3月11日(金)に、全校で御幣餅作りを行いました。必要となるお米も炭も、自分たちで作ったものです。
当初は、新型コロナ感染症拡大防止の観点から、学校ではなく家でやってもらうために材料を配布する方向で考えていましたが、この状況下でもどうにか体験させられないかを考え、調理の工程は職員が行い、焼く行程を児童に任せることとして進めました。
最初は、御幣餅の歴史や作り方について学習しました。(本ホームページでは以前に「五平餅」と表記していましたが、今回は「御幣餅」にします)
次に、調理を師範しました。まずタレ作り。今回は、クルミをたっぷり使い、しょうゆと砂糖で味つけしていきます。
続いて、炊き上がったご飯をすりこぎ棒でつぶします(半ごろし)。だんだんと重くなっていく感覚を児童も体験しました。
そして、そのご飯を杉板につけて平たくのばします。両側に“ひだひだ”をつけるのが「御幣餅」の特徴です。
職員が人数分作っている間に、児童は校庭に出て3つのグループに分かれて、炭火をおこしました。
和合小産の炭にいい感じで火がついていきました。
まず、素焼きをし、そこに秘伝?のタレを付け、表面にあぶくができる加減を注意しながら焼いていきました。
学校では食べず、できあがったものを各自1本ずつパックに入れて家に持ち帰り、本日中に家で温めて食べてもらうことで了解を得ました。
米作りと炭作り学習のいいまとめができました。