自分たちでつくり、表す子どもたち ―収穫祭・音楽発表会(11月13日(水))―

本年度の田んぼや畑の収穫に感謝するとともに、日頃からお世話になっている方々を子どもたちと決めだしてご招待し、収穫して自分たちで料理したものを一緒に味わい、ありがとうの気持ちを示す収穫祭を行いました。また、そこで、日頃の練習の成果を聞いていただく音楽発表会も同時に行いました。

(1)収穫祭

前日から、子どもたちは、料理の下ごしらえだけと、収穫祭の会場づくりをすべて職員とともに行いました。

<たくさんの材料をお家で用意してくださいました>

<全員で食べやすい大きさに>

職員が何か言う前に、自分たちで何がどこにあるかを把握し、分担しなくても、できるまで一人ひとりが考えて準備しました。

収穫祭当日、来賓に来てくださった他校の先生方に「これ、PTAの方も一緒にやったんですね」と言われ、「いえ、子どもたちが職員と一緒にしました」と言ったら、大変に驚いておられました。職員も子どもたちに、「これどこだったっけ?」と聞いて行う姿もありました。何年も続けていくこと、そして、子どもたち同士が教え合い、声をかけ合って、準備を進めていくことの大切さを改めて感じました。

<みんなで用意した会場 あとはお客さんを待つのみ>

当日、子どもたちがお世話になりお招きしたお客さんが、たくさん来てくださいました。俄然子どもたちは、張り切りました。献立は、白ご飯・さつまいもの味ご飯・野菜を入れた具たくさん汁・肉じゃが・小松菜のおひたしでした。

<お客さんどう思うかな、おいしいと思ってくれるかな>

準備も完了して、いよいよ収穫祭の開幕です。でも開幕までの間、子どもたちが自主的に発表や演奏の準備をしている姿がありました。伝えたい気持ちがあふれてきていました。

<自分や友だちと自主練習>

米作りで学んだことの発表をしました。始めに、1年間米作りをして学んだことの発表です。田起こしや草取り等の仕事の意味を学んだことや、自分たちで作業を早く進められるようになったことを発表していきました。「ゆっくり、はっきり、大きな声で」伝えることを大事に、丁寧に発表しました。

いよいよ、お楽しみの会食です。子どもたちは、地域の方一人ひとりにご案内の言葉をかけ、みんなで盛り付け、いよいよ会食です。毎日毎日子どもたちが言うそれこそ「感謝していただきます」でした。

子どもたちは、「いろんな人の好みを考えて作った料理を、お客さんたちがよろこんで食べてくれたので、とても嬉しかったです」と言っていました。このひたむきで、多くの方に関わっていく姿で表した感謝を受け止めていただけていたら幸せです。大事に受け継いでいきたい和合小の宝だと感じました。

<地域の皆様とお米のお話しも>

(2)音楽発表会

続いて行った音楽発表会。ドレミの歌のハンドベル、全校の合唱に続き、各学年の発表がありました。

1、2年生の豊かな声量と楽しい表現で、見ているみなさんの体が自然に揺れていました。「みんな揺れていたよ」と嬉しそうに話してくれました。「終わった後に、『うまかったよ』『頑張ったね』とかいろいろなことを言ってもらえました。とても嬉しかったです」と大満足でした。

3,4年生の独唱になるパートも正確に歌いきった姿、柔らかな表現のハーモニーやリコーダー。心が温かくなりました。「始めの頃、自分は一回も練習していませんでした。友だちが休み明けにすごくリコーダーが吹けているので、びっくりしました。それから、1ヶ月の間、1日5~10回練習しました。最初は途切れ途切れで全然曲になりませんでした。何日かやっているうちにできはじめました。あきらめずにやり続けたらふけるようになって本当によかったです」と自分の姿を率直に見つめ、満足感を得ていました。

5、6年生はお互いの声を聞き合い、響きをどう美しくしていくかを大事にした合唱でした。さすがでした。「ハーモニーを意識してやっていきました」「聞いていたある人は涙ぐんでいました。たぶんこんな学校は少ないんだと思います。1年~6年までが一緒にできて本当によかったです」お互いのよさに気づく高学年の素敵な感想でした。

職員もアカペラを頑張りました。そして、全校の合奏「チキチキバンバン」では、みんなの心が一つになりました。

郡音で発表した「赤い屋根の家」を子どもたちの合唱で。1年生からの合唱で美しい響きを表せるなんて。感動です。

この歌っているときの表情が全てを物語っているような気がします。

最後に和太鼓の演奏でした。しかし、郡音をはじめ、いろいろな機会でパターンを変えて演奏しているので、どのパターンかみんなが分からなくなって、珍しく止まってしまいました。そこに、太鼓を指導していただいている方が出てきて「せーの」で復活の演奏。最後を決めることができました。

最後に参加者全員で、「ふるさと」の大合唱。こうして、本当に温かく心に響く音楽会の時間をつくりあげることができました。

先ほどの太鼓のピンチに声を出してくださった指導者・保護者の方、そして、ほぼ全曲を伴奏してくださった地域の方、温かく一緒に音を楽しんでくださった聴衆の地域の皆様に本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

子どもたちが自らつくり、表現したい気持ちをいっぱい表し、受け止め、次につなげていく音楽会、感謝を示すことのできた時間だったと思っています。この力をさらにみんなで一緒に、日常の中で伸ばしていきたいと思っています。

大きな会場で発表すると学ぶことがいっぱい ―郡展・郡音など―

(1)郡展・郡音(11月6日(水))

飯田下伊那の全小中学校から出品されている『郡展』を見学し、文化会館で行われる『郡音』に参加してきました。
丸山小で行われていた『郡展』には、9名全員の絵や習字の作品が展示してありました。

人数の大きな学校では、学級の代表が掲示されるのですが、本校は全員の作品が飾られて、たくさんの方に見ていただくことができます。子どもたちにとってはうれしいことです。また、本校は、郡音に全校が参加するので、1年生からずっと郡展の見学ができます。他の学校や中学生も含めた素晴らしい作品を見ることができます。他の学校は小6や中3を代表とした学年になって見ているので、このようによさに数多くふれることができることも、本校のよさではないかなと感じました。ありがたいことです。

同じ会場で「長野県児童生徒美術展・習字展」で入選した作品が飾られていました。その中で、本校6年生の児童の絵画2作品が「県入選」し、県でも展示していただけるとのこと。他にも書道作品や絵画作品に郡の奨励賞もいただきました。学校の授業の時間で、一生懸命学び、考え、表した作品の結果だったので、みんなで喜びました。子どもたちも「いろいろな人の絵などが飾ってあって、1つ1つ心を込めたものばかりで、いろいろな『いいところ』を見つけることができました」(6年女子)、「自分の絵と習字が県展に入賞して、とても嬉しかった」(4年女子)と語っていました。

午後の『郡音』の発表では、二部合唱「赤い屋根の家」と和太鼓「夏祭り」を発表してきました。1000人近くの観客の前で9人が声と気持ちを合わせ、堂々とそして、部分2部合唱のハーモニーを響かせ歌い上げることができました。また、和太鼓は、子どもたち職員が一体となって、普段の練習の積み重ねで、昨年度よりも子どもたち自身で考え、より動きのあるステージを創り上げることができました。子どもたちも「9人で歌って、しかも1年~6年まで、みんなで歌ってこれだけハモっていたということがすごい」(3年男子)と話していました。プログラムの一番だったのですが、自分たちも楽しく、聴いていただいた皆さんにも楽しさとパワーをお届けできたのではないかと思います。また、これも郡展と同じく、子どもたちが全校全員で聞き、1年生から6年間、中学校3年生までの素晴らしい演奏にふれることができます。子どもたちは「いろんな学校の歌は、歌が違うだけでなく、込められているメッセージが違うということが伝わってきました。」(3年女子)と言っていました。1年生から「音楽会をみんなでつくる」ことを学べるなんて、なんて素敵だろうと思いました。

 

(2)焼き芋会(11月1日(金))

今年は学校の畑のさつまいもが大豊作でした。みんなで焼き芋や収穫祭の味ご飯にしていただきます。とても温かくて収穫の喜びを感じる瞬間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この下伊那に住んでいるからこそ―飯伊秋季わんぱく相撲大会・3、4年社会見学―

(1)飯伊秋季わんぱく相撲大会(10月20日(日))

子どもたちは、昼休み何度か練習して臨んだ大会。3年生、4年生、5年生の女子、6年生の男子1名がそれぞれ試合に臨みました。みんな立ち合いがうまくなり、練習の成果が出ました。また、会場が非常に盛り上がる熱戦続きでした。

また、取り組み前後には、子どもたちが、他校の子どもたちと話している場面をいくつも見ました。

結果は、5年生が大関(準優勝)、4年生と3年生が関脇(3位)、6年生は1回戦敗退でした。必死になって取り組む姿を見た他校の方から、「本当に粘りがすごいね」と声をかけていただきました。また、頑張っていきたいですね。

 

(2)3,4年社会見学(10月21日(月))

飯田下伊那地域の流通、産業や環境整備を学ぶため、3人(3年生2人、4年生1人)が社会見学に行きました。

青果市場、水産物の仲卸、冷蔵会社を見学しました。子どもたちがせりが行われているまさにその真横に入れて見せてもらえたり、氷点下20度以上の冷蔵庫に入れてもらったりしながら、自分たちの身近な食品等が手元に届くまでの人々の営みを、じかに感じることができました。

飯田の伝統産業の「水引」を生産する会社に行かせていただきました。飯田の和紙生産と結びついたり、農家の農閑期の副業として根付いたりしていた水引産業も、後継者不足に悩み、また水引生産を行う工場が1軒だけになった現状を知りました。しかし、その中で、現状の機械を修理し工夫を加えながら、ニーズに合ったよりよい水引を数多く作る工場の方々の姿に、子どもたちは驚いてばかりでした。

そして、何よりも子どもたちが、そして引率していった職員もびっくりしたのは、水引で作られた作品の数々でした。社員の方が製品をPRするのに、作品を製作できると聞いて、またびっくりしました。

<これも水引を用いた作品です>

 

さらには、子どもたち一人ひとりに、指導する方を付けていただき、水引作りに挑戦です。基本の作り方を覚えていくと、あとは自分でオリジナルを加えて、作品を作っていきました。これは帰りのバスの中でも続き、学校に帰ってきてからもずっと作り続けています。

子どもたちは、「作る機械がすごくてびっくりした。でも最後は人の手でつくっているので、すごいなあと思った」と、とにかくびっくりしたようです。これは、ここ下伊那でしかできない大事な学習であったと感じました。

最後に稲葉クリーンセンターに行き、飯田下伊那地域のごみ処理の様子を目の当たりにしてきました。2年前に稼働した新しいセンターで、ごみ処理の様子が間近に見えて、子どもたちもごみの多さを実感したようです。子どもたちは、「何も考えずに捨てていたごみが、こんなにもいろいろなことをして、灰になっていくんだな。」と話していました。

この飯田下伊那の地域だからこそ見える産業とそれを支える人の営みに学ぶことができたこと、少人数であるため、本当に近くで間近に見えたこと・・。本当に貴重な学びになりました。

 

 

 

 

 

 

支えられながら、自ら動くということ―稲刈り・脱穀・運動発表会―

(1)稲刈り・脱穀

10月に入り、秋が深まってきました。10月1日(火)には稲刈りを。16日(水)には脱穀を行いました。

稲刈りでは、例年のように一人ひとりが地域の方に指導いただきながら、鎌による手刈りをしました。はざにかけて、眺めてみると、「今年は収量が例年よりも少し多いかな」と指導の方に声をかけていただきました。

<稲を縛る縄も手で>

すべてが手作業の米作りは、脱穀になっても続きました。ご指導をいただく方はもちろんですが、地域の方も通りがけにのぞきに来ていただくなど、ずっと子どもたちを見守ってくださっているなあと、実感しながらの脱穀でした。

学校にある「足踏み脱穀機」を出し、地域の方にお借りした金属製の「足踏み脱穀機」と、風の力でゴミを飛ばす「とうみ」をお借りして、みんなで行いました。高学年の子どもたちが、てきぱきと低学年にアドバイスしたり、一緒に手を添えて行ったりしてくれたので、どんどん作業が進んでいきました。

<足踏み脱穀機をみんなで準備>

<とうみの風で余分なゴミを飛ばします>

これらが終わった後も、誰に指示されるでもなく、自分たちで落ち穂を拾い、稲から米をつまんで取ったり、畑等に使うわらを巻く縄をつくったり。すべきことを自分で考え、行動していました。くり返し毎年やっているのもあるとは思いますが、この学校で初めての子どもも、まったく他の子どもと変わらず、自らすることを考えて取り組んでいました。

<落ち穂を拾う>

<上に揺すってゴミを飛ばす>

多くの方に支えられながら、高学年の子どもたちが仕事の姿を示し、それを自ら感じて働く低学年の子どもたち。こういう風土を受け継いでいるのではないかと感じました。どのくらいの収穫量になるのでしょうか。収穫祭で味わえるのが楽しみです。

(2)運動発表会

本年度の和合運動会は、台風の影響で中止となってしまいました。「家も地域もみな和合」というテーマにあるように、学校も地域も安全に楽しくということを大事にということから、中止になりました。そこで、子どもたちの練習の成果を発表する場を設けたいと、18日(金)に学校独自の「運動発表会」を行うことにしました。

子どもたちに話をしたところ、子どもたちは、学校も地域も大事にしたいという話を本当に真剣に聞いていました。また、その話の後に「よーし、もっと一輪車の発表うまくなるぞ」と言っていました。私たちは、その姿に「よし、もっとすばらしい運動発表会にしよう」という元気をもらいました。また、延びた1週間の間、子どもたちは、一輪車発表の自分たちの映像を見て、「ここは手をもっとあげようよ」などとお互いに話し合い、磨きをかけていきました。また、保護者のみなさんも、新たに作った運動発表会のちらしを地域に配っていただくなど、本当にその頑張りや支えに心が熱くなりました。

そして、当日。前日雨が降った後で、一輪車演技等が難しいので、体育館で実施しました。すべての準備を保護者の方に協力いただき、自分たちでも行っていました。「手作りの運動発表会」です。

保護者の方はもちろんのこと、親戚、そして、地域の方がたくさん来てくださったこと、本当に本当にうれしかったです。

<地域・保護者の方も一緒に全校での校歌ダンス>

<かけっこ短距離走も、玉入れも保護者や地域の方も一緒に。笑顔そして真剣な顔・・・>

<子ども、大人そして合同の太鼓演奏の発表も。息をのむほど壮観でした>

<応援も地域や保護者の方々に向けて堂々と>

いよいよ練習を積んできた一輪車演技の発表です。一人ひとりが積み上げてきた力を全て発揮して頑張りました。失敗しても待ち、お互いに声をかけ合い、みんなで揃える気持ちが感じられました。

<大きな大きな拍手をいただきました>

閉会式には、保護者の方がつくってくださった手作りお菓子のメダルを、校長が一人ひとりに声をかけながらかけていきました。そのメダルを胸に一人ひとりが保護者、地域の方に向けて感想を話していきました。「中止になって本当に悔しかったけど、今こうしてたくさんの人に見てもらって、運動発表会ができてよかった」と何人もの子どもが語ってくれました。もう言葉はいりません。本当に自分たちで作り上げた素晴らしい運動発表会でした。これからの毎日の生活にこの力をさらに活かしてほしいなと願っています。

表現するということ、仲間とつくるということ ―運動会練習・音楽発表会練習(9月24日(火))―

いよいよ実りの秋。運動会や音楽発表会の練習を毎日積み重ねています。

今年も1年生から6年生まで全員が一輪車に乗れます。昼休みや朝の全校運動で、遊びながらも、一輪車に親しんできたからでしょうか。5月に転入してきた6年生も、転びながらも何度も挑戦しているので、うまくなってきました。例年よりも難度を上げた集団演技に挑戦中です。

難易度が上がっているので、うまくいかないことも起こります。しかし、6年生を中心に、「もっと早くこいでみて」「まだ、〇〇君が追いついていないから、慌てないで」と全体を見ながら声がかかります。

こぐスピードが違っていて、一緒になるところで追いつかなくても、その場で止まって待っている姿もあります。また、休み時間に自分たちで練習を重ねる姿があります。表現を一緒につくることが当たり前に、子どもたちの中で受け継がれていく。こうして「ともにつくる」ことを子どもたちは、自ら学んでいくのですね。

<休み時間や放課後も自分たちで>

同時進行で、音楽発表会の練習も始まっています。本年度は伴奏をできる職員がおらず、外部の方に依頼しました。先日初めてご来校いただき、実際に伴奏を弾いていただき、練習しました。「やっぱり本物の音はいいなあ」と6年生。すばらしい伴奏にのって、のびのび歌ったり演奏したりすることができました。いい表情です。「大きい声でいいですね。本番が楽しみです」と伴奏の方にも励ましていただきました。積み重ねた音を、おうちの方、地域の方、そして下伊那郡の小学生にも伝えられたらと思います。

大切にしたい「和合ならでは」 ―クラブ活動(川上り)(8月27日(火))、学校公開・PTA作業(9月7日(土))― 

ここ和合ならではの行事や出来事です。

クラブ活動では、学校の前を流れる和知野川を、川下から川上に向かって歩いて行きました。子どもたちにとっては、よく遊ぶ川ですが、実際に川上りをしたのはあまりないのではないでしょうか。

<川の周りの木や石を越えながら川上へ>

 

<川へダイブ!>

子どもたちも何度か行っているので、どこが危ないのか、どこが遊ぶのに適しているのかを感じ取っています。そして、全員分のライフジャケットがある幸せ。思い切って川へジャンプ。和合だからこそ、言葉ではない、自然が子どもたちの体をひらいていくことを感じられるのだと思います。

また、学校公開の授業参観日では、地域の方が子どもに寄り添って一緒に授業をしている場面に出会いました。子どもたちも地域の方もそれが自然なんですね。

そして、PTA作業も学校に子どもがいなくても、みんながPTA。たくさんの地域の方が、子どもたちと作業をしてくださいました。それがこの学校、この子たちの自然なんですね。その自然な感じが「和合ならでは」だと感じています。大切にそして甘え過ぎずにしていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

自分たちで考え、自分たちで行う ―鈴ヶ沢なすの収穫とその後・防災訓練―

(1)伝統野菜 鈴ヶ沢なすの収穫とその後(8月29日(木)、9月2日(月))

以前に定植させていただいた、鈴ヶ沢なすの収穫に、1~4年生が行ってきました。

畑に入ってびっくり、とにかく大きい。種や苗を大事に育て、作り続けてきた伝統の野菜です。和合元気なむらづくり協議会の方に、出荷できる長さや重さ、形状を教わり、いよいよ収穫です。まずは自分の植えた苗から。そして、だんだん広げていきました。

収穫したなすを集めて、阿南町の給食に出していただけるように並べたり、実際に道の駅などで販売できるような袋詰めにさせていただいたりしました。

「大きくてびっくり」「表面がつるつるしていた」「60年も前からできているんだ」とたくさんの感動をいただきました。いつも支えていただき、ご指導いただいた協議会の方に感謝です。

子どもたちは、さらに、夏休み明けにテレビ放映された鈴ヶ沢在住のおばあちゃんが、火にこのなすを入れて焼き、おいしそうに食べるのを見て、自分たちもやってみたいと考えました。

月曜日に、和合元気なむらづくり協議会の方も来てくださり、自分たちで火をたいて、焼きなすに挑戦です。

焼けたのを切ってみると・・・。「とろとろだあ」「焼き芋みたいだ」と声があがりました。しょうゆや塩をつけて食べていると、5、6年生もやってきて、いつの間にやら全校試食会です。みんなで味わっていただきました。子どもたちは、「なすが焼けていくごとに柔らかくなった」「種が1000個くらいあって驚いた」「焼き芋みたいなにおいがした」と感想を

書いていました。さらに、「違う食べ方したいな」「フライをやってみたい」「どのくらい焼くのがおいしいのかな」など疑問がいっぱいです。どんどん自分たちで考えて、やってみる活動が広がってきそうです。

 

(2)防災訓練(9月2日(月))

9月1日の防災の日に合わせて、本校でも防災訓練です。震度5強の地震が休み時間に来て、自分たちで放送を聞いて避難するところから始まりました。

無事全員が素早く避難した後に、阿南消防署の方のご指導のもと、消火器を使った消火訓練を全員体験させていただきました。

訓練も無事終了したその後でした。子どもたちが、体育館や廊下などで「消火器はどこ?」と自分たちで点検し出しました。今までは先生が「確認するよ」と言って行っていたのですが、いくつかの場所に子どもたちが自分で行って「あ、ここの下にある」など確認をしていました。自分事として、自分が確かめようとするその姿が、とてもうれしい訓練でした。

子どもの声が響く ―2学期始業式・水泳まとめの会―

(1)2学期始業式(8月22日(木))

長い長い夏休みが終わり、子どもの声が響く学校が戻ってきました。

夏休み中は、和合の念仏踊りなど、子どもたちが地域の行事を、地域の方とともにつくるという姿もありました。また、子どもも大人も、今の一人ひとりの姿を受け入れ、全員が「和合の子ども」であり、欠くことのできない存在になって、地域の伝統を受け継いでいる姿がありました。

<念仏踊り、花持や笛などで一緒に参加>

22日の朝、大きな声で「おはようございます」と校舎に入ってくる子どもたち。その声が廊下に響き、さあ、また頑張っていこうという気持ちが伝わってきました。始業式も、一人ひとりが2学期の目標を話してくれました。その目標を達成できるように頑張ってほしいなと思います。また、ふるさと和合や多様な地域社会の中で、自分で問題を解決し、自立して歩める子どもに今よりもさらになってほしいなと思います。

(2)水泳まとめの会(8月23日(金))

本年度の水泳まとめの会をB&G(町の)プールで行いました。ここでも、子どもの声がいっぱいに響きました。

本年度は、自分のめあてをもとに、練習の成果を発表できるよう、自分の取り組むこと(「50メートルをクロールで泳ぎます」など)を発表し、みんなの前で泳ぎました。その時です。一人ひとりが泳ぐのをプールサイドで全員がついてまわり、「○○君頑張れ」「○○さんあと5メートル」「足を動かして」などと、大きな声を響かせて、応援しているのです。まるで、自分が泳いでいるかのように。そして、ゴールすると思わず湧く大きな拍手。自分のことのように応援する全員の声がプール中響き渡りました。思わずほろっと感動しました。全員がプール学習の始めに立てていた目標をクリアしました。響き渡る声が、お互いを支え支えている時間でした。そんな声が2学期もたくさん聞かれるといいなと思います。

<目標を発表>

<みんな頑張りました。全員が目標達成>

<全員で大声援。そしてゴールでわき起こる拍手>

<充実感いっぱいの感想発表>

保護者の方も見に来ていただきました。また、いつもP&Gやバスの運転手の方々には、よりより環境で学習させていただきました。本当に支えられた水泳学習でした。また来年さらに伸びるように頑張りたいですね。そして、みんなが支え支えられるよさを、長い2学期どんどん発揮できるといいなと思っています。

 

自分を振り返る ―1学期終業式・和合夏祭りなど―

(1)1学期終業式(7月20日(土))

本校は、翌日に本校とPTA・和合公民館との共催行事「和合夏祭り」があり、その準備の日に重ねて、20日に終業式を行いました。

一人ひとりが、全員の前で自分の1学期を振り返ります。1年生は実際に読み上げ算をみんなの前でして、解くスピードが速くなったことと、けん玉でできるようになった技を披露してくれました。2年生は、自分が苦手だった算数の計算ができるようになり、勉強が楽しくなってきたと話してくれました。3年生は、きれいにクロールで50mが泳げるようになってきたこと、ロードレースや七夕集会の成果を、4年生は社会見学で富草小学校の友だちが本当に自分に対してやさしくしてくれて、楽しく見学ができたことを話してくれました。5年生は、一番変わったこととして、理科の学習の中でも、特に顕微鏡で観察したものの美しさを挙げて、勉強が楽しくなったと話しました。6年生は、児童会目標をもとに、そのことの達成のために自分が気遣いしたことや、修学旅行の楽しさや交流を重ねて友だちが増えてきたことを話してくれました。また、5月から転入してきてくれた6年生は、和合の自然の美しさ、みんなが友だちになり、学校が楽しく「第2の故郷だ」と話してくれました。

行事もそうですが、普段の学習が楽しくなったという感想に1学期のこつこつ積み上げた毎日の充実を感じました。さらに、2学期は、自分のたてた目標や、全員で考えた児童会目標について常に振り返りながら、平凡な日々も、行事も充実できたらいいなと感じます。本当によくがんばりましたね。2学期も元気でたくましいみなさんと歩めますように。

<4年生が初めて校歌の伴奏をしてくれました>

(2)和合夏祭り(7月21日(日))

梅雨がなかなか明けず、開催が心配された『和合夏祭り』でしたが、無事に行うことができました。本校の子どもたちはもちろん、地区外からもたくさんのお客さんがみえて、盛大に行われました。

和知野川の水が多かったので川遊びは中止し、午前中は、アマゴセンターのいけすでの水遊びや、DVDの上映を行いました。午後は予定通り巨大流しそうめん、魚つかみと和合の自然を味わう楽しい催しがいっぱいでした。公民館のみなさんが“焼きたてアマゴ”の販売も行い、大盛況でした。PTAのみなさん、公民館や地域の方々のたくさんのご協力、本当にありがとうございました。

<いけすの水遊び>

<やきたてあまごの販売(若い人たちがやってくれました)>

<和合太鼓の演奏もしました>

<大人気『でっかい流しそうめん』>

<ペットボトルキャップつみも人気でした>

<あまごつかみ取り。あっという間にみんなで捕まえました>

<地域、公民館、PTAの皆様の協力があってこそ>

(3)念仏踊り練習(7月18日(木))

国の重要無形文化財に指定されている「和合の念仏踊り」の練習を、地域の保存会の方や保護者のみなさんを招いて行いました。念仏踊りの歩みを教えていただき、盆踊りの所を練習しました。また、実際に笛を吹いて、踊りも見せていただきました。実際に踊りが行われる林松寺の境内での練習にもたくさんの子どもたちが行っています。低学年の子どもたちも笛を吹いたり、横でちょっと遊んだりしながらも、しっかりと様子を見ています。また、実際の踊りも高校生、保護者、地域の若い方が担っています。それを今までやってきた方が見守り、伝えています。こうやって、和合の人々みんなで長く伝統を受け継いでいるのだと実感しました。当日が楽しみです。

 

当たり前の中に、おもしろさや大切なこと、発見がある―B&Gでの水泳学習・児童集会・4年の社会見学―

※こちらが和合夏祭りのポスターです          R01ポスター(A4表裏)

(1)B&Gの水泳学習(7月3日(水))

今年も町のB&Gのプールを利用させていただいての水泳学習を行うことになりました。

その泳ぎ初めの日。子どもたちは、本年度のプール学習のめあてをしっかりもち、みんなでプール学習の安全を願ってから臨みました。

<子どもたちの目標>

「けのびで5メートル」(1年生)、「クロールで25メートル」(2年生)「クロールで50メートル」(3年生2人とも)「クロールを75メートル泳げるように」(4年生)「クロールで100m」(5年生)など、自分が挑戦したい距離をしっかりもっています。

6年生になると、「無理なく泳ぐ」「楽な泳ぎ方」「力を抜いて」など、距離を伸ばすこつを大事にしたいと、水泳学習の本質を考えているようにも思えます。また、全員が「安全に学習したい」と目標に書いています。子どもたちと一緒に、この願いは絶対に守りたいと誓った1日でした。

<プール学習の目標>

※上部の付箋は、大下条小から贈られた音楽会の感想です。本当にうれしい限りです。

<みんなで安全を誓ってあいさつ>

まだまだ気温が上昇していないので、思いのほか屋内でありながら水温は冷たく、子どもたちは、びっくりしていましたが、それでも、自分の今ある力を精一杯出して泳いでいました。

<ちょっと冷たいけど頑張って>

これから7回のB&Gでのプール学習がありますが、何よりも安全に、そして、自分の目標に向かってがんばり、最後に「こんなにできるようになったよ」と実感できるといいなと思います。

 

(2)七夕集会(7月8日(月))

5、6年生が中心に、全員が楽しめるよう、企画してそれを試し、その上で計画をたててくれました。本当に嬉しい限りです。

七夕様の歌をみんなで大きな声で歌ってから、「かくれおに」のゲームです。学校の全部を使って、隠れて「こおりおに」のように、鬼が捕まえていくという企画でした。少人数なので、職員も一緒に学校全部を逃げる範囲にして走り回りながら追いかけました。(行かない部屋には5、6年生がすでに貼り紙をしてありました。さすがです)大人が童心に返って、一緒にできるほど本当に楽しく、それこそ汗びっしょりでした。子どもたちも感想で、

「学校の中でおにごっこをできるなんて、思わなかった。普段は走っちゃいけないって言っているから。でもすごく楽しかった。」

と語ってくれました。この学校、少人数だからできる、ちょっと刺激的な時間でした。

<みんなで「七夕様」を歌う>

<全力で用意してくれる5、6年生>

<大人も子どもも必死に隠れて、追いかけて>

その後は、これも授業で取り組んだゲートボール。2年生のペアが第1位でした。子どもたちの新たな一面を見ることができました。また、その後はお楽しみの「マイ・オリジナル・かき氷」づくり。自分でかき氷を作って、自分の好みのシロップで食べます。お母さん手作りのイチゴシロップやしそシロップ等々、ひんやりとした時間をすごしました。

<5、6年生の説明>

<ゲートボール>

<マイオリジナルかき氷づくり>

「日頃の活動や、学校の生活の中にやりたいことを織り交ぜて遊ぶ」、「みんなで取り組む空間を見つけて全校が楽しめるようにする」・・・この子どもたちの笑顔と力を、さらに支えたいと思いました。5、6年生ありがとう。短冊のみんなの願い、かないますように。

 

4年生も、富草小の子どもたちと一緒に、長野市まで社会見学に行ってきました。仲間と学べたことが本当に楽しかったようでした。B&Gにしても、社会見学にしても、たくさんの見える所、見えない所で支えられているということを、たくさん感じ取れるといいなと思います。(見学の時の写真は次回に・・・)

<富草小での社会見学事前合同学習の交流で>