昔を知る学習・学校公開(第3回)・PTA作業

今日は朝からの小雨模様で、午後に予定されていたPTA作業は中止の決定をしましたが・・・。
子どもたちは午前中は『昔を知る学習』を行いました。2校時は、地域講師の方においでいただき「和合の石仏」についてお話をうかがいました。大下条に近い地域からだんだんに川をさかのぼりながら石仏が作られてきたこと、地区によって祀られている石仏は違うということ、などを教えていただきました。
 
3校時は、学校の用務員さんが『昔の遊び』を体験させてくださいました。塩ビ管を利用し、障子紙で作った矢を飛ばす、手作り吹き矢です。昨年度の矢がまた改良されており、先に錘となる丸くぎがつけられていたので、すごく良く飛びました。子どもたちは夢中になって遊びました。錘がついたことで、人に当たると怪我をする恐れもあるので、順番に声をかけあいながら遊ぶ、というルールも学びました。
  
お弁当を食べた後、4校時は授業公開でした。全学年算数の授業を見てもらいました。1年生は担任の先生と「かさしらべ」。2年生は教頭先生と「九九」。3年生は担任の先生と「あまりのあるわり算」。練習問題の答え合わせはお父さんがやってくれました。5年生は担任の先生と「素数を見つける」。校長室では自分のペースで学びたい子どもたちが「かけ算の筆算」や「1000までの数」を自分で学びながら疑問点を聞くやり方で学習していました。都合のつく教師はみんなで子どもの学びを支える本校の学習の仕方をみなさんに見ていただくことができました。
   
そして・・・、授業が終わりの時刻にはなんと! 雨が上がってしまいました。午前中に作業の中止を決め地区内へアナウンスをしてしまったのですが、参観にきてくださった皆様が「できることをやろう。」と力強く言ってくださり、結局予定していたほとんどの作業を無事すませることができました。
   
とても充実した1日になりました。参観していただいた皆様、PTA作業を行ってくださった皆様、ありがとうございました。