温故知新(おんこちしん)

9月4日(土)は土曜授業を実施しました。この日は「昔のこと」を学ぶ1日となりました。当初は、学校公開日として保護者・地域の方々も一緒に学ぶ機会にする予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、保護者や地域の方々の来校はご遠慮いただきました。
2校時の「郷土の話を聞く会」では、和合地区の歴史に詳しい近所にお住まいの方から、江戸時代の年貢や炭焼山のお話を伺いました。当時、和合には水田があまりなく、米の代わりに大豆等を年貢として収めていたことや、明治時代にかけて生産量が長野県でトップとなるほど炭焼きが盛んであったこと等を教えていただきました。子どもからは「ここら辺ではどこで炭焼きをしていたのか知りたい」「社会で習った年貢のことが和合でも関係あることがわかった」等の質問や感想が出されました。


3校時は、本校の用務員さんから「昔の遊び」を教えていただきました。糸巻き・輪ゴム・割り箸で作る『糸車』を紹介していただきました。「糸車をまっすぐ進められるかな?」と問われ、早速に試してみました。

標的のコーンの間を通そうとするのですが、途中で曲がることが多く、「どうしたらうまくいくのだろう?」と問いを持ち始めた子どもたち。「ゴムを巻く回数かな?」「割り箸の位置が関係していそうだ」と試行錯誤が始まりました。


そのうち、子どもたちはいろいろな遊びを考え出しました。『人間トンネル』『糸車相撲』『どっちが長く回る?』等々。「遊び方は無限大!」という声が子どもたちの中から聞こえてきました。



歴史や遊びを通して昔のことを学んだ和合っ子。そのことを、これからの生活や新たな場面で活用していく姿勢を育てていきたいと思います。