和合小の英語授業

新学習指導要領では英語が教科となり、3.4年生で年間35時間、5.6年生で年間70時間を学ぶこととなります。今年と来年は移行期間とされていますが、和合小では授業時間を確保し、今年から全面実施をしています。とはいえ極小規模校の本校ですので、みんなで楽しく英語を学ぶ、をモットーにALTが来校したときはリスニング(チャンツやゲーム)を中心に全校授業を仕組みます。ALTが来校できないときに、ライティングを中心に各学年に応じた内容を学習します。
この春から町のALTが交代するということで、今日は新旧のALT2人が一緒に来てくれました。いつも以上に子どもたちもノリノリで英語の学習ができました。お山の中の小さな学校でも、色々な授業形態を工夫し、しっかりと子どもたちの学力を高めていきたいと思います。
   

スカイプでチリとつながった

本校に3月まで勤務していた職員が、4月からチリ共和国のサンチャゴ日本人学校の先生として、ご家族と共に赴任していきました。今日は、スカイプを利用して、チリのその先生ご家族と、テレビ電話がつながりました。チリ共和国は日本から見ると、地球のちょうど反対側に位置します。時差はおよそ12時間。朝8時、始業前のこの時間はチリは夜8時。パパの転勤で一緒にチリへ行ったお子さんたちは、パジャマ姿で寝る身支度。窓の外もテレビ電話画面で見せてくれましたが、夜景が美しい時間帯。リアルに目の前で会話し、伝わってくる外国の様子に、子どもたちは目をキラキラさせながらテレビ電話を楽しみました。
これから、たびたびサンチャゴともテレビ電話をつなぎ、子どもたちの世界を広げていきたいと思います。
   

体験入学

本校はPTAの皆様が中心となり「和合の親子山村留学実行委員会」が立ち上がっており、親子山村留学のお子さんを受け入れています。
今日は、和合での暮らしや極小規模校(和合小)での様子を体験し、親子山村留学を考えたいという、小学校2年生の女の子がお母さんとやってきました。今日と明日、本校での生活を体験します。
今日は、朝から登校。授業を一緒に受けました。4時間目は子どもたちが「歓迎会」を企画し、5年生の家庭科のお茶を入れる学習と低学年の生活科を合体し、子どもたちがホットケーキを焼いて、おいしいお茶を入れてくれ、給食時に学校中全員で歓迎会食会をしました。
   
午後は体育で、駅伝の練習として、実際に道路をってみました。
4/29には阿南町駅伝大会が開催され、和合小学校も児童5人+先生1人で1チーム組み、出場します。走ることが大好きな和合小の子どもたち、精一杯の走りを見せてくれることでしょう。
  

マリーゴールドの芽がでたよ

新年度2日目、4/6に3年生が種まきしたマリーゴールドの芽が出そろいました。昨年度は何故か発芽しにくかった花の種ですが、今年はこの暖かさで順調に成長できるようです。あとは、サルビアとアゲラタムもうまく発芽してくれるといいな。
 

交通安全教室

和合の子どもたちの日常生活を見ると、自転車は移動のための大切な手段であり、当たり前のように道を乗っている姿があります。でも、安全な自転車の乗り方を身につけたり、交通安全に対する意識を高めたりするために、学校では年2回『交通安全教室』を行っています。今日は、売木駐在所のおまわりさんに講師に来ていただき、整備されている自転車かどうかを確かめる点検や実際の道路での自転車の乗り方を教えていただきました。
 
今年は職員の中に『整備』がお得意の先生がいるため、子どもたちの自転車はお家で直らなかった箇所もどんどん修理されました。すごーい。
和合出張所をめざし、実際に道路に出て、自転車に乗ったり正しい歩行訓練をしながら、交通ルールを再確認しました。まだまだ未熟な1年生には、2年生が走って伴走をしてくれたり、職員が後ろを自転車でついていったりして、声がけしながら正しい自転車の乗り方を確認しました。
   

行った先では、出張所や診療所、森林組合、「子どもを見守る安心の家」の皆さんに「自分たちも交通ルールを守って、安全に気をつけるので、見守りをよろしくお願いします。」と挨拶してきました。
 
これからも意識を高くして『自分の命は自分で守る』を合い言葉に、交通事故に遭わないように十分気をつけていきたいと思います。

チャレンジタイム

本校では児童の苦手克服と基礎学力の定着をはかるため、毎日15分間の朝ドリルの時間を設けています。子どもたちは「チャレンジタイム」と呼んで、一人ひとりに合った問題を解いています。職員も全員参加で、子どもが困ったときは、いつでもどの先生にでも声をかけられる体制で見ています。全校児童が同じ教室で、一つのテーブルを囲んで学習するので、入学したての1年生も、大きい人たちが集中して学習する姿を見て、自分も集中して学習する姿を学んでいます。新学期が始まってちょうど2週間たちましたが、この「チャレンジタイム」も時間も順調に動き出しています。(^_^)v
  

学校公開①・PTA総会・学校運営委員会

年5回予定されている『学校公開(参観日)』の第1回目。土曜日に地域の皆様にも広くお声をかけ、たくさんの方々に来ていただくことができました。
今日の公開授業は「1年生を迎える会」兼「和合なかよし集会」でした。1年生や転入生や新しい先生方が仲間入り。学校の中も地域の皆さんも、だれもかれもみーんな仲良くなりましょう、というねらいの児童会企画です。
1年生はこの時だけはお客様。彼が主役で、特等席が準備されました。そして、児童会長・副会長からメダルをプレゼントされ、嬉しそうでした。つづいて、今年仲間入りした人たちが前に並んで自己紹介。いっぱい人が増えて、和合小は賑やかになったなあ、とあらためて実感できました。
 
その後、児童会企画のゲームで子どもも大人も楽しみました。ジェスチャーだけで自分の誕生日を伝え合い、輪になる『バースディチェーン』、関所の人とじゃんけんをして負けたときはチームみんなで関所をくるりと走る『カモーン』、半分に割って節をとった1M位の竹をつなぎ合いピンポン玉を転がす『パイプライン』。チームで協力しながら、勝っても負けても大きな声で笑い合い、あっという間に楽しい時間が過ぎました。
  
子どもたちが下校した後は、引き続きPTA総会と学校評議員会が行われました。地域全戸がPTAとして和合小学校を支えていただいています。本年度も力強く本校の教育活動を支えていただけると確認しました。ありがとうございました。
 

もみまき

地域の皆さんが合同で行う「もみまき」に今年も参加させていただき、和合小田んぼの学習が今日から始まりました。
6人の児童のうち、半数3名は去年までの経験者、3名は今年初体験者です。途中、美味しいお茶タイムを挟みながら、経験や学年の発達段階に合った仕事をみつけ、地域の皆さんに教えていただきながら一生懸命に働きました。
             
「ネコの手よりずいぶんましだ。しっかり働ける。ありがたいに。」「子どもたちと作業をすると賑やかで良いなあ。」とお声をかけていただきながら・・・流れ作業に乗って、良い感じで働けるようになった頃には、残念ながらタイムアウト。「もう帰っちゃうの。」と惜しまれながら??帰校しました。
自分たちもお手伝いして育てる苗での田植えが楽しみです。(それまでに行う田んぼの準備はいろいろありますが・・・)

避難訓練

「自分の命は自分で守る」ために、毎年行っている避難訓練ですが、今年も3回予定しています。今日は第1回め。教室で授業を行っているときランチルームから出火。先生の指示にしたがって安全に逃げる、という想定で行いました。
 
続いて、校庭に設置されている消火栓を実際に使い、職員が放水訓練を行いました。和合は消防自動車が到着するまで30分以上かかるので、自分たちで消火栓が使えるようにしておく必要があります。
 
校長は講評で子どもたちに「真剣に取り組めたことが素晴らしい。その時その場で状況を判断して、自分の身は自分で守ることをいつも心がけていましょう。そして、火遊びは絶対にせず、火を出さないこと。」を伝えました。

その後、校舎内で非常口の確認をしました。防犯のため、常時施錠されている場所なので、非常時は子どもでもちゃんと自分で解錠して逃げ出せるように、実際に鍵の開け閉めを練習しました。
 
「泥棒は、持てる物しか持って行かない。火は、すべての物を持って行く。」と言われます。火の大切さと共に、火の持っている危険について、これからも子どもと共に考えたり教えたりしていきたいと思います。

お花見

今年は桜が満開となる時期が早く、うかうかしているとお花見ができずに終わってしまう・・、ということで14日に予定していたお花見を繰り上げて、近くの林松寺へ出かけてきました。今日は6人、全校児童がそろいました。途中からは、地域のちびっ子も飛び入り参加して、ますます賑やかになりました。
行きも帰りも、道を歩くときは交通ルールを確認しながら、安全指導もちゃんと行いました。一石二鳥(^_^)v
 
林松寺は、風が吹くと桜の花びらが舞い落ちる、それはそれはステキな春の空間でした。桜を見上げながら十分に美しさを堪能できました。

その後は・・・、春の心地よさを体いっぱいに感じながらの外遊びです。昔ながらの「花いちもんめ」。続けて「鬼ごっこ」。そして男の子も女の子も先生も、全力を出し合い取っ組み合った「すもう」。
     
桜が散る前にお花見できてよかったです♡