(1)和合小お仕事のお話を聞く会(11月21日(木))
多くの人と関わり、働く大人のすごさや大事にしていくことを考えたり感じたりすることや、「自分はこれからどんなことができるようになりたいか」「自分はどんな人になっていきたいか」などを自分で考え実現していくきっかけになるように、子どもたちと相談し、キャリア教育の一環として、「お仕事のお話を聞く会」「お仕事体験会」を行いました。
校長講話をきっかけとして、子どもたちは、自分のことを考え始めました。
「お話を聞く会」では、自分が興味関心のあるお仕事をしている方をお招きして、「どうしてその仕事をしようと思ったんですか?」「その仕事のやりがいや大変なことは何ですか?」「小学校の頃は何になりたいと考えていましたか?」などの質問をしていきました。
<おうちの方に質問で>
<たくさんお話をお聞きできました>
<始まる前にみんなで落語を聞かせていただきました>
<みんなで丸くなって感想発表>
当日は、自分のおうちの方をはじめ、和合地区の方、下伊那地域の方でお仕事をされている方に来ていただきました。子どもたちの希望でお招きしたので、和合の地域作りに携わっている方、和合で高齢者の方のデイサービス等の施設を運営されている方、給食センターでお仕事をしている方、落語を広げるお仕事をされている方、テレビ等で女優として活躍している方等、非常に色々な業種の方に来ていただきました。苦労したことや仕事の楽しさを含めて、たくさんのお話を聞かせていただくことができました。
(2)お仕事体験会(12月6日(金))
お話の会に来ていただいた方に加え、町の化石館でお仕事をされている方や、ラジオパーソナリティーの方にも来ていただき、そのお仕事をちょっと体験させていただきました。
<化石を商品にするためのクリーニング作業 ―わからないことはどんどん聞いてー>
<演技の勉強―自己表現って難しいなー>
<栄養士の先生とー塩分を取り過ぎないメニューの組み合わせは?―>
<伝統野菜のパッケージを考える―鈴ヶ沢なすが商品として売れるようにー>
<アナウンスの基礎を練習―相手にわかりやすくー>
<豆選り作業―大人も一緒に仕事体験―>
<落語家さんと小咄の練習―うまく言えなくて悩んだけど、言えたよー>
<高齢者の方とともにーお母さんの職場はこういう所だったんだー>
実際に体験することで、その仕事の楽しさを味あわせていただいたり、お話しながらその仕事の大変さを語っていただいたりと、身体を通して、感じることができる時間でした。
子どもたちは、「演技の学習をして、感情を表現するのはとても難しいし、人に分かるようにしなくちゃいけないと感じました」「お年寄りの方と関わって、はっきりと大きな声で伝えなければいけないこと、一人ひとりの状況が違うので、その人に合わせて話し方を変えなければいけないこと、みんなが笑うときには思い切り笑うことが大切だなって思いました」と、仕事の楽しさだけでなく、その難しさにも迫ろうとし始めました。これから、仕事する上で大事だなと思うことや、今回の学習を受けて「どんな人になっていきたいか」をじっくり考えていきたいと思っています。もちろん「全部の職業体験したかったな。来年できないかな」という声もたくさん。できたらいいなと思っています。
(3)大下条小学校とのマラソン大会(11月18日(金))
大下条小学校のマラソン大会に参加させていただきました。子どもたちは、みんな、自分の記録を少しでも縮めようとして頑張りました。順位もそうですが、「今日のタイムはどうだった?」と聞き自分の努力を実感しようとする姿や、たとえ自分の思ったような結果でなくても、マラソンに苦手感をもっていても、最後まで走りきる姿が印象的でした。
さらに、レース終了後、大下条小学校の子どもたちとたくさん話したり、笑ったりしている姿がありました。4月初めの交流の時の不安な様子から、ずいぶん柔らかく、たくましくなってきたなと感じられる姿でした。
<大下条の友だちとも同じような写真をみんな撮っていました>
(4)読書旬間(11月25日(月)~12月6日(金))
たくさんの本を読んだり、おすすめの本の紹介文に加えて、今回はおすすめの本を子どもと先生方とともに紹介し合う会があったり、一緒に読み聞かせし合う時間がありました。この本のいいところや面白いところを相手に伝えようと、本をしっかり選んだり、話し方を変えたり姿もありました。個人の読書の目標に沿って、読んだ本の題名を記入した葉っぱで埋まった「読書の木」ができました。本の好きな子どもたち。本を読んで、自分の感覚がさらに広がってくれたらいいなと思います。
<読み聞かせし合ったよ>
<なかにはオリジナル紙芝居を作って読み聞かせも>
<この本こんな所が楽しいよ―旬間のまとめ・本の紹介の会―>
<たくさん読み聞かせしてもらいました>
<読書の木が、読んだ本を書いた葉っぱでいっぱいになってきました>