図工で6年生は2種類の卒業制作に取り組んでいます。1つは個人用、もう1つは学校に残す作品です。後者については「巣箱」の制作に取り組んできた6年生。3月6日(月)、3つの巣箱が完成し、敷地内に取り付けました。
最近、和合ではシジュウカラやヤマガラがさえずり始めました。きっと住みかを探しているのでしょうね。この巣箱に入って、6年生の卒業を一緒に見届けてくれると嬉しいです。

「ひと足ひと足、山をも坂をも踏み越えよ」~西尾 實先生の母校~
3月4日(金)の朝の活動の時間は「ひなまつり集会」がありました。今回の集会は、3・4・5年の3名が企画・運営しました。
はじめに、みんなで『ひなまつり』の歌をCDに合わせて歌いました。そして「宝さがしゲーム」。3・4・5年生が校舎内の5つの教室に隠した宝を1人で2個探すというゲームです。職員も探すのですが、なかなか難しい…
宝は、ひなあられ入り袋。天秤を使って5gずつ計り(1つだけは大当たりの10g!)、人数分+α 用意したようです。
最後の振り返りでは、「宝探しが思ったより難しくて、探すのが面白かった」「よくあんな場所に隠したなぁと感心した」等の感想を一人一人が発表しました。みんなが笑顔になれた集会でした。
和合っ子が楽しみにしている給食は、毎日、阿南町学校給食共同調理場で作っていただいています。先週2月24日(金)は本校6年生が考えた献立(和合米ブレンドごはん、鶏肉のマーマレード焼き、ビーフンサラダ、かき玉汁、みかん)の給食が出ました。
週が明けた2月27日(月)の5校時、6年生がこれまでの給食の感謝の気持ちを伝えようと調理場の栄養教諭の先生に来校いただきました。
最初に栄養教諭の先生から食についての思いや願いをお話しいただきました。
「You are what you eat.(あなたはあなたが食べたものでできている)」―栄養教諭の先生が大切にしている言葉を教えていただきました。毎日の食事の大切さがつまった言葉ですね。
その後、学級担任自作の「給食カード」を使った神経衰弱をしたり、食品に関するマークについて学んだりしました。
最後に、6年生から、栄養教諭の先生や調理場の皆さんへメッセージを送りました。
ちなみに、本年度の6年生のほとんどは卒業後に和合から離れてしまいます。阿南町の給食を食べられるのも残りわずか。一食一食、今まで以上に味わっていきたいと思います。
2月24日(金)は本年度最後となる学校公開日で、学習発表会を行いました。本年度は地域の方にもおいでいただき(3年ぶりです!)、体育館で実施しました。
☆6年「四次元ポケット大事件」
ある日突然、江戸時代にタイムスリップした6年生。社会見学で訪れた松本城の歴史にも触れながらの創作劇を発表しました。
☆1・2年「和合商店街 ゆめのお店にいらっしゃい!」
ステージ上に1・2年生が店長を務める3つのお店が並び(商品は手作り!)、和合商店街専用のお金でお買い物。図工や算数の学習が生きていました。
☆3・4・5年「ごんぎつね」
国語で学習した「ごんぎつね」を劇にして発表しました。長い台詞もしっかり言えて、一人一人が役に入りきっていました。
来校くださった方々の感想からー「6年の創作、楽しかったです。シナリオを自分たちで考えるなんて楽しいですね!」「1・2年のお店は全員参加で縁日みたいなのに、ちゃんと学習成果も入っていて、とてもよかったです」「『ごんぎつね』、感動しました。3人だけでもこんなにいい劇ができるのはすごいですね。よくがんばったと思います」等々。
周りから認めていただけることが、また和合っ子のエネルギーになっていくと思います。実りのある学習発表会となりました。