心配していた雨が、夜中からポツポツ落ちてきました。職員は夜中にテントの外へ出て雨の様子をうかがいながら「大丈夫かな?これ以上ひどい降りになったらバンガローへ撤収するか。」何て話を数回行いましたが、テントの中まで雨がしみ込んでくる様子はなかったので、そのままテントの中で一晩過ごしました。(子どもたちはみんなぐっすり朝まで眠れたようです。)
子どもたちが起き出す6時頃には、雨は上がっていましたが、天気予報で雲の動きを読むと9時頃からは土砂降り??雨が降る前に、できることをやってしまおう、と予定をどんどん繰り上げて進めました。
そうはいっても、体を起こすためにまずは朝の会とラジオ体操。そのあと、急いでテントの撤収。(雨の中の撤収になったら大変!)
その後、いつ雨が降り出してもいいように屋根の下で朝食作りと朝食。今朝のメインメニューは、子どものお家から差し入れでいただいた和合産平飼い鶏の産みたて卵。それぞれ好みで目玉焼きにしたり、卵かけご飯にしたり、贅沢に昨日の残りのカレーにトッピングしたり…と、とても美味しくいただきました。
朝食も済み一息ついていた頃、いよいよ雨が本降りになってきました。この後予定していた“ちゃづけさん”によるネイチャーゲームも開始時刻を早めていただきました。雨の中でも自然に十分親しめる活動を準備してきてくださいました。①聴診器を使って自然の音を聴く活動 ②虫眼鏡でじっくり自然を見つめる活動 ③目を閉じて自然の音と雰囲気を紙に表現して発表し合う活動 を体験させていただきました。
しっかり自然と親しんだ自然体験教室も予定していた活動をすべて終えることができました。まとめの会では子どもたちからも職員からも「みんなで協力して、楽しい時間が過ごせました。めあてが達成できました!!。」という見返しの声が上がりました。
快晴の2日間ではなく、雨の中での活動もありましたが、臨機応変に動くことも、また勉強になりました。ネイチャーゲームでは、普段は見ない雨の中の自然と向き合うこともできました。
雨のため各活動は予定した時刻と大きく変わってしまいましたが、快く変更に対応してくださった関係の皆様(キャンプ場の管理人さん・送迎してくださった皆様・ちゃづけさん 等々)に支えていただき、自然体験教室は大成功でした。ありがとうございました。