やす作り

子どもたちが伝統文化を学ぶ機会として毎年大切に位置づけている「やす作り」。今年も地域講師を3名お迎えして、全校児童と職員で和合伝統の正月飾りややすの作り方、しめ縄の編み方を教えていただきました。今年度県外から転校してきた子どもたちは「やすって何?」「見たことも聞いたこともないよ。」とのこと。「意味や作り方をしっかり覚えたいです。」とめあてを発表してくれました。
続いて、講師の方から和合のお正月飾りについてお話を伺いました。和合では「おやす」ではなく「やす」と呼ぶこと。「やす」は山から下りてきた年神様にご馳走をそなえる器であること。「やす」は松一本に1個ずつつけること。梅や竹は和合では立てない、飾りも家ごとに違う。など、和合に伝わる風習を教えていただきました。
その後、いよいよ「やす」と「しめ縄」を作りました。2本のわらを組み合わせていく方法を理解するまで???の連続でしたが、やり方が分かってくると、子どもたちは夢中で編み進め、全員2個以上の「やす」を作ることができました。「しめ縄」は「やす」以上に難しく、見ている間にサラサラと縄になって伸びていく講師のみな様の手が魔法の手のように思えました。
   
出来上がった「やす」と「しめ縄」を講師の方が山から採ってきてくださった3段松の枝に結びつけて立派な松飾りが完成。子どもたちは家に1本ずつ立派に出来上がった松飾りを持ち帰り、家の玄関に飾ります。新年も、きっと年神様が子どもたちを守ってくださることでしょう。
 
学校玄関には13日大安の日に学校用務員さんがご自分の山で採ってきてくださった立派な松の枝に飾りがつけられ、和合の伝統にのっとって、栗の木に結びつけて飾られています。長野県で一番小さな小学校ですが充実した2018年を送り、素晴らしい2019年が迎えられそうです。

職員 非違行為防止研修

私たち和合小教職員は全体の奉仕者として、また子どもたちの教育に携わる者として、高い行為規範や倫理観が要求されていることを肝に銘じ、毎月、研修を積みながら互いを高め合っています。資料の読み合わせやセルフチェック、ロールプレイ、話し合いなどで、気の緩みを持たないようにしています。
特に年末年始を控え飲酒の機会が増えることもあり、今回は飲酒運転防止につながる意識を高めようと、意見交換を行いました。
これからも和合小職員としての誇りと自覚を持ち、子どもたちや地域保護者の皆様の信頼を得られるように、日々精進いたします。お気づきのことがありましたら、どんどんお知らせください。
  

Xmasツリーの飾り付け

児童会の時間に、Xmasツリーの飾り付けをしました。子どもたちは折り紙で飾りを作り、心待ちにしていた時間です。学校にあった飾り物や自分たちが作った飾り物や綿の雪など、みんなで協力してどんどんと飾り付けが進みました。できあがったXmasツリーは、どこへ出しても見劣りがしない素晴らしいツリーになりました。このツリーを見に、和合小学校へもサンタさんがプレゼントを持って訪れてくれることでしょう。
   

来入児一日入学・学校保健委員会・学校公開参観日

今日は朝から来年の1年生(貴重なたった一人の来入児さんです)が体験入学で一緒に生活しました。とは言っても、お家は学校の近くで、3年生の妹さんで、今までもちょくちょく学校へ登校?して、行事などに参加しているので不安は全くないハズ…と思っていましたが、やはり一日入学は違うようです。いつもより緊張した面持ちでお母さんと一緒に学校へ来ました。でも、1.2年生の教室に入り、用意された机に座るといつもの「○○ちゃん」に戻り、にこにこハキハキと楽しく学校生活を体験しました。

2時間目は1.2年生が学校案内をしました。校舎内もだいたいの配置は分かっている来入児さんですが、職員室の入り方など学校のルールを説明している1.2年生は、先輩として頼もしく見えました。3時間目は1.2年生と一緒に机に座ってのお勉強。ここでも先輩が優しく丁寧に教えてあげていました。
 
4時間目は全校児童・保護者・職員が一堂に集まって健康のことを考える『学校保健委員会』を行いました。今年のテーマは「朝ごはんの大切さを知ろう」です。本校の子どもたちは食欲旺盛元気はつらつが取り柄です。でも、2時間目が終わる頃には「おなかがすいたぁ。」の大合唱。そこで、阿南町学校栄養士の小林先生を講師にお迎えして、朝ご飯の量や栄養を見直す機会にしました。小林先生に栄養のお話を聞いたり、養護教諭がつくった実際の朝ご飯の一例を見たりしながら、親子で振り返りをし、有意義な時間になりました。
 
午前中しっかりとお勉強した後は美味しい給食。今日は給食試食会も兼ねて、お父さんやお母さんも一緒なので子どもたちのテンションは⇑⇑。いつも美味しく完食し残菜が全く出ない和合小ですが、今日はいつも以上に美味しく感じました。もちろん来入児さんもペロッと完食。
 
続いて、5時間目は学校公開でした。地域の方も参観に来てくださり、子どもたちの普段の学習の様子を公開しました。1.2年複式、3.4年複式、5年生に分かれての授業の姿でした。来年度は新1年生を迎え、本当に久しぶりに1~6年生がそろいます。嬉しい限りです。来入児さんも、簡単な算数プリントをもらい、しっかり45分間の勉強ができました。
 
保護者の皆様はこの後、校長との懇談や各担任と保護者懇談会を済ませて帰られました。
来入児さんは今日の体験を通して、4月の入学が楽しみになったでしょうか。学校では在校生も職員も首を長くして両手を広げて、入学の日を待っています。

本の紹介の会

読書旬間も今日と明日で終わります。この旬間に読んだ本や友だちにも読んでもらいたい本を紹介しあう会を持ちました。春の読書旬間でも同じ会を行いましたが、1年生はまだポスターの字を自分で書くことができずに先生に書いてもらったり、発表も照れてしまい一人で発表できずに先生と声をそろえて発表していた姿が思い出されました。今日は…ちゃんと自分で書いたポスターを見せて、一人で堂々と発表できました。日々の積み重ねで、大きく成長していたことがこんな姿からも感じられました。

他の子たちも先生たちも1冊ずつ本の紹介をしました。いろいろなジャンルの本が紹介され、興味がわいてきました。また「読んでみたいな。」と思いました。読書旬間が終わっても、たくさんの本を読んでいきたいです。
   

 

12月の保健指導 かぜ予防

12月の保健目標は「かぜを予防しよう」です。今日から14日(金)までは、かぜ予防週間です。朝、保健指導で「かぜ予防」のポイントを出し合って勉強しました。①うがい ②手洗い ③マスク着用 です。そのあと、正しい手の洗い方をビデオで確かめ、実際に音楽に合わせて手洗いをしました。週間中は、毎日休み時間後と給食前と清掃後に校内放送で音楽を流し、全校でかぜ予防に取り組みます。
    

読書旬間 読書交流会

読書旬間の本に親しむ活動。今日は『詩に親しもう』と、読書交流会を企画しました。図書館に詩の本も入っていますが、子どもたちは手に取ったり借り出したりして読んでみよう、という姿はあまり見られません。そこで、こんな機会に『詩』を味わうのもいいかな、子どもたちの読書の幅が広がるかな、という企画です。今日は「まどみちお」さんの『ぞうさん』という詩集の中から、気に入った詩を手に取り音読して、まず自分で味わいました。
  
そのあと、みんなの前で気持ちを込めて読みました。詩のリズムがたのしそうだからこの詩を選んだ、という5年生は短い時間に暗記して、リズムにのって暗唱し、その詩の良さを伝えてくれました。2年生の女の子が自分の気に入った詩を大きな声で読んでくれた後は「かわいい詩だなと思いました。」「読み方がはっきりしていて、いいなと思いました。」など、聞いていた友達が感想を言ってくれました。
  
朝の活動の短い時間でしたが『詩』の良さを感じることができた言い時間になりました。

もみの木

 12月に入りました。教室の朝の会では、クリスマスソングが歌われるようになってきました。子どもたちが楽しみにしているサンタさんが来てくれる、あのシーズンです。和合小学校には今朝、立派なもみの木が登場。毎年用務員の先生がご自分の山から切り出して、子どもたちのために準備してくださいます。昨年の木も立派でしたが、今年はまた一回り大きな形のいい木で、体育館の中にそびえ立っています。
子どもたちは、25日にクリスマス集会をやりたい、と計画準備しています。25日までに、子どもたちの手で、だんだんに飾り付けられて、和合小クリスマスツリーになる予定です。

秋の読書旬間 読み聞かせ

今週から読書旬間が始まっています(11.26~12.7)。校舎内も、読書旬間を盛り上げる環境が整えられています。
 
今日は阿南町立図書館から司書の方がお話ボランティアに来てくださり、読み聞かせをしてくださいました。外国の昔話・手遊び・大型絵本…。言葉のリズムを楽しんだり、絵の面白さや美しさを楽しんだりできました。読み聞かせでお話の世界に引き込まれている子どもたちは、とてもいい顔をしていました。
   

本校の子どもたちは、お家にはテレビがありません。みんな、読書大好きな子どもたちですが、この旬間を機会に、自分の読書の幅を広げいろいろな本を読めるようになるといいな、と思います。

卓球

1年間の半分以上は、走ることに意欲を燃やしている和合の子どもたちですが、マラソン大会も終わり、冬の訪れを感じるこの頃、やはり外へ走りに飛び出す姿は減ってきました。そこで、楽しく体を動かす機会を増やしたいと、体育館に卓球台を常設したら…、ハマった(^o^)。
休み時間になると「○○先生、遊ぼ。」「△△先生、卓球やろう。」と職員室に声がかかります。先生たちも休んでなんかいられません。回数重ねて、上手にラリーができるようになると、どんどん楽しくなるんですね。一人で練習できるような工夫もしてみました。
今日も、体育館から元気な声が響いています。