2月27日(月)の朝の活動の時間は、地域ボランティアの方による本年度最後の読み聞かせがありました。(本年度は10回ありました)
今回読んでいただいたのは「こよみともだち」と「100万回生きたねこ」の2冊。身を乗り出して見入る児童の姿が印象的でした。
地域の皆様に支えられている和合小学校。本当にありがたいことだなぁと感じております。
「ひと足ひと足、山をも坂をも踏み越えよ」~西尾 實先生の母校~
2月24日(金)は本年度最後となる学校公開日で、学習発表会を行いました。本年度は地域の方にもおいでいただき(3年ぶりです!)、体育館で実施しました。
☆6年「四次元ポケット大事件」
ある日突然、江戸時代にタイムスリップした6年生。社会見学で訪れた松本城の歴史にも触れながらの創作劇を発表しました。
☆1・2年「和合商店街 ゆめのお店にいらっしゃい!」
ステージ上に1・2年生が店長を務める3つのお店が並び(商品は手作り!)、和合商店街専用のお金でお買い物。図工や算数の学習が生きていました。
☆3・4・5年「ごんぎつね」
国語で学習した「ごんぎつね」を劇にして発表しました。長い台詞もしっかり言えて、一人一人が役に入りきっていました。
来校くださった方々の感想からー「6年の創作、楽しかったです。シナリオを自分たちで考えるなんて楽しいですね!」「1・2年のお店は全員参加で縁日みたいなのに、ちゃんと学習成果も入っていて、とてもよかったです」「『ごんぎつね』、感動しました。3人だけでもこんなにいい劇ができるのはすごいですね。よくがんばったと思います」等々。
周りから認めていただけることが、また和合っ子のエネルギーになっていくと思います。実りのある学習発表会となりました。
2月15日(水)、3月に出産予定の妊婦さんに来校いただき、全校で「いのち」について考える学習を行いました。この妊婦さんは、本校職員の実の娘さんです。
最初に、お腹の中にいる赤ちゃんのひいひいおじいさんとひいひいおばあさんの結婚写真から今につながっている「いのち」について考えました。(本校職員は「おじいさん」になりますね)
その後、一人ずつ、妊婦さんのお腹を触らせていただき、お腹の中の赤ちゃんの鼓動を聴診器で聞きました。お腹の中の赤ちゃんをびっくりさせないように、物音を立てずに静かに動き、お腹を触る前に手を温める和合っ子に優しさを感じました。
「あっ、動いたよ!」「雪が降っているような音が聞こえたよ」
そして、妊婦さんにいろいろ質問をして答えていただきました。「食事で気をつけていることはありますか?」(生ものは控え、甘い物も食べ過ぎないように心がけているようです)、「階段をのぼる時とおりる時はどっちがつらいですか?」(のぼる時は腹筋を使うし、おりる時はお腹で見えないし…手すりが頼りだとおっしゃってました)等々。
「私が生まれる時もお母さんは大変だったんだな」「ぼくは男だから体験できないけど、陣痛や食事とか大変なことがわかった」―振り返りの場面での児童の感想です。それを受けて、妊婦さんが「大変なこともあるけど、赤ちゃんを育てていくのが楽しみです!」と笑顔で話されたのが印象的でした。
自分や周りの人たちの「いのち」のつながりを肌で感じてくれたことと思います。「本物」に触れる貴重な時間でした。