<自分たちの学習や活動へ>ー稲刈り・4年社会見学ー

―稲刈り(9月29日(火)―

今年も稲刈りの時期がやってきました。自分たちで植えたり草取りをしたりした田んぼは黄金色に染まっていました。

<田んぼの先生が今年の成果を話してくださいました>

子どもたちは、多くがそれぞれのうちでも稲刈りの仕事をしているので、刈る手つきやはざかけの要領は得ていて、限られた時間の中で、どんどん仕事が進んでいきました。

<時には先生に教えていただきながら>

<支度も農家そのもの>

<はざかけも要領よく>

<時にはこんなことも・・楽しいな>

<落ち穂も丁寧に拾って>

<こんなにとれたよ>

<ザクッと切るのが気持ちよかった>

子どもたちは、「去年よりはうまくできて、1回で稲が切れてよかったです。」(4年生女子)「鎌でザクっと切るのが気持ちよかったです。早くお米が食べたいです」(4年生男子)うまくなったり気持ちよかった実感を話していました。毎年のことではありますが、続けることで、子どもたちの稲を刈る体の仕草が少しずつ「農家の仕事」のように変わってくることが分かります。いつも、支えてくださる地域の方々の関わりやおうちでの仕事が、子どもたちの周りに自然にあるからだろうなと思います。

<収穫完了。みんなで記念撮影>

 

―4年生社会見学(10月2日(金)―

今年は4年生が、例年のような県庁を含めた長野見学がなかなか出来ない状況でした。その中で、「長野県ってこんな県だよ」と自分の言葉で語れるようにしようと、学習を重ねてきました。また、富草小学校の4年生の友だちと一緒に見学し、係活動や班行動をして「自分たちの旅行をつくろう」ということを目指して、2校一緒に松本・安曇野・諏訪方面の社会見学を行いました。事前に2回ほど交流し、それぞれの役割や目標を決めたり、一緒に遊んで交流し、お互いを理解し合う機会を設けたりしました。

そして迎えた当日、子どもたちは、張り切って見学に行きました。見学場所では、どんどんメモをしたり、質問したりする姿、バスでのレクレーションや斑の安全確認など、どんどん自分たちで行う、まさに「(目標)」に向かった、自治的な旅行でした。本当にその姿にたくましさを感じました。

<松本城の急な階段を上って、昔の人みたいにのぞいてみたよ>

<富草小、和合小それぞれ、そして一緒に記念写真>

<松平直政さんにたくさん質問したよ>

<だからメモも自分たちでいっぱい書いたよ>

<こんなにたくさんわさび育てるの?>

<県の林業総合センターで鉛筆立てづくり>

<しかの角ってこんなに重いんだな>

<諏訪湖で船に乗ってみたり、間欠泉も見たよ。温泉ってあったかいな>

<諏訪湖の水が、阿南町近くの天竜川の水になるんだ。水門に葉っぱ流してみよう>

<秋の夕日に照らされて>

子どもたちは、「始めは長野県ってどんな県って書けなかった。1行『大きい県』って書いたけど、これやばいなって思った。今は、わさびやりんごの生産量が多く、長野県で一番大きい諏訪湖があったり、松本城とか大きいものがある県だと思う」(4年男子)、「ぼくは、山があるだけじゃなくて、山脈の湧き水を使ってたくさんのわさびを栽培したり、果物を夜の空気や気温を利用していっぱい育てる、水や空気や山を利用している県だと思った」」(4年男子)「わたしは、りんごやかき等をつくるのに気候が合う県、そして山があるから(盆地になって)とても寒く、昔ながらのものを大切にしている県だと思う」(4年女子)のように、学んできたことを体で感じて、実感し、長野県についての見方を自分で深めていくことができました。また、富草の友だちと班行動して、「目標達成できてうれしかった」(4年男子)と充実感を感じることができました。