10月の大下条交流・体力テスト

10月の大下条交流は第2回目の体力テストと各学年の授業でした。大下条小に到着し、朝の会を各クラスで済ませた後、体育館に集まり縦割りの班ごとに分かれて体力テストを行いました。反復横跳び・長座体前屈・握力・50M走・立ち幅跳び・ソフトボール投げの記録をとりました。第1回目よりいい記録が出ているか、ちょっと不安げな顔もしていましたが…全力で取り組んでいました。

体力テストの後は、各学年に分かれて普通の教科を同学年の友達と一緒に勉強しました。和合小では1学年1.2人なので、どうしても同年齢の友達と関わったり考え会ったりする機会が少なくなってしまうので、このように十数人の同年齢の友達の中で学ぶ機会を大切に考え、意識してとっています。
子どもたちも、月1回のペースで行っている交流学習で沢山のお友達を得て、とても楽しそうでした。
 

手作業で籾すり その2

手作業で挑戦している籾すり。前回はすり鉢とソフトボールを使ってやってみましたが、なかなかはかどらず、根気と時間が必要なことがわかりました。もっと効率のよい方法はないか再度調べたところ…滑り止めゴムマットとゴム手袋で出来るという方法を発見。今日はその方法でやってみました。
滑り止めゴムマットをまな板に巻き、木の板にゴム手袋をかぶせやってみました。凸凹のゴム同士の摩擦を利用して籾が剥け、玄米になりました。
しかし、どちらの方法でも思ったようにはかどらず、結局剥けた籾殻を息や団扇で少しずつ飛ばし、残った玄米はピンセットで仕分けるしかない、という結論に達しました。
時間はかかるけど、根気と忍耐で、頑張って手作業の籾すりを続けます。
  

 

籾すりも手作業で?

昨日脱穀した学校田のお米。地域講師の方が籾すりを行ってくださいますが、手作業にこだわってきたお米なので、せっかくなら籾すりや精米も体験したいね、と1升ビンに半分ほど残しておきました。さっそく5年生がインターネットで「手作業の籾すり」を調べてくれたら、すり鉢と軟式野球ボールでできることがわかり、チャレンジしてみました。
 
学校には軟式野球ボールがなかったので、ソフトボールで代用。早く擦りあげたくて沢山入れたらうまくいかない。もう一度ネットで調べてみると「1回に一つまみ」「忍耐で頑張る」と書いてある。なるほど…。一つまみにしたら、玄米が顔を出してきました。でも、籾殻と玄米の選別がうまくいかないし、本当に忍耐が必要(少しずつしかできないので、学校に残したお米を玄米に擦るには何時間もかかってしまう)だと実感しました。そこで、足踏み脱穀機のように、昔の道具がないか資料室を見に行くと…ちゃんとありました。籾すり臼と玄米もみ選別機です。残念ながら籾すり臼は大量に擦る時用いる大きなもので、且つ古すぎて使えない。しかし、玄米もみ選別機は使ってみました。これもお米の量が少なすぎて、今回は使えない。
 
残したお米全部を籾すりするにはまだ時間がかかりそうですが、がんばります。

 

脱穀

地域講師に教えていただきながら手作業にこだわってきたお米作り。今日は脱穀です。1年に1度、資料室から「足踏み脱穀機」が登場して大活躍します。そして、地域講師の方がもう1台持ってきてくださった足踏み脱穀機もお借りし、新旧2台をフル回転させて脱穀が始まりました。
昨年度の経験者3人の子は手慣れた様子でしたが、今年初めての子たちは「足で踏んで回転を上げるのが、見ているより力が必要なんだ。」「稲もしっかり持っていないと巻き込まれちゃう。」と言いながらも、どんどんコツをつかんで、上手になっていきました。
 
足踏み脱穀機を使うと、どうしても回転に巻き込まれてしまい上手に籾が外れない稲が出てきます。その稲を集めて、木槌でたたいて籾を外すことも教えていただきました。また、大切に育てたお米を一粒も無駄にしないように、みんなで外れた稲を拾い集めました。
 
足踏み脱穀機で一通り籾が外れた後は、唐箕を使い籾とゴミを分けました。風の力で軽いゴミを飛ばすこと、重い籾と軽い籾の2種類に分けられることを教えていただき、唐箕を開発した昔の方の知恵に驚きました。(唐箕は優れ物です!)
 心を込めて育ててきた米作りもいよいよ終盤です。きょうの籾は31日に収穫祭をして、お世話になった皆様をご招待します。皆様と一緒に新米を味わうのが楽しみです。

盛大に 和合大運動会

朝方までは雨が降っていて心配された天気も、和合地区みなさんの普段の行いの良さと運動会へ向ける気持ちの強さで、朝6時にはすっかり上がりました。そして運動会が始まる8時半には、これ以上はないくらいの運動会日和となりました。子どもたちは今まで練習してきた成果を発表したり、地区の皆様と共に競技を楽しんだりしながら、充実した1日を過ごすことができました。
小学校のメインは、本校の伝統になっている一輪車の表現です。今日へ向かい、今年入学した1年生と転校してきた2年生二人は猛特訓を重ね、一輪車に乗れるようになりました。また、ほかの子どもたちもそれぞれ自分の技を磨き、上達しました。今年は子どもたちがストーリーを考え『恐竜の世界』を表現しました。小道具も力作です。大きな首長竜も登場しました。
 
後半はストーリーからはずれ、子どもたの技を発表しました。7人が気持ちとタイミングを合わせ、円になっての回転や1年生が中心になったプロペラの演技も大成功しました。
 
和太鼓も本校の伝統です。今年は地域講師に来ていただき、新しい曲に挑戦しました。子どもたちと職員が一体となり横笛やチャッパと当たり鉦も加え、見てくださる皆さんに迫力を感じていただき、自分たちも楽しみながら演奏することができました。
 
競技も楽しみました。かけっこ(短距離走)・関所破り・ジャンケン貯蓄・パン食い競争・マラソン…。大人も子どもも真剣にでも楽しみながら競いました。職員も地域の一員として協議に参加し、楽しませていただきました。
    
途中、子どもたちは応援団として、運動会全体を盛り上げました。
『集えば楽し 家も地域も みな和合』のスローガンの通り、参加した誰もが大いに楽しんだ和合大運動会。閉会式では全員で風船を空へ飛ばし、楽しかった一日を締めくくりました。
 
子どもたちが地域の中で活躍し、大人も子どもも一つになれるとてもステキな和合大運動会。大成功!!

運動会へラストスパート

運動会が迫ってきました。週末、また台風の接近で天気が心配されましたが・・・、予報を見れば、大丈夫そうです。晴れるハズ。(^o^)/
運動会当日へ向け、子供たちも職員も、毎日汗だらけになって練習してきました。当日は持てる力を十分に発揮して、歩き・走り・跳び・叫び・乗り・演じ・笑い・競い・協力する、そんな素晴らしい姿を見ることができると思います。皆さん、楽しみにしていてください。
そんな期待が膨らむ運動会の中で、小学校種目の見所を紹介します。
・入場行進・・・背筋を伸ばしてしっかりと並び、元気に手を振り足を上げて笑顔で歩きます。
・かけっこ・・・1年生からトラックコースを走ります。最後まであきらめずに走りきります。
・応援・・・地区ごとに団長が替わって応援します。胸を張り精一杯声を張り上げます。
玉入れ・・・2回戦目は先生たちが引いた玉の色によって点数が変わります。ドキドキしますね。
・一輪車劇・・・小学校の種目一番の目玉です。全員にそれぞれ見せ場があります。見てくださる皆さん、瞬きする暇はありませんよ。
・和太鼓・・・新曲に挑戦。「夏祭り」を演奏します。子どもたちが太鼓を渡り移動しながら演奏する場面もあります。
・校歌ダンス・・・地区の皆さん全員が踊れる校歌ダンスです。全員で輪になって踊りましょう。
当日の天気は子供たちのパワーで晴れること間違いなし、とは思いますがてるてる坊主の力も借りて備えたいと思います。
ぜひ、たくさんの皆様のご来校をお待ちしています。応援よろしくお願いします。そして、みんなで共に楽しみましょう。
  

日吉分校掃除

現在は休校となっている日吉分校へ年1回のお掃除に行ってきました。一部屋は地域の皆様が集えるようにきれいに整備され、診療所や集会所として使われていますが、残り2教室と講堂は、昭和60年に休校となったその日のままです。当時の児童の作品が飾られている壁、おつとめされていた先生のお名前が残っている教室の入り口・・・。歴史を感じながら、心を込めて磨き上げてきました。
   
1時間ほどで埃がとれ、すっかりきれいになりました。そこへブルーシートを敷き、みんなで円座になってお弁当を食べました。その後、学校から持ってきた「トントン相撲」や「オセロ」や「和合カルタ」で遊びました。「和合カルタ」は平成18年度の児童(今の子どもたちの先輩)が言葉を考え絵を描いた手作りカルタです。和合小の宝となるすばらしいできばえのカルタにみんなで感激しながら遊びました。
   
帰る前には「大事な分校がきれいにできてよかったです。」「昔の遊びが楽しかったです。」などの感想が聞かれました。和合小の歴史を知るよい機会になりました。

運動会へ向けて

本校の運動会は10月7日(日)です。地域の皆様の地区運動会と合同で行います。
今週から運動会特別時間割が始まり、運動会の練習も本格的に始まりました。
入場行進、一輪車の表現、校歌ダンス・・・
     
練習を積む中で、今年初めての「前へならえ」も練習しました。考えてみれば本校は全校7名。子どもたちは今までは横1列に並んでいたので、横並びは上手ですが、縦に並ぶ経験がなかったなあ、と職員は苦笑いしました。でもすぐに、1年生を含めてピシッと「前へならえ」ができるようになりました。

運動会まであと2週間。練習をしっかりがんばります。

稲刈り

学校田もおかげさまで稲がたわわに実りました。先週金曜日が稲刈りの予定でしたが雨で延期になっていました。今日は秋の日差しの下、絶好の稲かり日和となりました。田んぼの活動をささえてくださっている”チーム和合”の皆様に教えていただいたりお手伝いしていただいたりしながら、初めての子どもたちも手際よく刈っていきました。
    
稲を刈るより、束ねてワラで縛る方が難しいのですが、これも高学年のお家で田んぼのお手伝いをしている子たちを中心に、上手に縛っていきました。みんなの力が集結して、1時間かからないうちに、はざ掛けまで終わりました。今年は天候にも恵まれ、草取りも回数多くがんばったので??お米は上出来で収量も上がったようです。
 
10月には脱穀。その後はお世話になった皆様をご招待して収穫祭を計画します。

 

雨中遠足 がんばったよ!

全校遠足(社会見学)へ行ってきました。今年の目的地はヘブンスそのはらスキー場を通り萬岳荘(山小屋)まで。天気予報では午前中曇り、午後3時頃から雨の予報でしたが、ロープウェイ点検のため予備日がとれなかったことと朝は雨が降っていなかったので、決行!出発しました。
町のバスを運行していただきヘブンスへ到着。そこで萬岳荘の管理人さんが案内で同行してくださることになり、とても有り難かったです。まず、ゴンドラに乗りました。子どもたちは大興奮。ひとりも怖がる子はいませんでした。ぐんぐん上がっていき、雲の高さまで上りました。
 
ゴンドラの終着点はゲレンデです。記念撮影の後リフトに乗り継ぎました。初めてリフトに乗る子も上級生や職員と一緒に「せーのー。」で上手に腰掛けました。子どもたちは「まるで鳥になったみたい。」とはしゃいでいました。
 
リフトを降りてからは、片道1時間ちょっとの道を萬岳荘目指して歩きました。途中の展望台からは、遠く南アルプスが見えました。5年生の女の子は夏休みに、山のエキスパートのお父さんと一緒に南アルプスを縦走しています。「あそこの尾根をお父さんと歩いたんだよ。」と説明してくれました。
  
展望台を過ぎ、がんばって歩いているうちに、とうとう雨が降り出してしまいました。これも自然体験です。カッパや雨傘で雨をしのぎながらも、誰ひとり弱音を吐かず、がんばって萬岳荘まで歩き通しました。
 
気温は14度。さすがに雨に濡れて体は冷え、靴はビショビショになってしまい悲しかったのですが、同行してくださった管理人さんが閉まっていた山小屋を開け、ストーブまで焚いてくださいました。冷えた体が温まり、快適にお弁当をいただくことができ、また力がよみがえってきました。
 
帰り道も雨は止むことはありませんでしたが、歌を歌ったりクイズを出し合ったりしながら楽しく歩くことができました。「あれっ?帰りは早いなあ。」と言っている子もいました。

あいにくの雨になってしまいましたが、自然を満喫できた1日となりました。
ヘブンスそのはらの皆様、萬岳荘の管理人さん、ずっと駐車場で待ってくださってた町バスの運転手さん。たくさんの皆様に支えていただき、楽しく充実した1日を過ごすことができました。ありがとうございました。