2月28日(火)、本校の玄関を入ってすぐ正面にお雛様が飾られました。1・2年生が並べ方を調べながら飾ってくれました。
3月1日(水)の朝は、2月28日(火)よりパワーアップしていました。(わかりますか?)
1・2年生が折り紙で作った「ぼんぼり」と「ひしもち」も飾られていましたよ!
「ひと足ひと足、山をも坂をも踏み越えよ」~西尾 實先生の母校~
和合っ子が楽しみにしている給食は、毎日、阿南町学校給食共同調理場で作っていただいています。先週2月24日(金)は本校6年生が考えた献立(和合米ブレンドごはん、鶏肉のマーマレード焼き、ビーフンサラダ、かき玉汁、みかん)の給食が出ました。
週が明けた2月27日(月)の5校時、6年生がこれまでの給食の感謝の気持ちを伝えようと調理場の栄養教諭の先生に来校いただきました。
最初に栄養教諭の先生から食についての思いや願いをお話しいただきました。
「You are what you eat.(あなたはあなたが食べたものでできている)」―栄養教諭の先生が大切にしている言葉を教えていただきました。毎日の食事の大切さがつまった言葉ですね。
その後、学級担任自作の「給食カード」を使った神経衰弱をしたり、食品に関するマークについて学んだりしました。
最後に、6年生から、栄養教諭の先生や調理場の皆さんへメッセージを送りました。
ちなみに、本年度の6年生のほとんどは卒業後に和合から離れてしまいます。阿南町の給食を食べられるのも残りわずか。一食一食、今まで以上に味わっていきたいと思います。
2月24日(金)は本年度最後となる学校公開日で、学習発表会を行いました。本年度は地域の方にもおいでいただき(3年ぶりです!)、体育館で実施しました。
☆6年「四次元ポケット大事件」
ある日突然、江戸時代にタイムスリップした6年生。社会見学で訪れた松本城の歴史にも触れながらの創作劇を発表しました。
☆1・2年「和合商店街 ゆめのお店にいらっしゃい!」
ステージ上に1・2年生が店長を務める3つのお店が並び(商品は手作り!)、和合商店街専用のお金でお買い物。図工や算数の学習が生きていました。
☆3・4・5年「ごんぎつね」
国語で学習した「ごんぎつね」を劇にして発表しました。長い台詞もしっかり言えて、一人一人が役に入りきっていました。
来校くださった方々の感想からー「6年の創作、楽しかったです。シナリオを自分たちで考えるなんて楽しいですね!」「1・2年のお店は全員参加で縁日みたいなのに、ちゃんと学習成果も入っていて、とてもよかったです」「『ごんぎつね』、感動しました。3人だけでもこんなにいい劇ができるのはすごいですね。よくがんばったと思います」等々。
周りから認めていただけることが、また和合っ子のエネルギーになっていくと思います。実りのある学習発表会となりました。
2月15日(水)、3月に出産予定の妊婦さんに来校いただき、全校で「いのち」について考える学習を行いました。この妊婦さんは、本校職員の実の娘さんです。
最初に、お腹の中にいる赤ちゃんのひいひいおじいさんとひいひいおばあさんの結婚写真から今につながっている「いのち」について考えました。(本校職員は「おじいさん」になりますね)
その後、一人ずつ、妊婦さんのお腹を触らせていただき、お腹の中の赤ちゃんの鼓動を聴診器で聞きました。お腹の中の赤ちゃんをびっくりさせないように、物音を立てずに静かに動き、お腹を触る前に手を温める和合っ子に優しさを感じました。
「あっ、動いたよ!」「雪が降っているような音が聞こえたよ」
そして、妊婦さんにいろいろ質問をして答えていただきました。「食事で気をつけていることはありますか?」(生ものは控え、甘い物も食べ過ぎないように心がけているようです)、「階段をのぼる時とおりる時はどっちがつらいですか?」(のぼる時は腹筋を使うし、おりる時はお腹で見えないし…手すりが頼りだとおっしゃってました)等々。
「私が生まれる時もお母さんは大変だったんだな」「ぼくは男だから体験できないけど、陣痛や食事とか大変なことがわかった」―振り返りの場面での児童の感想です。それを受けて、妊婦さんが「大変なこともあるけど、赤ちゃんを育てていくのが楽しみです!」と笑顔で話されたのが印象的でした。
自分や周りの人たちの「いのち」のつながりを肌で感じてくれたことと思います。「本物」に触れる貴重な時間でした。