全校遠足(社会見学)へ行ってきました。今年の目的地はヘブンスそのはらスキー場を通り萬岳荘(山小屋)まで。天気予報では午前中曇り、午後3時頃から雨の予報でしたが、ロープウェイ点検のため予備日がとれなかったことと朝は雨が降っていなかったので、決行!出発しました。
町のバスを運行していただきヘブンスへ到着。そこで萬岳荘の管理人さんが案内で同行してくださることになり、とても有り難かったです。まず、ゴンドラに乗りました。子どもたちは大興奮。ひとりも怖がる子はいませんでした。ぐんぐん上がっていき、雲の高さまで上りました。
ゴンドラの終着点はゲレンデです。記念撮影の後リフトに乗り継ぎました。初めてリフトに乗る子も上級生や職員と一緒に「せーのー。」で上手に腰掛けました。子どもたちは「まるで鳥になったみたい。」とはしゃいでいました。
リフトを降りてからは、片道1時間ちょっとの道を萬岳荘目指して歩きました。途中の展望台からは、遠く南アルプスが見えました。5年生の女の子は夏休みに、山のエキスパートのお父さんと一緒に南アルプスを縦走しています。「あそこの尾根をお父さんと歩いたんだよ。」と説明してくれました。
展望台を過ぎ、がんばって歩いているうちに、とうとう雨が降り出してしまいました。これも自然体験です。カッパや雨傘で雨をしのぎながらも、誰ひとり弱音を吐かず、がんばって萬岳荘まで歩き通しました。
気温は14度。さすがに雨に濡れて体は冷え、靴はビショビショになってしまい悲しかったのですが、同行してくださった管理人さんが閉まっていた山小屋を開け、ストーブまで焚いてくださいました。冷えた体が温まり、快適にお弁当をいただくことができ、また力がよみがえってきました。
帰り道も雨は止むことはありませんでしたが、歌を歌ったりクイズを出し合ったりしながら楽しく歩くことができました。「あれっ?帰りは早いなあ。」と言っている子もいました。
あいにくの雨になってしまいましたが、自然を満喫できた1日となりました。
ヘブンスそのはらの皆様、萬岳荘の管理人さん、ずっと駐車場で待ってくださってた町バスの運転手さん。たくさんの皆様に支えていただき、楽しく充実した1日を過ごすことができました。ありがとうございました。