田起こし

4月13日(火)の「もみまき」に続いて、田植えに向けた「田起こし」作業を4月23日(金)に行いました。学校から少し離れた場所にお借りしている田んぼへ、全校児童と職員が向かいました。

最初に地域の方からやり方を説明いただきました。田んぼは、昨年度の稲刈り後、手は入っていません。田植えの季節を伝えるために、土を起こしてあげるのです。

横に一列に並んで、土起こしのスタート!

てこの原理を使えば、そんなに力を入れなくても耕せることがつかめてきました。

どの子も真剣に取り組んでいます。

だんだんとゴールが近づいてきました。

小一時間で一面をやりきることができました。

作業後のふり返りでは、「疲れたけど、楽しかった!」の声が聞かれました。天候にも恵まれ、みんな充実の笑顔です。

1年生を迎える会

4月22日(木)の児童会の時間に「1年生を迎える会」を行いました。5・6年生が計画を立て、職員を含めた全校で楽しい時間を過ごしました。

進行やゲームの説明を、子どもたちで進めました。

【ゲーム① バースデーチェーン】

声を出さずに、4月から誕生日順に1つの円をつくるゲームです。全員で協力して1分30秒でクリアできました!

【ゲーム② カモーン】

3チームに分かれ、「関所」の人とジャンケンをし、勝ったら次の人と交代、負けたら、「カモン!」と言ってチームのみんなを呼び、全員で関所の人を周りをまわってスタートラインに戻り、また繰り返すゲームです。関所の人になかなか勝てず、「カモン!」の呼び声が何回も聞こえ、大接戦でした。結果発表では、思わず「バンザイ\(^o^)/」

【ゲーム③ パイプライン】

半分に割った竹をチームでつなげながら、ピンポン玉(4個)をゴールにあるバケツまで運ぶ速さを競うゲームです。途中で落としたらはじめからやり直し。慌てすぎて、バケツに入れる所で外れてしまうことも多く、歓声が沸きました。

会の最後の振り返りでは、会を進めた児童から、「準備とか大変だったけど、みんな楽しそうにやってくれたので、嬉しかったです」という感想が発表されました。周りの人が喜んでくれていることを自分の喜びとして感じられる子どもたちの心の育ちを頼もしく感じます。

春の交通安全教室

4月19日(月)、春の全国交通安全運動に合わせ交通安全教室を行いました。

実際に自転車走行を練習することにより、「危険」を理解し、交通事故から身を守ろうとする姿勢や意識を養うことが目的です。

学校を出てすぐの所は坂が急で道幅も狭いので、自転車には乗らないことを確認しました。

川への転落防止のため、自転車の走行も歩行も山側を通行します。

学区内の『子どもを守る安心の家』へ「おねがいします」の挨拶をしました。

指導いただいた駐在所長さんからも「安全にできました」とほめていただきました。

学校長からは、“あそこから車が出てくるかもしれない”と考える「“かもしれない”運転を心がけましょう」と話がありました。

4月は、避難訓練もあり、自分の命を守ることについて考え体験する機会が何度もありました。事故やケガのない1年がおくられることを願います。

 

第1回学校公開

4月16日(金)は、本年度1回目の学校公開日でした。

授業参観には、元保護者の方がみえたり、複式で同時に2学年見られない担任の補助を自ら買ってくださったり、我が子とは違う学級の授業も参観されたり等、地域で子どもたちを育てようとする場面が多く見受けられました。

担任が1年生のひらがなを指導している隣で、保護者の方が2年生の音読のチェックをしています。

3・4年の学級では、国語「きつつきの商売」の読みを工夫して発表しました。

5・6年の学級では、道徳を行い、保護者の方と一緒に考えました。

 

授業参観後は、学級懇談会、PTA総会、学校運営委員会と続き盛り沢山でしたが、本年度の方向を全体で確認し合うことができました。

 

もみまき~米作り学習 スタート!~

4月13日(火)、小雨交じりの天候の中ではありましたが「もみまき」作業を行いました。学校の田んぼだけでなく、和合地区の苗を作るので、子どもや職員だけでなく、保護者を含む地域の方々との活動となりました。地域の方々にいろいろと教わりながら、充実した体験学習ができました。

「シートにしっかり水をかけるよ」

 

「もみまき機をタイミングを見ながら回すよ」

 

「ふりかけのようにもみをまこう」

 

「きれいにもみがまかれているね」

 

「ていねいに土をかぶせよう」

 

「板をすべらせて土を平らにするよ」

 

「力を入れすぎないのがコツだね」

 

「大切に苗を育てていくよ」

 

「大成功!」

 

これから1年を通して、全校で米作り学習を行っていきます。

 

春の避難訓練

 

4月8日(木)、本年度1回目の避難訓練を実施しました。

今回は、校舎内から火災が発生する状況を想定し、全員が確実に避難することがねらいです。

「お・は・し・も」を守って校庭へ避難してきた子どもたち。「出火場所はどこでしたか?」と訪ねると、「ランチルーム」としっかり答えました。緊急時でも指示をしっかりと聞くことができていました。

和合小学校は、消防車が到着するまでに20分以上はかかってしまいます。ですので、職員による初期消火活動が不可欠となります。避難後の係活動では、消火係の職員が放水訓練を行いました。

 

訓練終了後、校舎内での安全確認を行いました。体育館で遊んでいる時に地震がきたら…。校舎内の危険注意箇所は…。命に関わる話を、子どもたちは真剣に受け止めていました。

 

4月7日(水) なかよし集会

4月7日(水)~16日(金)の期間を、職員も含めて全校がよりよい人間関係を築くことをねらいとして、「なかよし週間」と位置づけています。その初日となる7日(水)の朝活動の時間に、体育館で「なかよし集会」を行いました。

新入生のやりたいことを聞きながら、上級生が内容を考えました。最初に自己紹介をし、凍り鬼とドッジボールを行いました。

[自己紹介]

[凍り鬼]

[ドッジボール]

30分弱の時間でしたが、職員も一緒に動き回り、最後のふり返りでは、みんなが笑顔になりました。

期間中、新任職員や新入生・転入生のプロフィール紹介、交流給食等も行っています。

お互いに信頼関係を築いていくことが、これからの本校の教育活動の原動力になると考えます。

令和3年度入学式

 

4月6日(火)、和合小学校としては、2年ぶりの入学式を行いました。元気な新入生が1名入学しました。

 

6年生のお姉さんが、お祝いのリボンをつけてくれました。

在校生全員から、歓迎のメッセージが贈られました。

本年度は、各学年に児童が在籍し、全校児童9名でスタートします。コロナ禍でも萎縮することなく、「児童も職員も笑顔になる学校」を目指します。

親子山村留学学校見学・体験等の一時停止期間について

現在、本県においても、まだまだコロナウィルス感染防止が十分ではない状況です。そこで、現在一旦停止している親子山村留学に関する見学希望や、体験等の停止期間をは、5月いっぱいまでといたします。ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

なお、学校の様子についての電話でのお問い合わせは、引き続き行っております。

阿南町立和合小学校

<成長を感じ、目標をもって次へ> -3学期終業式(3月17日(水))卒業証書授与式(3月18日(木))――

47日間の3学期が終わりました。子どもたちは、自分をふり返って、成長や課題をしっかり考えたり、次への目標をしっかり考えたりして、終業式で語ってくれました。

「目標にしたことは少しずつできてきたけど、もっと、自分が見本になれるように来年度頑張りたい」(1年女子)、「一人でも、もっといろいろなことができるようになりたい」(2年女子)、「まとめや復習がしっかりできた」(4年女子)、「漢字を連絡帳などで(普段)使って、目標の点以上を初めてとれた」(4年男子)、「自分で漢字など習ったことをたくさん使おうと努力できた」(4年男子)と積み上げた自分の成長やなりたい自分を語ってくれました。

さらに、来年度の児童会長(5年女子)は、通学路が変わって遠くなり、朝から多くの人が働いている様子を見ながら通うようになった。その中で地域の人に挨拶を自分からした時の気持ちよさを味わったことから、「児童会長として、みんなが挨拶を通して気持ちよくなる、そして地域の人とつながっていく、明るい和合小をつくっていきたい」と決意表明をしてくれました。とても頼もしさを感じました。

最後に6年生が、自分がいなくて、自分の代わりにたくさん支えてもらったことをたくさんあげて、「支えてくれて本当にありがとうございました」と感謝を述べていました。

子どもたちの語りが非常に温かく、感動的でした。また、一つステップを刻んでみんなで考え、強くなっていく和合小学校になってほしいなと思います。

 

そして翌日は卒業式。いよいよ6年生1名の旅立ちの時になりました。晴れの卒業式でしたので、授与の部分と、歌唱の部分のみマスクをとって、距離を取って行いました。

<卒業証書を受け取り、みんなへの感謝とこれからの決意を述べる>

<在校生の歌声から、和合小の伝統を受け継ごうという心意気を感じました>

<たくさんの人に見送られて>

8名の子どもたちと、8名の職員で、日々を大切にして充実した1年を過ごすことができました。本日、6年生1名はこの学校を立派に巣立っていきました。そして在校生7名全員が胸を張って進級します。保護者の方々、地域の方々にお支えいただき、子どもたちも、私たちも多くのことを学ぶことができました。

『邂逅』という言葉があります。「偶然の出会いを本物の出会いに」という意味だと教わりました。この子どもたちや皆様との出会いは偶然です。しかし、みんなでそれをかけがえのないものにしてきたのだと感じます。まだまだ、本当に子どもたちのことをよく見て、それに応じてやってこれただろうかと自問する部分もありますが、これからも、さらに子どもたちとともに、学校での、そして和合での毎日や、お互いの出会いをもっとかけがえのないものにしていけるよう歩んでいけたらいいなと思っております。