2年生の女の子が「校長先生、ブレスレットとネックレスと王冠のどれがいいですか?」と尋ねてきました。「どれもいいなぁ…王冠!」と答えると、少し経ってから「はい、どうぞ」と立派な王冠を届けてくれました!
おまけに、「光る石です」と石も持ってきてくれました。
和合には子どもたちにとって“お宝”がたくさんあります。
校長室にもきっと幸運が舞い込んでくると思います。
「ひと足ひと足、山をも坂をも踏み越えよ」~西尾 實先生の母校~
5月18日(水)の朝の活動の時間は校長講話でした。読書旬間にちなんで、『桃太郎は盗人なのか?ー「桃太郎」から考える鬼の正体ー』(倉持よつば著)の紹介をしました。
この本は、2018年度「図書館を使った調べる学習コンクール」で文部科学大臣賞を受賞した倉持よつばさん(当時小学5年)の研究が書籍化されたものです。
よつばさんは、ある本で福沢諭吉や芥川龍之介といった著名人が「『桃太郎』は盗人である」と述べていることを知り、「正義の味方の桃太郎のことをそんなふうに言うなんて…」と疑問を持ちます。
疑問を解決するために、学校の図書館だけではなく、地域の図書館にも出向き、図書館司書の方々にも紹介していただきながら「桃太郎」の本をたくさん読みまとめていくよつばさん。1つの疑問を解決すると、そこから新たな疑問がわき、さらにそのことを追究していきます。
自分の好きな本を読む読書も素敵ですが、疑問に思ったことや気になることをとことん調べる読書にも興味を持ってもらえればと思います。
5月12日(木)に田植えを行いました。当初の計画では5月20日(金)に行う予定でしたが、今年は苗の生育が早く(写真でわかりますか?)そこまで引き延ばすことが難しいことに加え、今週後半と来週前半の天気予報が芳しくないことから、急遽予定を変更しました。
朝の活動の時間から田んぼへ移動し、植え方のポイントを確認して早速田植えを開始。高学年と低学年が交互に並び、お互いの様子を確認し合いながら、自分が担当する列を進んでいきました。
作業中にも、田んぼの中でも場所によって水温が違うことに疑問をもったり、もみから発芽した苗の特徴を観察したり、昔の田植え歌に関心をもったりする声が聞こえてきました。「米作り」から学びをつなげていく和合っ子。
植える方もコツをつかみスピードアップ。1時間ほどで、雨に降られることなく終えることができました。