2学期が終わりました。 ―終業式で自分を振り返る(12月27日(金)―

今日で2学期が終了しました。終業式では、一人ひとりが、自分たちの2学期の成果を振り返り、自分の成長を実感しました。

1年生は、けん玉やマラソンをがんばり、苦しかったマラソンが楽になってきたこと。2年生は、仲良し集会で自分たちが中心になって進められたこと。3年生女子は、社会見学でびっくりしたことやリコーダー奏がきれいになったこと。男子は水引の見学が印象残ったことや大縄の記録が伸びたこと。4年生は一度は中止になった運動会が運動発表会としてできたことや、ふるさとのリコーダー奏がしっかりできたこと。6年生の男子は版画と作文の努力を。女子は運動発表会で一輪車にみんなでやる気を持って取り組めたこと、それがどんなことにもつながることや勉強が好きになってきたことを発表しました。5年生と6年男子は欠席でしたが、担任が代わりに成果を話してくれました。行事の練習をしっかりできたことやみんなへの声がけをしっかりしたこと(5年生)、版画や作文をつくるのがしんどくで、投げ出しそうになったけど、頑張ったこと(6年生男子)など、本当に数えたら切りがないくらい頑張ったことを発表してくれました。

また、版画等の作品の発表もありました。

<1年生>

<2年生>

<3年生女子>

<3年生男子>

<4年生>

※5年生は完成次第掲載いたします。

<6年生男子>

<6年生男子>

<6年生女子>

校長は、「自分で問題を見つけて、調べたりしながら、友だちと一緒に解決する」ことについて、子どもたちの具体の姿から話しました。「できない」「わからない」「まちがい」を自分もみんなも大事にすること、大変なことから逃げないこと、あなたがいてくれたから私がいることを大事にすることをこれからも大事にしてほしいと話しました。

下校時には、ちょっと雪が舞っていましたが、きらきらした日の光の中を、いっぱいの充実感と冬休みへの期待感いっぱいにして帰っていきました。この子どもたちの姿にたくさん学ばせていただいたと思います。3学期も一緒に学校の暮らしをつくっていけたらと思っています。みなさんがよい年を迎えられますように・・・。

地域の方、仲間とともに、味わう ―クリスマス会そして来年へ―

クリスマス会(12月25日(水))

いよいよ待ちに待ったクリスマス会です。5、6年生が持ち物を自分たちで考え、朝からクッキー作りの下準備をしてくれました。会の時間が迫ってきた頃、全校の子どもたちもやってきて、型抜きからクッキーの製作が始まりました。

<小さな子どもたちも一緒に>

会が始まり、みんなでクリスマスソングのアカペラを。きれいな響きが体育館に広がりました。

会食、5,6年生の企画でのハンカチ落とし。楽しい時間が過ぎていきます。

そして、いよいよサンタさんが、トナカイに引かれて登場です。サンタさんは、「和合の子どもたちは、みんな優しくていい子どもたちだ」と一人ひとりにプレゼントをくださいました。心のこもったクッキーのプレゼントでした。

「来年も来るね」とサンタさんは約束してくれました。そっと学校の廊下から出て行きました。和合のサンタさんに見守られ、自分たちで下準備、どんどん仕事に参加する姿、みんなで大盛り上がりする姿、そしてそれぞれのおうちに来たサンタさんからのプレゼントをうれしそうに語る会話。心が温かくなる会でした。夢は大切にしたなと思いました。

<「昨年とくらべてさらによかったことは」と感想を語り合う>

いよいよ2日後に終業式です。

いい年末、そして新年になりますように。

地域の方とともに、季節を味わう ―クリスマスツリーの飾り付けとやすづくり―

(1)クリスマスツリーの飾り付け(12月9日(月)~)

今年も、昨年度まで用務員だった方に、大きなもみの木を山から切り出していただき、その先端をツリーとしていただくことができました。高学年も子どもたちも、木炭にする木を取りに行くついでに立ち会いました。「これが先端?」とみんながびっくりするほど大きな大きなもみの木です。本物を味わえるなんてなんて素敵でしょう。いつも、こうやって陰に陽に心をかけてくださる方がいて、私たちはクリスマスを味わえることを実感しました。この木に、子どもたちが、学校にある飾り物で、どんどん自分たちのクリスマスツリーにしていきました。

思わずサンタさんも振り返るような、立派なツリーになりました。さあ、もうすぐクリスマスです。

<地域の方に「ありがとうございました」>

<立派なもみの木>

(2)やすづくり(12月19日(木))

子どもたちが、正月飾りの意味を見直しながら飾りを作っていく「やすづくり」。今年も2名の地域の方をお迎えして、全校児童と職員で教えていただきました。また、保護者の方からわらをいただいたり、本年度講師に来ることができなかった方から素晴らしい松をいただいたりしました。

まず、講師の方から「やす」は山から降りてきた年神様にごちそうを供える器であることや、この地域でつくる正月料理(もちの種類、年取りの料理)などを教わりました。どんな魚を食べるか一つとっても、この地域と全く違っている地域のあることも教わりました。この日の前には、別の地域の方に本の読み聞かせで、正月料理を扱っていただいていて、子どもたちの間で、何をどう入れるかで、自分の保護者の郷里との違いなどがたくさん話題になっていました。

その後、「やす」と「しめ縄」を作りました。昨年初めてやすをつくった子どもたちも、もう手慣れたものです。中には5個の「やす」を作ってしまう6年生や、小さく締まった「やす」やしめ縄に挑戦する5年生もいました。講師の先生とともにつくっている子どもの姿がたくさん見られました。

<手慣れたものです>

<お互いに教え合いながら>

<講師の先生と一緒に>

<ALTの先生も一緒に>

<できたよ>

<いよいよお正月>

子どもたちは、1~2本ずつできあがった松飾りを持ち帰り、玄関に飾ることになりました。子どもたちが正月の伝統行事を、家族の一員として行っていることがたくさん感じられる瞬間でした。学校の玄関にも職員が松飾りを作り、いよいよ年神様が降りてきて、和合小にもお正月がせまってきました。

―和合小お仕事のお話を聞く会(11月21日(木))、お仕事体験会(12月6日(金)、大下条小学校とのマラソン大会(11月18日(金))、読書旬間(11月25日(月)~12月6日(金)― 

(1)和合小お仕事のお話を聞く会(11月21日(木))

多くの人と関わり、働く大人のすごさや大事にしていくことを考えたり感じたりすることや、「自分はこれからどんなことができるようになりたいか」「自分はどんな人になっていきたいか」などを自分で考え実現していくきっかけになるように、子どもたちと相談し、キャリア教育の一環として、「お仕事のお話を聞く会」「お仕事体験会」を行いました。

校長講話をきっかけとして、子どもたちは、自分のことを考え始めました。

「お話を聞く会」では、自分が興味関心のあるお仕事をしている方をお招きして、「どうしてその仕事をしようと思ったんですか?」「その仕事のやりがいや大変なことは何ですか?」「小学校の頃は何になりたいと考えていましたか?」などの質問をしていきました。

<おうちの方に質問で>

<たくさんお話をお聞きできました>

<始まる前にみんなで落語を聞かせていただきました>

<みんなで丸くなって感想発表>

当日は、自分のおうちの方をはじめ、和合地区の方、下伊那地域の方でお仕事をされている方に来ていただきました。子どもたちの希望でお招きしたので、和合の地域作りに携わっている方、和合で高齢者の方のデイサービス等の施設を運営されている方、給食センターでお仕事をしている方、落語を広げるお仕事をされている方、テレビ等で女優として活躍している方等、非常に色々な業種の方に来ていただきました。苦労したことや仕事の楽しさを含めて、たくさんのお話を聞かせていただくことができました。

(2)お仕事体験会(12月6日(金))

お話の会に来ていただいた方に加え、町の化石館でお仕事をされている方や、ラジオパーソナリティーの方にも来ていただき、そのお仕事をちょっと体験させていただきました。

<化石を商品にするためのクリーニング作業 ―わからないことはどんどん聞いてー>

<演技の勉強―自己表現って難しいなー>

<栄養士の先生とー塩分を取り過ぎないメニューの組み合わせは?―>

<伝統野菜のパッケージを考える―鈴ヶ沢なすが商品として売れるようにー>

<アナウンスの基礎を練習―相手にわかりやすくー>

<豆選り作業―大人も一緒に仕事体験―>

<落語家さんと小咄の練習―うまく言えなくて悩んだけど、言えたよー>

<高齢者の方とともにーお母さんの職場はこういう所だったんだー>

実際に体験することで、その仕事の楽しさを味あわせていただいたり、お話しながらその仕事の大変さを語っていただいたりと、身体を通して、感じることができる時間でした。

子どもたちは、「演技の学習をして、感情を表現するのはとても難しいし、人に分かるようにしなくちゃいけないと感じました」「お年寄りの方と関わって、はっきりと大きな声で伝えなければいけないこと、一人ひとりの状況が違うので、その人に合わせて話し方を変えなければいけないこと、みんなが笑うときには思い切り笑うことが大切だなって思いました」と、仕事の楽しさだけでなく、その難しさにも迫ろうとし始めました。これから、仕事する上で大事だなと思うことや、今回の学習を受けて「どんな人になっていきたいか」をじっくり考えていきたいと思っています。もちろん「全部の職業体験したかったな。来年できないかな」という声もたくさん。できたらいいなと思っています。

(3)大下条小学校とのマラソン大会(11月18日(金))

大下条小学校のマラソン大会に参加させていただきました。子どもたちは、みんな、自分の記録を少しでも縮めようとして頑張りました。順位もそうですが、「今日のタイムはどうだった?」と聞き自分の努力を実感しようとする姿や、たとえ自分の思ったような結果でなくても、マラソンに苦手感をもっていても、最後まで走りきる姿が印象的でした。

さらに、レース終了後、大下条小学校の子どもたちとたくさん話したり、笑ったりしている姿がありました。4月初めの交流の時の不安な様子から、ずいぶん柔らかく、たくましくなってきたなと感じられる姿でした。

<大下条の友だちとも同じような写真をみんな撮っていました>

(4)読書旬間(11月25日(月)~12月6日(金))

たくさんの本を読んだり、おすすめの本の紹介文に加えて、今回はおすすめの本を子どもと先生方とともに紹介し合う会があったり、一緒に読み聞かせし合う時間がありました。この本のいいところや面白いところを相手に伝えようと、本をしっかり選んだり、話し方を変えたり姿もありました。個人の読書の目標に沿って、読んだ本の題名を記入した葉っぱで埋まった「読書の木」ができました。本の好きな子どもたち。本を読んで、自分の感覚がさらに広がってくれたらいいなと思います。

<読み聞かせし合ったよ>

<なかにはオリジナル紙芝居を作って読み聞かせも>

<この本こんな所が楽しいよ―旬間のまとめ・本の紹介の会―>

<たくさん読み聞かせしてもらいました>

<読書の木が、読んだ本を書いた葉っぱでいっぱいになってきました>