盛大に 和合大運動会

朝方までは雨が降っていて心配された天気も、和合地区みなさんの普段の行いの良さと運動会へ向ける気持ちの強さで、朝6時にはすっかり上がりました。そして運動会が始まる8時半には、これ以上はないくらいの運動会日和となりました。子どもたちは今まで練習してきた成果を発表したり、地区の皆様と共に競技を楽しんだりしながら、充実した1日を過ごすことができました。
小学校のメインは、本校の伝統になっている一輪車の表現です。今日へ向かい、今年入学した1年生と転校してきた2年生二人は猛特訓を重ね、一輪車に乗れるようになりました。また、ほかの子どもたちもそれぞれ自分の技を磨き、上達しました。今年は子どもたちがストーリーを考え『恐竜の世界』を表現しました。小道具も力作です。大きな首長竜も登場しました。
 
後半はストーリーからはずれ、子どもたの技を発表しました。7人が気持ちとタイミングを合わせ、円になっての回転や1年生が中心になったプロペラの演技も大成功しました。
 
和太鼓も本校の伝統です。今年は地域講師に来ていただき、新しい曲に挑戦しました。子どもたちと職員が一体となり横笛やチャッパと当たり鉦も加え、見てくださる皆さんに迫力を感じていただき、自分たちも楽しみながら演奏することができました。
 
競技も楽しみました。かけっこ(短距離走)・関所破り・ジャンケン貯蓄・パン食い競争・マラソン…。大人も子どもも真剣にでも楽しみながら競いました。職員も地域の一員として協議に参加し、楽しませていただきました。
    
途中、子どもたちは応援団として、運動会全体を盛り上げました。
『集えば楽し 家も地域も みな和合』のスローガンの通り、参加した誰もが大いに楽しんだ和合大運動会。閉会式では全員で風船を空へ飛ばし、楽しかった一日を締めくくりました。
 
子どもたちが地域の中で活躍し、大人も子どもも一つになれるとてもステキな和合大運動会。大成功!!

運動会へラストスパート

運動会が迫ってきました。週末、また台風の接近で天気が心配されましたが・・・、予報を見れば、大丈夫そうです。晴れるハズ。(^o^)/
運動会当日へ向け、子供たちも職員も、毎日汗だらけになって練習してきました。当日は持てる力を十分に発揮して、歩き・走り・跳び・叫び・乗り・演じ・笑い・競い・協力する、そんな素晴らしい姿を見ることができると思います。皆さん、楽しみにしていてください。
そんな期待が膨らむ運動会の中で、小学校種目の見所を紹介します。
・入場行進・・・背筋を伸ばしてしっかりと並び、元気に手を振り足を上げて笑顔で歩きます。
・かけっこ・・・1年生からトラックコースを走ります。最後まであきらめずに走りきります。
・応援・・・地区ごとに団長が替わって応援します。胸を張り精一杯声を張り上げます。
玉入れ・・・2回戦目は先生たちが引いた玉の色によって点数が変わります。ドキドキしますね。
・一輪車劇・・・小学校の種目一番の目玉です。全員にそれぞれ見せ場があります。見てくださる皆さん、瞬きする暇はありませんよ。
・和太鼓・・・新曲に挑戦。「夏祭り」を演奏します。子どもたちが太鼓を渡り移動しながら演奏する場面もあります。
・校歌ダンス・・・地区の皆さん全員が踊れる校歌ダンスです。全員で輪になって踊りましょう。
当日の天気は子供たちのパワーで晴れること間違いなし、とは思いますがてるてる坊主の力も借りて備えたいと思います。
ぜひ、たくさんの皆様のご来校をお待ちしています。応援よろしくお願いします。そして、みんなで共に楽しみましょう。
  

日吉分校掃除

現在は休校となっている日吉分校へ年1回のお掃除に行ってきました。一部屋は地域の皆様が集えるようにきれいに整備され、診療所や集会所として使われていますが、残り2教室と講堂は、昭和60年に休校となったその日のままです。当時の児童の作品が飾られている壁、おつとめされていた先生のお名前が残っている教室の入り口・・・。歴史を感じながら、心を込めて磨き上げてきました。
   
1時間ほどで埃がとれ、すっかりきれいになりました。そこへブルーシートを敷き、みんなで円座になってお弁当を食べました。その後、学校から持ってきた「トントン相撲」や「オセロ」や「和合カルタ」で遊びました。「和合カルタ」は平成18年度の児童(今の子どもたちの先輩)が言葉を考え絵を描いた手作りカルタです。和合小の宝となるすばらしいできばえのカルタにみんなで感激しながら遊びました。
   
帰る前には「大事な分校がきれいにできてよかったです。」「昔の遊びが楽しかったです。」などの感想が聞かれました。和合小の歴史を知るよい機会になりました。

運動会へ向けて

本校の運動会は10月7日(日)です。地域の皆様の地区運動会と合同で行います。
今週から運動会特別時間割が始まり、運動会の練習も本格的に始まりました。
入場行進、一輪車の表現、校歌ダンス・・・
     
練習を積む中で、今年初めての「前へならえ」も練習しました。考えてみれば本校は全校7名。子どもたちは今までは横1列に並んでいたので、横並びは上手ですが、縦に並ぶ経験がなかったなあ、と職員は苦笑いしました。でもすぐに、1年生を含めてピシッと「前へならえ」ができるようになりました。

運動会まであと2週間。練習をしっかりがんばります。

稲刈り

学校田もおかげさまで稲がたわわに実りました。先週金曜日が稲刈りの予定でしたが雨で延期になっていました。今日は秋の日差しの下、絶好の稲かり日和となりました。田んぼの活動をささえてくださっている”チーム和合”の皆様に教えていただいたりお手伝いしていただいたりしながら、初めての子どもたちも手際よく刈っていきました。
    
稲を刈るより、束ねてワラで縛る方が難しいのですが、これも高学年のお家で田んぼのお手伝いをしている子たちを中心に、上手に縛っていきました。みんなの力が集結して、1時間かからないうちに、はざ掛けまで終わりました。今年は天候にも恵まれ、草取りも回数多くがんばったので??お米は上出来で収量も上がったようです。
 
10月には脱穀。その後はお世話になった皆様をご招待して収穫祭を計画します。

 

雨中遠足 がんばったよ!

全校遠足(社会見学)へ行ってきました。今年の目的地はヘブンスそのはらスキー場を通り萬岳荘(山小屋)まで。天気予報では午前中曇り、午後3時頃から雨の予報でしたが、ロープウェイ点検のため予備日がとれなかったことと朝は雨が降っていなかったので、決行!出発しました。
町のバスを運行していただきヘブンスへ到着。そこで萬岳荘の管理人さんが案内で同行してくださることになり、とても有り難かったです。まず、ゴンドラに乗りました。子どもたちは大興奮。ひとりも怖がる子はいませんでした。ぐんぐん上がっていき、雲の高さまで上りました。
 
ゴンドラの終着点はゲレンデです。記念撮影の後リフトに乗り継ぎました。初めてリフトに乗る子も上級生や職員と一緒に「せーのー。」で上手に腰掛けました。子どもたちは「まるで鳥になったみたい。」とはしゃいでいました。
 
リフトを降りてからは、片道1時間ちょっとの道を萬岳荘目指して歩きました。途中の展望台からは、遠く南アルプスが見えました。5年生の女の子は夏休みに、山のエキスパートのお父さんと一緒に南アルプスを縦走しています。「あそこの尾根をお父さんと歩いたんだよ。」と説明してくれました。
  
展望台を過ぎ、がんばって歩いているうちに、とうとう雨が降り出してしまいました。これも自然体験です。カッパや雨傘で雨をしのぎながらも、誰ひとり弱音を吐かず、がんばって萬岳荘まで歩き通しました。
 
気温は14度。さすがに雨に濡れて体は冷え、靴はビショビショになってしまい悲しかったのですが、同行してくださった管理人さんが閉まっていた山小屋を開け、ストーブまで焚いてくださいました。冷えた体が温まり、快適にお弁当をいただくことができ、また力がよみがえってきました。
 
帰り道も雨は止むことはありませんでしたが、歌を歌ったりクイズを出し合ったりしながら楽しく歩くことができました。「あれっ?帰りは早いなあ。」と言っている子もいました。

あいにくの雨になってしまいましたが、自然を満喫できた1日となりました。
ヘブンスそのはらの皆様、萬岳荘の管理人さん、ずっと駐車場で待ってくださってた町バスの運転手さん。たくさんの皆様に支えていただき、楽しく充実した1日を過ごすことができました。ありがとうございました。

昔を知る学習・学校公開(第3回)・PTA作業

今日は朝からの小雨模様で、午後に予定されていたPTA作業は中止の決定をしましたが・・・。
子どもたちは午前中は『昔を知る学習』を行いました。2校時は、地域講師の方においでいただき「和合の石仏」についてお話をうかがいました。大下条に近い地域からだんだんに川をさかのぼりながら石仏が作られてきたこと、地区によって祀られている石仏は違うということ、などを教えていただきました。
 
3校時は、学校の用務員さんが『昔の遊び』を体験させてくださいました。塩ビ管を利用し、障子紙で作った矢を飛ばす、手作り吹き矢です。昨年度の矢がまた改良されており、先に錘となる丸くぎがつけられていたので、すごく良く飛びました。子どもたちは夢中になって遊びました。錘がついたことで、人に当たると怪我をする恐れもあるので、順番に声をかけあいながら遊ぶ、というルールも学びました。
  
お弁当を食べた後、4校時は授業公開でした。全学年算数の授業を見てもらいました。1年生は担任の先生と「かさしらべ」。2年生は教頭先生と「九九」。3年生は担任の先生と「あまりのあるわり算」。練習問題の答え合わせはお父さんがやってくれました。5年生は担任の先生と「素数を見つける」。校長室では自分のペースで学びたい子どもたちが「かけ算の筆算」や「1000までの数」を自分で学びながら疑問点を聞くやり方で学習していました。都合のつく教師はみんなで子どもの学びを支える本校の学習の仕方をみなさんに見ていただくことができました。
   
そして・・・、授業が終わりの時刻にはなんと! 雨が上がってしまいました。午前中に作業の中止を決め地区内へアナウンスをしてしまったのですが、参観にきてくださった皆様が「できることをやろう。」と力強く言ってくださり、結局予定していたほとんどの作業を無事すませることができました。
   
とても充実した1日になりました。参観していただいた皆様、PTA作業を行ってくださった皆様、ありがとうございました。

台風21号の爪痕

台風21号は近畿地方に大きな被害をもたらしましたが、和合地区へは9月4日午後から夜にかけて接近し、ほぼ3日間和合地区が停電となる被害をもたらしました。
4日PM3:05。突然停電。夜8:00~11:00にかけて各携帯電話会社のサテライト基地局のバッテリーが切れて、携帯電話も使えなくなり、情報から遮断されてしまいました。和合小学校付近も小さな土砂の崩落があり、一時的に学校付近が全面通行止めになりましたが、大きなシャベルカーで、すぐに道の通行は確保してくれました。5日・6日は停電していたものの、道が通じており給食が提供できたこと、水道やトイレが使えたので、学校での授業を行いました。
6日PM7:00に停電が解消され、明るくなり、携帯が使えるようになり、テレビからの情報が得られるようになった時は本当に嬉しかったです。
日常生活のありがたさ、電気のありがたさを改めて感じたことと、日頃からの災害への備えの大切さを痛感し、見直すことができた機会となりました。

防災訓練

地震を想定した防災訓練を行いました。朝、「この場所にいたとき大地震がきたら、どうする?」「地震が来たとき、どうやって身を守る?」という投げかけでいろいろな場合やいろいろな場所を想定しながら考え合う事前指導を行いました。授業中・休み時間・教室にいたとき・体育館にいたとき・お家にいたとき・子どもだけでいたとき、など『自分の命は自分で守る』ことを基本にシミュレーションも行いました。
  
その後、休み時間に子どもたちは知らせないまま、緊急地震速報の音を鳴らし、避難訓練を行いました。体育館で遊んでいた子も教室にいた子も、それぞれ自分の身を守る行動がとれました。
その様子を阿南消防署の方に見ていただき、講評をしていただきました。それから、消火器の使い方を教えていただき、訓練用水消火器を実際に使ってみました。
  
これからも非通知のシェイクアウト訓練を重ねながら、瞬時の判断と日頃からの心構えを養っていきたいと思います。

クラブ 川上り

今年2回目のクラブ。子どもたちと話し合って、夏の川遊びのまとめもかねて『川上り』をしました。昨年度は川下の方へ川を下りましたが、今年は川上へ向かって出発。川の両岸の歩きやすい方を選びながら上っていきました。途中2回、川を渡りました。見た感じより川は深く流れもあり、職員がロープを渡し、つかまりながら安全に渡りました。担任にしっかり守られ、体の小さな1年生も全行程を楽しむことができました。川岸の大きな石を上ったり、石と石の間を通ったりしながら、道ばたとは違う風景を楽しむことができました。
8月も終わると川の水はすっかり冷たくなり、みんなの大好きな川遊びもできなくなります。今日は、思う存分川を楽しみ、いいまとめになりました。