新しい週が始まりました。学校の敷地内全体がキンモクセイのいい香りに包まれています。業間に校庭で遊んできた子どもたちが、「校長先生、どうぞ」と、キンモクセイを校長室に届けてくれました。
キンモクセイの甘い香りと子どもたちの優しさに心安まる校長でありました。
「ひと足ひと足、山をも坂をも踏み越えよ」~西尾 實先生の母校~
10月に入りました。その初日となる1日(金)の朝の活動の時間は、養護助教諭による保健指導がありました。今回のテーマは「『誰も泣かない』運動発表会~ケガを防ぐための方法を考えよう!~」。背景には、運動発表会の練習が始まってからちょっとしたケガが増えていることや、4月からの様子を見ていると「月曜日」にケガをしていることが最も多いという本校の実態があります。
ケガが起こるのはどんな時か、どうしたらケガを防ぐことができるかを、運動発表会のチームに分かれて意見を出し合いました。
そして、養護助教諭から「みんなに伝えたいことをとりあげて、ケガ防止ポスターを作ろう!」と投げかけられました。子どもたちはタブレットを持って、ポスターに合う写真を撮りに校舎内を自由に出回りました。“4分間”という限られた時間内で、高学年がチームをリードしながら効率的に撮影を進めている姿が印象的でした。
完成したポスターは校舎内に掲示されています。このポスターを見てより意識を高め、大きなケガをすることなく運動発表会当日を迎えたいと思います。
(ポスターのタイトル『ねむいと…zzz』『ごはんをしっかり食べないと』『ろうかはあるこう』)
9月29日(水)、外部よりICT支援員の先生にお越しいただきました。各学級に1時間ずつ入っていただき、授業でのタブレットの活用の仕方についてその場でご指導いただきました。
1・2年は、画面上の言葉のカードを選び、並び替えながら文をつくりました。
3・4年は、「Googleフォーム」を使って、全校が参加できるクイズを作成しました。3年生は社会科で学習している「阿南町」、4年生は10月の社会見学での見学予定地「松本城」に関するクイズを考えました。
5・6年は、「Googleスライド」を使って、明治時代の人物についてそれぞれが1ページにまとめました。
だいぶ機能にも慣れてた子どもたち。今後、月1回のペースで支援員の先生に来ていただけそうです。タブレットも活用しながら、より主体的に学んでいく姿に期待します。
9月24日(金)、爽やかな秋晴れの下、稲刈りを行いました。
久しぶりに田んぼへ行くと、稲が実っていました。ですが、田んぼの場所によって稲の色が違うことに気づいた子どもたち。(写真でわかりますか?)
水の取り入れ口付近の稲(写真手前左側)は、まだ緑が濃い感じです。水温の違いが稲の生長に関係することを実感しました。「その部分の稲はもう少し待ってから刈りたい」「休みの日に子どもたちで刈ってもいいですか」という声が挙がり、その部分だけは残して稲を刈ることとしました。
刈り取った稲は束にしてワラで縛ります。地域の方にも教わりながら縛っていきます。
縛った稲ははざにかけていきます。
夏場の長雨による日照不足も影響してか、昨年度よりは、刈り取った量は少なかったようですが、「脱穀が楽しみ!」「(新米で作った)五平餅を食べたい!」と期待に胸ふくらませる和合っ子でした。