PTA研修会・和合演芸大会

和合小学校は地区全戸がPTA。地区の皆様に感謝の気持ちを込めて、現役PTAの皆さんが研修会「満蒙開拓平和記念館を見に行こう」と昼食懇親会を兼ねた「和合演芸大会」を企画しました。とても大勢の皆様が参加してくださり、楽しく充実した1日となりました。
阿智村の「満蒙開拓平和記念館」の見学は、近すぎてなかなか見に行く機会もなかった方が多かったようで、記念館ボランティアの方の説明を伺いながら『平和』のありがたさを改めて感じる機会となりました。和合地区でも満蒙開拓義勇軍として満州に渡った方たちがおられます。また、兵隊として出征された方々もおられます。ご参加いただいたご高齢のみなさんが語られた「本当にこんな時代があったんだに。」「和合の○○君も帰ってくることができなんだ…。」という言葉がとても重く感じられました。戦争の歴史から目を背けることなく、事実をしっかり学んで、決して繰りかえさない、ということを強く感じました。
 
お昼に間に合うように和合へ戻り、この後は地域みんなで楽しむ「和合演芸大会」を行いました。以前は地区文化祭として演芸会が開かれていたようですが、ここ何年かは行われずにいたようです。「演芸会」目指して参加してくださった方もおられ、準備した席がいっぱいになる大盛況となりました。
「演芸会」の目玉はプロのスチールパン演奏家(片桐紗貴さん)の聴いている人たちを巻き込んだ演奏と、和合在住でセミプロとしてジャンベドラム演奏活動をしている井上さんのステージでした。会場にいた誰もが、スチールパンもジャンベドラムも初めて見て初めて音色(演奏)を聴く楽器で、その楽しさと演奏に夢中になりました。
   
続いて地区の皆様のカラオケやパフォーマンスのステージで盛り上がりました。
    
知っている歌は一緒に口ずさみながら、演奏する人も聴いている皆さんもとてもステキな笑顔です。
 
「久しぶりに学校へ来たよ。」「楽しかったなあ。」という感想が聞かれ、企画した現役PTAと職員は「やってよかったな。」と思えました。和合地区の老いも若きも一つにまとまった、本当に楽しい一日でした。