地域講師に教えていただきながら手作業にこだわってきたお米作り。今日は脱穀です。1年に1度、資料室から「足踏み脱穀機」が登場して大活躍します。そして、地域講師の方がもう1台持ってきてくださった足踏み脱穀機もお借りし、新旧2台をフル回転させて脱穀が始まりました。
昨年度の経験者3人の子は手慣れた様子でしたが、今年初めての子たちは「足で踏んで回転を上げるのが、見ているより力が必要なんだ。」「稲もしっかり持っていないと巻き込まれちゃう。」と言いながらも、どんどんコツをつかんで、上手になっていきました。
足踏み脱穀機を使うと、どうしても回転に巻き込まれてしまい上手に籾が外れない稲が出てきます。その稲を集めて、木槌でたたいて籾を外すことも教えていただきました。また、大切に育てたお米を一粒も無駄にしないように、みんなで外れた稲を拾い集めました。
足踏み脱穀機で一通り籾が外れた後は、唐箕を使い籾とゴミを分けました。風の力で軽いゴミを飛ばすこと、重い籾と軽い籾の2種類に分けられることを教えていただき、唐箕を開発した昔の方の知恵に驚きました。(唐箕は優れ物です!)
心を込めて育ててきた米作りもいよいよ終盤です。きょうの籾は31日に収穫祭をして、お世話になった皆様をご招待します。皆様と一緒に新米を味わうのが楽しみです。