脱穀

無農薬・手作業にこだわって収穫した学校田のお米もいよいよ脱穀です。もちろん手作業にこだわり、足踏み脱穀機を使います。学校の資料室から足踏み脱穀機を持ち出し準備。地域の方から現代の足踏み脱穀機(スチール製?)をお借りして新旧2台で作業開始。毎年経験している4.6年生は大人顔負けの手際の良さで、どんどん作業を進めます。今年初めて足踏み脱穀機を体験する2年生も、脱穀機の勢いに稲を持って行かれないようにしっかり握り脱穀しました。でも足で踏む勢いとタイミングはなかなか難しいものだと実感したようです。
  
足踏み脱穀機で脱穀した後は、唐箕(とうみ)を使って籾とゴミの選別を行いました。風の力を利用した唐箕で籾がいい音を立てながら籾受けの缶の中に溜まっていくと、とても嬉しくなりました。

最後は文明の利器であるハーベスターでも脱穀する様子を見せてもらいました。足踏み脱穀機と唐箕の仕事が機械の力でどんどん進む様子に「人間が考えてきた進歩」を感じることができました。

自分達で行った脱穀で、「それにしても、足踏み脱穀機や唐箕を考え出した昔の人たちってすごいなあ。こんな仕事を手だけでやっていたらとても大変だったろうな。」と感想を持ちました。