職員による読み聞かせ、2回目は校長が当番です。今年は機会あるごとに子どもたちに郷土の先人『菱田春草』のことを紹介してきました。“下伊那の歌 その1”に「春草の落ち葉の秋よ」とうたわれる菱田春草は、どんな人で、どんなことを考えながら後世に名を残す絵描きさんになったのか。生き方、考え方に学ぶものは多く、また国重要文化財に指定されている作品を含む春草の絵のことを知ってほしいと考えたからです。
今回の読み聞かせは、昭和の時代に下伊那教育会が出版した『ものがたり 菱田春草』の一部分を聞いてもらいました。この本は春草生誕百年を記念して、初版は昭和52年度に、飯田下伊那の学校にお勤めされていた美術の先生や、国語の先生方によって書かれ出版されました。郷土の偉人『春草』の子どものころの楽しい話や、絵を描くときの苦しみなど、春草の一生を親しみやすく紹介することで、地元の小中学生に春草のことを知って欲しい、との願いからでした。(再版によせて 昭和61年度 下伊那教育会長 南島金平 より 抜粋) 和合小学校図書館にある本は初版から10年後、昭和62年に写真を加えたりして再版された本です。
今日は、飯田美術博物館に所蔵されている春草の作品「菊慈童」について書かれている「菊の精」の部分を読み聞かせしました。子どもたちも興味を持って聞いてくれたようです。これを機会に是非この本を手にとって自分で読み、春草のことをもっと知ってくれたら嬉しいです。




先週で大きな行事も終わり、2学期まとめへ向けて、腰を据え学習に取り組む時期になりました。合わせて、今週から読書旬間(11/27~12/8)が始まりました。毎日朝読書の時間をとったり、読み聞かせボランティアによる『お話の会』をひらいたりします。また、職員も読み聞かせを行ったりします。旬間後半には、みんなで同じ作品を読み感想を発表し合う『読書交流会』や自分が読んだ本を紹介し合う『本の紹介の会』を行います。

11月のメイン・イベントとなる「収穫祭・音楽発表会」当日となりました。田んぼや畑の学習でお世話になった皆様、地域の皆様、交通安全教室の駐在さん、音楽ご指導の先生、交流している町内の小学校の校長先生や中学校の校長先生、お父さんやお母さん…。子どもたちがお世話になったので感謝の気持ちをお伝えしたい、とご招待したたくさんの皆様が学校に来てくださいました。子どもたちは、朝からカレー作りや新米ご飯の準備です。自分たちで作った心を込めたお料理でご接待します。







リコーダー三重奏『カノン』










大下条小学校との合同マラソン大会が行われました。天気はいいけど、風が冷たく身震いしてしまうくらい寒い中でしたが、子ども達は元気いっぱい。半袖半ズボンで完走です。先日のマラソン大会試走のあと、個々人が自分の目標を持ち、練習を重ねてきました。今日は存分に力を出し切った人、思うように体が動かず目標に届かなかった人、それぞれでしたが、全力を出し切り、走り終わったあとはとても清々しい気持ちでした。マラソンは、人に勝つより自分自身に勝つ事が大事。これからも自分の記録に挑みながら、楽しんで走っていきましょう。


