和合の歴史にふれる学習

代々和合の庄屋さんだった歴史を持ち、「念仏踊り」を和合に伝承した「宮下家」の28代当主にあたる宮下金善さんが、今もお家に残っている古文書や、和合地区や念仏踊りがNHKーBSの取材を受けた時のTV番組の映像を子どもたちに紹介しながら、和合の歴史についてのお話をしてくださいました。
お家に残っている古文書の1番古い物は、織田信長が本能寺の変で亡くなった頃のもので、馬の病気や治療の薬について書かれているものだそうです。また、江戸時代の通行手形や、大正時代に代用教員として勤務していた15,16歳の青年が自学のために書いた豆本などを見せてくださいました。
目の前で語られる和合に関する歴史のお話に子どもたちも強く興味を持ち、真剣にお話を伺っていました。今週は『念仏踊りの練習』もありますが、今まで以上に「昔」を意識して取り組むことができそうです。
   

救命法講習会

夏休みも間近になってきました。「自分の命は自分で守る」と共に「人の命を守るために自分ができること」を学ぶ機会として、本校では救命法講習会に児童も参加します。今日は、阿南消防署から講師を2名お迎えして、職員と児童が参加して救命法講習会を行いました。まず、和合で生活するために必要な知識として、獣に遭遇したときどう対応すれば良いか、暑い夏の熱中症対策、などのお話を伺いました。次に、倒れている人を見つけたときどう対応すれば良いかについてお話を伺った後、人形を使って人工呼吸と胸骨圧迫マッサージの方法を体験しました。でも、子どもは力が足りないので自分でやろうとせず、まずは大人に知らせることと大人の指示を聞いて自分にできることをお手伝いすることが大事だと教えていただきました。
  
児童は1時間参加で下校し、その後職員でみっちりと続きの講習を受けました。実際にあった状況から、自分はどう動いたら良いか、等のシミュレーションも体験しました。職員は3時間の講習修了の証として「普通救命講習Ⅰ終了証」をいただきました。
 
学校管理下で児童の命を守ることはもちろん、自分たちの生活の中でもしも倒れたいる人を発見したときは、勇気を持って救命にあたりたいと思います。

5年生 元気に帰校

5年生2名が、1泊2日の日程を終えて、元気に帰ってきました。バス酔いも船酔いも無く、しっかり勉強して存分に楽しんできたようです。
トヨタ自動車工場の見学と、そこで働く方々の仕事の模擬体験。伊良湖岬小学校5年生との交流。日間賀島へ渡り魚つかみや海水浴、タコの日物作り体験。セントレア国際空港の見学。名古屋市水族館の見学。
実際に目で見て触れて体験できた学びは大きいと思います。学校で待っていた1~4年生にも、お土産話をしっかり聞かせてくれることでしょう。
      

 

留守を守る ジャガイモ収穫

5年生が留守の2日目。今日は3.4時間目にジャガイモの収穫を行いました。
さて、どのくらい収穫できるのか?楽しみにしながら、まずはマルチをめくり、畝の端から順々に掘りあげていきました。子どもたちは小さなスコップで、職員は鍬や大きなシャベルで掘りました。そしたら、でるわでるわ・・・。大きなジャガイモがゴロゴロ出てきました。豊作です。汗をいっぱいかきながらコンテナ4杯分のジャガイモが収穫できました。
   学校へ戻り、さっそくゆでて食べました。給食の後でも、いくつでも食べられちゃうくらい美味しかったです。(^o^)/
どうやってみんなで食べようか、また、みんなで相談して決めていきます。

 

留守を守る 太鼓と田の草取り(3回目)

朝、5年生が出発したので、これから3日間は1~4年生での学校生活です。頼りになる5年生がいなくて困っちゃうかな?寂しい学校になるかな?なんて心配していましたが、全く大丈夫でした。5年と一緒に放送当番をしている1年生が自分から職員室へ来て、朝の放送の原稿を書き、放送室で機械操作をして、ちゃんと放送を流してくれました。責任を持って自分に与えられた仕事を自分で行う姿にビックリヽ(゜∀゜)するやらうれしいやら・・・。
 
4時間目は和太鼓の練習。5年生が帰ってきたらビックリするくらい上手になっておこうと、地域講師の方から新しい打ち方を教えていただいて、ちゃんとマスターしてしまいました。
 
午後は最後の田の草取り。7月になると草より稲の方が大きく育つので、今回が草取りの最後になるそうです。田んぼにはびこりる3種類の草を教えていただきました。
 セリ(大きくなりすぎてもう食べられない)
 
葉の形がキツネの顔みたいなオモダカ。大きくなると白いかわいい花が咲く。
 丈は低いけれどびっしり生えるコナギ。
田んぼに入ってみると、この3種類の草がたくさん生えていました。稲の株の周囲を手ですくいながら、丁寧に草取りをしました。
 
田の中の草取りが終わると、土手の草刈りと草片付け。働き手の5年生がいない分をカバーして余りある1~4年生の活躍ぶりでした。
 
2時間過ぎる頃は、学校田は見違えるほどきれいになりました。次の田んぼの活動は9月の稲刈りです。収穫が楽しみです。

5年生のいない3日間/田原市交流・臨海学習へ出発

朝5:15。5年生2名が元気に田原市交流・臨海学習へ出発しました。大下条小学校でバスに合流し、阿南町内4校の5年生が合同で行う行事です。田原市の交流先小学校の5年生と交流したり、日間賀島で海辺の生活に触れたり、トヨタ自動車工場を見学したりと盛りだくさんですが、しっかり楽しみ勉強して元気に帰ってきてくれることでしょう。今日から3日間、頼りになる本校最高学年の5年生が留守になります。ちょっと不安だけど・・・こっちも残ってるみんなで頑張ります。
 

水泳学習 始まりました(^o^)

本校の水泳学習は町のB&G屋内プールをお借りして行います。みんなで掃除した学校プールの水源は山の水なので、水温が上がらないため、夏休みのプール開放日に使います。今日はそのB&G屋内プールに出向いて、今年はじめての水泳学習を行いました。子どもたちは水泳が大好き。みんな楽しみにしていたようです。3.4.5年生は昨年度しっかり泳ぎ込み、みんな25メートル以上泳げるようになりました。「今年はもっと長い距離を泳げるようになりたい。」「クロールだけでなく他の泳ぎ方もできるようになりたい。」など今年の目標を持ちました。低学年の子どもたちは「たくさん泳ぎたい。」「上手に息継ぎできるようになりたい。」等の目標を発表してくれました。
準備体操・水慣れをした後は、泳ぎのレベルごとに分かれて、それぞれ担当職員がついて学習に取り組みました。2サイクル泳ぎ込んだ後は、お楽しみの時間もありました。
    
これから8月まで、週2回ほどB&Gのプールをお借りして水泳学習を重ねていきます。どのくらい目標に近づけるか、成長が楽しみです。

自然体験教室(キャンプ)2日目

心配していた雨が、夜中からポツポツ落ちてきました。職員は夜中にテントの外へ出て雨の様子をうかがいながら「大丈夫かな?これ以上ひどい降りになったらバンガローへ撤収するか。」何て話を数回行いましたが、テントの中まで雨がしみ込んでくる様子はなかったので、そのままテントの中で一晩過ごしました。(子どもたちはみんなぐっすり朝まで眠れたようです。)
子どもたちが起き出す6時頃には、雨は上がっていましたが、天気予報で雲の動きを読むと9時頃からは土砂降り??雨が降る前に、できることをやってしまおう、と予定をどんどん繰り上げて進めました。
そうはいっても、体を起こすためにまずは朝の会とラジオ体操。そのあと、急いでテントの撤収。(雨の中の撤収になったら大変!)
   
その後、いつ雨が降り出してもいいように屋根の下で朝食作りと朝食。今朝のメインメニューは、子どものお家から差し入れでいただいた和合産平飼い鶏の産みたて卵。それぞれ好みで目玉焼きにしたり、卵かけご飯にしたり、贅沢に昨日の残りのカレーにトッピングしたり…と、とても美味しくいただきました。
    
朝食も済み一息ついていた頃、いよいよ雨が本降りになってきました。この後予定していた“ちゃづけさん”によるネイチャーゲームも開始時刻を早めていただきました。雨の中でも自然に十分親しめる活動を準備してきてくださいました。①聴診器を使って自然の音を聴く活動 ②虫眼鏡でじっくり自然を見つめる活動 ③目を閉じて自然の音と雰囲気を紙に表現して発表し合う活動 を体験させていただきました。
   
しっかり自然と親しんだ自然体験教室も予定していた活動をすべて終えることができました。まとめの会では子どもたちからも職員からも「みんなで協力して、楽しい時間が過ごせました。めあてが達成できました!!。」という見返しの声が上がりました。
快晴の2日間ではなく、雨の中での活動もありましたが、臨機応変に動くことも、また勉強になりました。ネイチャーゲームでは、普段は見ない雨の中の自然と向き合うこともできました。
 
雨のため各活動は予定した時刻と大きく変わってしまいましたが、快く変更に対応してくださった関係の皆様(キャンプ場の管理人さん・送迎してくださった皆様・ちゃづけさん 等々)に支えていただき、自然体験教室は大成功でした。ありがとうございました。

 

自然体験教室(キャンプ)1日目

 

いよいよ自然体験教室当日となりました。朝方まで強い雨が降っていましたが、登校時刻にはすっかり雨もあがりました。自然体験教室では川遊びも予定していましたが、川の増水とキャンプ地の地面が湿っていることが予想されたため、日程を入れ替えて午前中は学校で「木の人形作り」を行いました。学校の用務員さんが講師となってくださり、木の手触りとぬくもりを感じながら、鉄棒する人形を作りました。
   
昼食は体育館で、持ってきたお弁当を全員で輪になって食べました。4年生の女の子は、自家製小麦粉を使って手作りのパンを焼いてきてくれました。みんなに美味しく食べてほしいと、早起きして朝5時から仕込み、自然教室開始直前に焼き上げ、持って登校してきてくれたので、お昼の時間もまだ温かい焼きたてパンでした。みんなでとても美味しくいただきました。
 
お腹は満腹になり、外もいい具合に乾いていたのでいよいよ「むくの里キャンプ場」へ出発。到着後、はじめの会を行い、子どもたちが考えた『安全・準備・協力で みんな一緒に 楽しもう!』というめあてを確認して、一致団結するために、和合小伝統の「団結踊り」で子どもたちも職員も一体となりました。
 
気持ちも高まり、はじめの活動はテント張りでした。事前に学校でテントを組み立てたり片付けたりする練習をしてきたので、みんな自分で考えて、手際よく動くことができました。30分ほどで2棟のテントが出来上がりました。夜中の雨が心配されたので、テントの周りに溝も掘りました。
   
テント張りがスムーズに済み、時間の余裕が生まれたので、夕食作りまではフリータイム。空き缶が1個あればみんなで夢中で遊べる「缶蹴り」をしました。さんざん走り回って遊んだ後は、パイナップルのおやつタイム。
 
そして夕食作りです。学年や自分にできることに応じて、相談して決めてあった役割分担で、どんどん調理に取りかかりました。野菜を洗う、包丁を使う、火をおこす…、和合小の子どもたちは家でもしっかりお手伝いをしているので、調理もお手の物です。
   
飯ごうのご飯が美味しく炊きあがり、おかずも出来上がりました。今日もメニューは『カレー・肉じゃが・サラダバイキング・すいか』です。お待ちかねのディナータイムにみんなにこにこ顔(^o^)。食後は大人はコーヒータイムの時間もとれました。
   
キャンプファイヤーまでにまた時間が生まれたので、本日2回目のフリータイム。木登りをしたり、木の棒を剣に見立ててチャンバラが始まったり、静かにお花の冠を編んだり…。それぞれに楽しい時間を過ごしました。
   
そうこうしているうちに、辺りもいい具合に暗くなり始め、キャンプファイヤーの時間となりました。今年は山から“火の女神様”がおいでくださり、子どもたちそれぞれに「幸せの火・友情の火・平和の火・元気の火・勇気の火・命の火・やさしさの火」を授けてくださいました。その火をみんなでメインファイヤーへ点火。火は大きく燃え上がりました。そのキャンプファイヤーを囲んで、フォークダンスや校歌ダンスを踊りまくりました。疲れてへとへとになった頃は、すっかり暗くなり、花火の時間。みんなで夢中になって楽しみました。 最後は全員で手を繋ぎ「今日の日はさようなら」を歌いながら心を落ち着けて1日を振り返りました。
   
自然教室1日目。無事終了。

 

もういくつ寝ると…自然体験教室

あと3日でみんなが楽しみにしている自然体験教室(キャンプ)です。活動内容を考えたり、夕食朝食のメニューを考えたり、役割分担を決めたりしながら、準備を進めてきました。今日は、テントの張り方や片付け方の確認と、キャンプファイアーのリハーサルやフォークダンスの練習をしました。準備万端。あとは気持ちよく晴れるのを待つばかりです。