<成長を感じ、目標をもって次へ> -3学期終業式(3月17日(水))卒業証書授与式(3月18日(木))――

47日間の3学期が終わりました。子どもたちは、自分をふり返って、成長や課題をしっかり考えたり、次への目標をしっかり考えたりして、終業式で語ってくれました。

「目標にしたことは少しずつできてきたけど、もっと、自分が見本になれるように来年度頑張りたい」(1年女子)、「一人でも、もっといろいろなことができるようになりたい」(2年女子)、「まとめや復習がしっかりできた」(4年女子)、「漢字を連絡帳などで(普段)使って、目標の点以上を初めてとれた」(4年男子)、「自分で漢字など習ったことをたくさん使おうと努力できた」(4年男子)と積み上げた自分の成長やなりたい自分を語ってくれました。

さらに、来年度の児童会長(5年女子)は、通学路が変わって遠くなり、朝から多くの人が働いている様子を見ながら通うようになった。その中で地域の人に挨拶を自分からした時の気持ちよさを味わったことから、「児童会長として、みんなが挨拶を通して気持ちよくなる、そして地域の人とつながっていく、明るい和合小をつくっていきたい」と決意表明をしてくれました。とても頼もしさを感じました。

最後に6年生が、自分がいなくて、自分の代わりにたくさん支えてもらったことをたくさんあげて、「支えてくれて本当にありがとうございました」と感謝を述べていました。

子どもたちの語りが非常に温かく、感動的でした。また、一つステップを刻んでみんなで考え、強くなっていく和合小学校になってほしいなと思います。

 

そして翌日は卒業式。いよいよ6年生1名の旅立ちの時になりました。晴れの卒業式でしたので、授与の部分と、歌唱の部分のみマスクをとって、距離を取って行いました。

<卒業証書を受け取り、みんなへの感謝とこれからの決意を述べる>

<在校生の歌声から、和合小の伝統を受け継ごうという心意気を感じました>

<たくさんの人に見送られて>

8名の子どもたちと、8名の職員で、日々を大切にして充実した1年を過ごすことができました。本日、6年生1名はこの学校を立派に巣立っていきました。そして在校生7名全員が胸を張って進級します。保護者の方々、地域の方々にお支えいただき、子どもたちも、私たちも多くのことを学ぶことができました。

『邂逅』という言葉があります。「偶然の出会いを本物の出会いに」という意味だと教わりました。この子どもたちや皆様との出会いは偶然です。しかし、みんなでそれをかけがえのないものにしてきたのだと感じます。まだまだ、本当に子どもたちのことをよく見て、それに応じてやってこれただろうかと自問する部分もありますが、これからも、さらに子どもたちとともに、学校での、そして和合での毎日や、お互いの出会いをもっとかけがえのないものにしていけるよう歩んでいけたらいいなと思っております。