日には3学期終業式を行い一年間が終わります。よその学校は今の時期「6年生を送る会」を盛大に行い卒業式へと気分が盛り上がるのですが・・・。そこで、本校は今年「進級を祝う会」を盛大にやろう、と子どもたちが中心になって話し合ってきました。
いよいよ明日が「進級を祝う会」。
職員会を行っていると、明日の会場ランチルームでは子どもたち全員が集まって、何やらガサガサゴソゴソと行っている様子。職員会の途中で下校時刻になると、子どもたちが職員室に「さようなら。」と挨拶をして帰って行きます。その時「先生たち、ランチルーム見ちゃダメだよ。」「絶対に入らないでね。」と言っていたので、職員会終了後ランチルームの前まで行ってみました。
 
入り口2カ所はステキに飾り付けられていました。「みんなで力を合わせてやっていたんだな。」と分かり、とても嬉しくなりました。中はどんな様子なのでしょう。子どもたちが言っていたので明日まで入りません。
明日がとても楽しみです。

おやき作り(1.2年生)

地区のおばあちゃんたちの味を若いご婦人たちへ伝承しようとする『和合あとつぎ倶楽部』が活動しています。今回はおやき作りの活動へ、1.2年生が参加させていただき、一緒におやき作りを体験しました。
初めに参加者の一員として、おやき作りの説明を聞きました。そしていよいよおやき作り。皮と餡(かぼちゃ・野沢菜・切り干し大根)は準備してくださってあったので、子どもたちは包んでフライパンで焼いて蒸して、出来上がりを美味しくいただく部分に参加しました。(一番楽しくておいしいところ・・・です)子どもたちは、毎日粘土で腕を鍛えているので、皮を伸ばしたり包んだりするのは得意中の得意。初めてでも、結構上手に形作ることが出来ました。
   
フライパンで焼くと、とてもいい匂いがしてきました。
焼いて蒸し上がった後は、あつあつほかほかの出来たておやきを皆さんと一緒にいただきました。
  
今年県外から転入してきた子は「おやきなんて見たことも聞いたこともなかったけど、作って食べてみたらとても美味しかった。」と話してくれました。また「自分で作って食べるととても美味しい。」「おばあちゃんやおばちゃんたちと一緒に作って、コツを教えてもらったから上手に出来た。」「楽しかった。」など口々に感想を話してくれました。
地域の皆様に大切に育てていただいている和合っ子たちです。地域の味も確実に受け継いでいきたいと思います。
『和合あとつぎ倶楽部』のみな様、ありがとうございました。

お掃除の姿とおまけ…

1学期の頃は「遊んでないで、ちゃんとお掃除やろうよ。」「はい、口より手を動かして。」なんて声が聞こえていたなあ、と思い出しながら「あれあれ、そういえばいつの間にか一人ひとりがしっかりおそうじ出来てるじゃん。」と、その姿が当たり前になっていました。改めてそうっとお掃除の様子をのぞいてみると…
   
男子トイレを一人で、女子トイレも一人で、5年教室も一人で、それぞれ黙々とお掃除していました。1.2年教室は担任が箒で掃いた後、膝をついてぞうきんで磨き上げている子どもたち。成長したなあ、と嬉しくなりました。

がんばっているのは子どもたちだけではありません。今年から教科となった「道徳」をこの小さな学校でどのように学んでいけば子どもたちの心が育つのか、教師としてどのよう授業を組み立てればよいか、を職員全員で実践しながら研究してきました。その実践を教頭先生がレポートにまとめ、公益財団法人日本教育公務員弘済会の教育研究助成事業へ応募したところ、A判定をいただくことができました。

がんばっていることを認めてもらえるのは、とても嬉しいし次への意欲がわいてくる、と実感できました。これからも子どもと共に成長し子どもたちの良いところやがんばっている姿をしっかり認めて褒めていける教師集団でありたいと思いました。

和合小学校 なかよし宣言

4月、新しい友だちを迎え“みんなが仲良く楽しい学校にしたい”という児童会長の願いから、『みんなで協力・元気で明るく仲のよい和合小』というスローガンを掲げ、いろいろな活動をしてきた子どもたちです。一年間の反省を全員で(だって全校7人全員が児童会委員の和合小ですから)行うなかで「今年一年だけじゃなくて、来年もその次もずっと仲よしの学校がいい。」「毎日早く学校に行きたい、と思える今の雰囲気がいい。」という意見が子どもたちから出されました。
そして、このままみんなで続けていきたいこと、仲よしをずっと続けるために心がけることを『宣言』しようと、みんなで考えました。

和合小学校は、これからもずっと「なかよし」の友だち、仲間、学校です。