対話をしながら

各学年の人数が1~2名の本校は、1時間の中にそれぞれの学年の学習を別々に進めていくスタイルで進める授業を行っています。また、一緒に行える教科や題材は、1・2年、3・4年、5・6年の連学年で、子どもたち同士が話し合ったり、一緒に活動し合ったりして進めています。

<一緒にありのいる場所を見つけて、様子を見る(1・2年生)>

また、算数や国語など学年の内容が違うことの多い教科の中でも、例えば、国語の言語活動の「話し合い」を題材にした3、4年の単元を1つの授業にしていくことを試みています。子どもたちは、話し合いの進め方に必要なこと、それぞれの意見を語り合ったり、友だちの声をお互いに聞き合ったりして進めていました。

<じっくり自分の考えを練って 3、4年生>

<話を聞き、自分の考えを述べ、みんなで重ねていく>

「分からないときは、今の意見に付け加えたらいいんじゃないかな」と友だちの意見をそっと重ねながら進めていきました。少ない人数での対話を重ねるために、聞くことの大切さを感じさせてくれる場面でした。こういった場を意図的、組織的にできるように試行錯誤したいなと思います。

 

6年生は、この間に、修学旅行に行ってきました。学校に着いて、一番最初に見せてくれた笑顔が、この旅行の成功を物語っていました。また、町内の6年生と一緒だったことがとても楽しかったと話してくれました。

さらに、嬉しいことに、6年生男子1人が本校に転入してくれました。全校が9名になりました。さらに賑やかになりました。