朝、登校して

今朝の登校直後の和合っ子の姿から―

何を見ているかというと、生物に詳しい本校教頭が折を見て発行している『和合の自然だより』の最新号です。

「カケスさんとアカネズミさんが冬を越すために貯食(ちょしょく)しておいたドングリ(クヌギの実)、トチの実が奪われるという事件が発生した!現場には『怪盗Y』と書かれた1枚のカードと無数の足跡。手口の荒さから、和合小で人気の怪盗Yに見せかけた別の盗賊団による犯行と思われる。残された足跡から真犯人を見つけ出せ!」

「この足跡、見たことある!」「そう言えば学校に来る時にカケスが鳴いてたよ」等々つぶやく和合っ子。自然を満喫しながら育っています。

 

「いのち」の学習

2月15日(水)、3月に出産予定の妊婦さんに来校いただき、全校で「いのち」について考える学習を行いました。この妊婦さんは、本校職員の実の娘さんです。

最初に、お腹の中にいる赤ちゃんのひいひいおじいさんとひいひいおばあさんの結婚写真から今につながっている「いのち」について考えました。(本校職員は「おじいさん」になりますね)

その後、一人ずつ、妊婦さんのお腹を触らせていただき、お腹の中の赤ちゃんの鼓動を聴診器で聞きました。お腹の中の赤ちゃんをびっくりさせないように、物音を立てずに静かに動き、お腹を触る前に手を温める和合っ子に優しさを感じました。

「あっ、動いたよ!」「雪が降っているような音が聞こえたよ」

そして、妊婦さんにいろいろ質問をして答えていただきました。「食事で気をつけていることはありますか?」(生ものは控え、甘い物も食べ過ぎないように心がけているようです)、「階段をのぼる時とおりる時はどっちがつらいですか?」(のぼる時は腹筋を使うし、おりる時はお腹で見えないし…手すりが頼りだとおっしゃってました)等々。

「私が生まれる時もお母さんは大変だったんだな」「ぼくは男だから体験できないけど、陣痛や食事とか大変なことがわかった」―振り返りの場面での児童の感想です。それを受けて、妊婦さんが「大変なこともあるけど、赤ちゃんを育てていくのが楽しみです!」と笑顔で話されたのが印象的でした。

自分や周りの人たちの「いのち」のつながりを肌で感じてくれたことと思います。「本物」に触れる貴重な時間でした。

 

窯出し

2月9日(木)に炭焼きの窯出しをしました。

窯の上にかぶせた土を取り除き、いよいよ蓋を開ける緊張の一瞬!

児童らの20秒前からのカウントダウンで蓋を開けると―

表面が白い灰に覆われていたので、「中で燃えちゃった…?もしかして失敗…??」と不安になりましたが、取り出してみるといい炭に仕上がっていました!

地域の「炭焼き師匠」も様子を見に来てくださり、「上出来、上出来!」と評価をいただきました。

最後に一句(?)― 「この炭で 調理をしたい!」 と和合っ子

 

 

和合っ子 vs 職員 真剣勝負!

2月8日(水)の5校時の体育の授業は、児童対職員でホッケーのゲームを行いました。

「先生たちをコテンパに負かすぞ!」(児童)

「子どもだからって手加減はしないよ!」(職員)

ゲームが始まりました!!

5分×4ピリオドで戦った結果ー

職員チームがヘトヘトになりながらも1点差で辛勝。

「先生、もう一回!」(児童) 「どうしようかなぁ?(とはぐらかす)」(職員)

“打倒!先生チーム”と和合っ子のお尻に火をつけてしまったようです ^_^;

 

 

PTA講演会&和合演芸大会

2月4日(土)に本校体育館でPTA講演会を行いました。講師は平成10~12年度の本校の校長であられた山田拓先生で、和合の自然について、モリアオガエルの生態や鳥類等の分布に触れながら楽しく・わかりやすくご講演いただきました。当時の山田先生を知る地域の方々も大勢参集くださいました。

山田先生の右後ろに見える紅白幕は… 講演会後は、同じ会場で公民館主催の「和合演芸大会」が開催されました。3年ぶりの開催で、地域の皆さんも楽しみにしていたイベントです。和合っ子も太鼓を発表したりカラオケ大会に参加したり大奮闘でした!

 

(「mothers&others」も子どもたちに負けじと盛り上がっていました!)

 

2月の保健指導

2月3日(金)の朝の活動の時間は保健指導を行いました。今月のテーマは「自分の感情の伝達方法を知ろう!」です。

「言われたらうれしい言葉しりとり」や「キノゲーム(『キノくんが誰かに気持ちを伝える時の言葉やその時の様子』を考えるカードゲーム)」をみんなでやりました。

「がんばれ」→「レンコン食べるとカゼがなおるよ(“本当?”の声も出ましたが…)」→「よろしくお願いします」→「すごいね」→  と続いていきました。

それぞれがどうしてそのカードを選んだのかを発表し合いました。(正解はありません)

自分とは違う他人の考えに触れながら心を耕していってほしいと願っています。

節分集会

2月2日(木)の朝の活動の時間に「節分集会」がありました。今回は1・2年生が企画してくれました。内容は「巴おに」「鬼退治ゲーム」「豆まき」で、職員も一緒に参加しました。

【巴おに】

「相手の陣地、近すぎない?」という声もありましたが、いざ始まるとそれもまたスリリングで盛り上がりました。

【鬼退治ゲーム】

ホッケーでサークル内にある10個の鬼のカップを退治する速さを競うゲームで、4チームのトーナメント戦で行いました。

【豆まき】

(長いこん棒を持った鬼も!)

大人も子どももそれぞれのゲームを楽しみました。低学年であってもしっかりと行事を企画・運営する姿を頼もしく思います。

集会の終わりに進行役の2年生が「心の中の悪い鬼を退治しましょう」と締めくくりました。自分自身を問い返さなければ…とドキッとした校長でした。

 

 

炭焼き火入れ

1月31日(火)の早朝(4:00!)、炭焼き窯に火を入れました。まだ外は真っ暗で、気温は氷点下10℃超でしたが、学校近くの児童有志が親御さんと来てくれました。

風よけのシート越しから見るとこんな感じです。

日中は、休み時間毎に児童たちが火を見に行きました。

途中、地域の「炭焼き師匠」も様子を見に来てくださいました。

師匠は、煙突から出る煙の色を見ながら、煙口や焚口の広さを微調整されます。そして焚口の気密性を高めるために、低学年の女子児童が隙間を粘土状にした赤土で埋めていきました。

夜8時頃になって、やっと煙突からの煙も見えなくなり、完全に煙口と焚口を密閉しました(学校職員が対応)。窯出しは1週間後。どんなふうに仕上がっているかドキドキワクワクです。

(最後の写真は2月1日の朝の窯の様子です)

炭焼き窯入れ

1月30日(月)の6校時に、炭焼きの窯入れを行いました。

中のドラム缶にギュウギュウに薪をつめ、ふたや窯から煙が漏れないよう水を混ぜて粘土状にした赤土ですき間を埋め、上からも土をかぶせていきました。

 

それぞれが手際よく動いて準備万端です。31日(火)の早朝に火入れをします。

 

スキー教室

1月27日(金)に阿智村の治部坂高原スキー場でスキー教室を行いました。3年ぶりの実施で、全校が参加しました。雪が降る中ではありましたがゲレンデ状態はよく(転んでも痛くない!)、スキーを満喫しました。

今回が初めてという児童もリフトに乗ってどんどん滑られるようになり、頼もしい和合っ子の姿をたくさん見ることができました!