大下条小の音楽会への参加、鈴ヶ沢なすの定植

(1)「また聞かせてほしい」と話していただいた、大下条小音楽会での太鼓演奏

6月21日(金)大下条小学校との交流の一環で、音楽会に招待いただき、1ステージ演奏させていただくことになりました。今までは授業での交流でしたが、「お互いをさらに知ることができる」と大下条小の先生にお誘いいただきました。「自分たちの姿を見てもらおう」と決め、参加させていただくことにしました。子どもたちは、「リコーダーや歌声がとてもすんでいたと思いました」と語っていました。各学級ごとの演奏を聴く機会がなかなか得られないので、とても新鮮な気持ちで聞いていたことがよく分かります。授業での交流も大事ですが、こういうお互いの刺激になるような交流もいいなと感じました。

前半の最後に出番をいただきました。子どもたちは普段の練習と同じように、明るく楽しく力強く、そして大きな声で演奏しました。終了後大きな拍手をいただき、本当に気持ちがよかったことでしょう。何人もの大下条の子どもたちからも「すごかったね。」と声をかけてもらっていました。

<子どもたちの感想>

「大勢の人の前で結構緊張したけど、思い切りできて、気持ちよかったです。終わった後いっぱい拍手が来て嬉しかった。またやりたいです。」

 

招いていただいた大下条小学校の校長先生始め、先生方そして児童や保護者の皆さんに心から感謝して会場を後にしました。本当にありがとうございました。

最後に、学校から出てくる際に、地域の方がわざわざこちらに来て、「少人数なのに、打ち方がすごくて、もう感動しちゃって。直接言いたくて来たんだに。本当に全校でやっていることがすごいね」と言ってくださいました。短い時間の交流でしたが、子どもたち同士の刺激になれたことが一番の収穫だったのかもしれません。

(2)伝統野菜 鈴ヶ沢なすの定植

大下条小学校の音楽会の後、すぐに車に乗って鈴ヶ沢に移動しました。

毎年行われている伝統野菜の鈴ヶ沢なすの定植です。鈴ヶ沢なすとは、信州の伝統野菜に認定されている、この和合鈴ヶ沢集落で栽培されているものです。大型のなすになり、強い甘みがあるものだそうです。生産者と住民有志で作っている和合元気なむらづくり協議会が他機関と連携しながら生産しているそうです。

子どもたちは、生産者の方のお話を聞き、早速定植開始です。

<お話しを聞いて、畝づくりそして、マルチ敷きも・・・>

<わたしが植えた苗です>

たくさんの地域の方や大学生の方も一緒に作業をしてくださったので、「畝たてから植え付けまで、心を込めてできました。」(6年男子)のように充実した時間が過ごせたようです。また、昨年度までは学校でも苗を植えていましたが、敷地の都合でできないので、今年はもう一度収穫期に来ることになっています。自分が植えたなすをはっきりさせたので、「鈴ヶ沢はおいしいので、大きく育ったなすを食べるのが楽しみです」(6年女子)というように、次回の楽しみが増えました。