今日は朝からの小雨模様で、午後に予定されていたPTA作業は中止の決定をしましたが・・・。
子どもたちは午前中は『昔を知る学習』を行いました。2校時は、地域講師の方においでいただき「和合の石仏」についてお話をうかがいました。大下条に近い地域からだんだんに川をさかのぼりながら石仏が作られてきたこと、地区によって祀られている石仏は違うということ、などを教えていただきました。

3校時は、学校の用務員さんが『昔の遊び』を体験させてくださいました。塩ビ管を利用し、障子紙で作った矢を飛ばす、手作り吹き矢です。昨年度の矢がまた改良されており、先に錘となる丸くぎがつけられていたので、すごく良く飛びました。子どもたちは夢中になって遊びました。錘がついたことで、人に当たると怪我をする恐れもあるので、順番に声をかけあいながら遊ぶ、というルールも学びました。

お弁当を食べた後、4校時は授業公開でした。全学年算数の授業を見てもらいました。1年生は担任の先生と「かさしらべ」。2年生は教頭先生と「九九」。3年生は担任の先生と「あまりのあるわり算」。練習問題の答え合わせはお父さんがやってくれました。5年生は担任の先生と「素数を見つける」。校長室では自分のペースで学びたい子どもたちが「かけ算の筆算」や「1000までの数」を自分で学びながら疑問点を聞くやり方で学習していました。都合のつく教師はみんなで子どもの学びを支える本校の学習の仕方をみなさんに見ていただくことができました。

そして・・・、授業が終わりの時刻にはなんと! 雨が上がってしまいました。午前中に作業の中止を決め地区内へアナウンスをしてしまったのですが、参観にきてくださった皆様が「できることをやろう。」と力強く言ってくださり、結局予定していたほとんどの作業を無事すませることができました。

とても充実した1日になりました。参観していただいた皆様、PTA作業を行ってくださった皆様、ありがとうございました。
台風21号の爪痕
台風21号は近畿地方に大きな被害をもたらしましたが、和合地区へは9月4日午後から夜にかけて接近し、ほぼ3日間和合地区が停電となる被害をもたらしました。
4日PM3:05。突然停電。夜8:00~11:00にかけて各携帯電話会社のサテライト基地局のバッテリーが切れて、携帯電話も使えなくなり、情報から遮断されてしまいました。和合小学校付近も小さな土砂の崩落があり、一時的に学校付近が全面通行止めになりましたが、大きなシャベルカーで、すぐに道の通行は確保してくれました。5日・6日は停電していたものの、道が通じており給食が提供できたこと、水道やトイレが使えたので、学校での授業を行いました。
6日PM7:00に停電が解消され、明るくなり、携帯が使えるようになり、テレビからの情報が得られるようになった時は本当に嬉しかったです。
日常生活のありがたさ、電気のありがたさを改めて感じたことと、日頃からの災害への備えの大切さを痛感し、見直すことができた機会となりました。
防災訓練
地震を想定した防災訓練を行いました。朝、「この場所にいたとき大地震がきたら、どうする?」「地震が来たとき、どうやって身を守る?」という投げかけでいろいろな場合やいろいろな場所を想定しながら考え合う事前指導を行いました。授業中・休み時間・教室にいたとき・体育館にいたとき・お家にいたとき・子どもだけでいたとき、など『自分の命は自分で守る』ことを基本にシミュレーションも行いました。

その後、休み時間に子どもたちは知らせないまま、緊急地震速報の音を鳴らし、避難訓練を行いました。体育館で遊んでいた子も教室にいた子も、それぞれ自分の身を守る行動がとれました。
その様子を阿南消防署の方に見ていただき、講評をしていただきました。それから、消火器の使い方を教えていただき、訓練用水消火器を実際に使ってみました。

これからも非通知のシェイクアウト訓練を重ねながら、瞬時の判断と日頃からの心構えを養っていきたいと思います。
クラブ 川上り
今年2回目のクラブ。子どもたちと話し合って、夏の川遊びのまとめもかねて『川上り』をしました。昨年度は川下の方へ川を下りましたが、今年は川上へ向かって出発。川の両岸の歩きやすい方を選びながら上っていきました。途中2回、川を渡りました。見た感じより川は深く流れもあり、職員がロープを渡し、つかまりながら安全に渡りました。担任にしっかり守られ、体の小さな1年生も全行程を楽しむことができました。川岸の大きな石を上ったり、石と石の間を通ったりしながら、道ばたとは違う風景を楽しむことができました。
8月も終わると川の水はすっかり冷たくなり、みんなの大好きな川遊びもできなくなります。今日は、思う存分川を楽しみ、いいまとめになりました。

1.2年生、大下条小交流
普段は大下条小学校へ出向き、学級の一員として合同学習する形の交流が多いのですが、今回は大下条小学校の1.2年生が和合小学校へきて、生活科の川遊びと国語の学習をする交流学習を行いました。1年生が川遊びをしている間は、国語指導が得意の本校教頭が2年生国語の授業を行い、2年生が川遊びをしているときは1年生が学校で国語授業を行いました。国語の内容はグループに分かれて話し合いながら詩を読み深めました。また、和合小の1年生が学校を案内して説明してあげる姿もありました。いつもよりたくさんの友だちと学べる、楽しい時間でした。

東京造形大学の留学生が来校
東京造形大学へ留学してして学んでいる学生さんが、日本の様子を知る一環で和合を訪れ、本校へも寄ってくれました。授業の様子を参観したり休み時間に子どもたちと遊んだりして交流をしました。留学生の方々は日本の小さな学校を珍しそうに見学していました。子どもたちにとっても視野が広がるよい機会でした。

地域を知る職員研修(鈴ヶ沢冬期分室を訪ねて)
和合小学校には帯川分校(S33に廃校となり、現在は跡地に石碑がある)と日吉分校(S60に休校となり、建物は保存され地域のよりどころとなっている)がありました。また、日吉分校にはS25に厳しい冬の間だけ通う「鈴ヶ沢冬期分室」が開設され、S55に休室になった後も、その建物は地域の方々のよりどころとなり、現在も使われています。昨年はこの鈴ヶ沢へ行く道が崩落通行止めになっていたため、職員はひとりもこの建物を見たことがない・行ったこともない状態でした。昨年冬に道路改修工事が終わりましたので、地域を知る研修の一環として行ってみました。
木造の教室は1教室の建物で、奥には先生が泊まる部屋が1つ。昭和レトロが感じられる建物でしたが、黒板の様子から「教室」の雰囲気はひしひしと感じることができました。和合小学校の歴史を知るよい機会となりました。

水泳まとめの会
今年の水泳授業は今日が最終です。今年、自分がどのくらい上達進歩したのかを知ったり、友だちに見てもらったりするために、発表や記録をとる機会をもちました。
子どもたちはそれぞれに今日挑戦して記録に残したいたい2種目を決め、友だちや職員の見守る中、記録に向かって泳ぎました。タイムを目標にする子、距離を目標にする子、それぞれでしたが、みんな全力を出し切ることができました。1年生の男子はビート板距離泳ぎに挑戦。直前練習まで10Mほどしか泳げなかったのに、上級生がサイドから大きな声で「がんばれ」と応援してくれたことで、なんと25Mを初めて泳ぎ切ることができました。
今年最後のこの記録が、来年度の水泳学習の目標になります。みんなでプールの神様(水の神様)に楽しく安全に水泳学習ができたことを感謝して水泳学習を終わりにしました。

町5年生が和合で交流
今日は、町内4小学校の5年生全員が和合小学校へ集合し、午前中に交流学習をしました。体育館で理科の「川の流れ」や「川の石」について学習した後、学校横の和合川で実際に確かめました。その後は存分に川遊びを楽しみました。阿南町の中でも川遊びが存分に楽しめる川や淵はあまりなく、他校の5年生にとっては、本格的な川遊びを楽しむいい機会となったようです。4時間目は学校体育館で合同体育。27人揃うとチーム対抗ゲームを楽しむことができます。今日はドッチビーで盛り上がりました。和合小の2人の5年生も、同学年の友だちと楽しみ、学び合うとても良い交流学習になりました。

水風船合戦
5年生が8月の児童集会を計画してくれました。それはなんと…この夏の時期にしかできない「水風船合戦」。ビショビショになっていい格好で集まってください、と言われていたので、水着の子・着替えのTシャツを持参の子など、みんな気合い十分。4チームに分かれて水風船を投げ合うという、いたってシンプルなルールです。5年生が水風船の作り方の手本を見せてくれた後、チームで協力し合い、水風船をたくさん作りました。簡単に見える水風船作りがなかなか難しく、自然と子どもたちが上手に水を入れ大人が口を縛る、という分業制が生まれました。

水風船が準備できた後は、校庭でチームごとの陣地を決めて合戦の始まり。走っている相手に当てるのは結構難しく、みんな夢中になって相手を追いかけたり逃げ回ったりしながら、校庭中を走り回りました。

汗と水でビショビショになり、水風船が終わったところで終了。チームごと輪になって感想を話し合い、その後発表しあいました。

「当てたり逃げたりするのが楽しかった。」という感想はもちろん「チームで協力して水風船を作ることが楽しかった。」とか「人に当てても水風船が割れないので、足下を狙って投げて風船を破裂させた。」「風船の縛り口を歯でちぎっておいてから投げて当てるようにした。」などの発表もあり、改めて「そうだったのかぁ。」と感心させられました。
異年齢の誰もが楽しめる集会を企画してくれた5年生に感謝です。
