炭焼きにチャレンジ5

昨夜、暗いところで空気遮断作業をしたので、5年生二人は朝から手直し作業をしました。炭焼きにとって空気の管理はとても大事なようです。
 
二人で完璧に仕上げ、これで大丈夫。(なハズ)
 
煙突から木酢液が出ていることも確認できました。
5年生二人は、窯を埋めてある土に手をあてて「やっぱりまだあったかい。」「土がこんなに暖かいんだから、中の窯はすごい熱いよね。」と話していました。
どうぞ、いい炭が出来ていますように…。

炭焼きにチャレンジ4

昨日子どもたちが帰るPM4:00には、炭焼き窯の煙はまだモクモクと出ていました。職員が様子を見て「焚き口をふさぐ時は連絡するからね。」と約束して下校しました。しかし、煙はなかなか納まらず・・・、教頭先生が「もしかしたら、今夜は学校へ泊まりか??。」と覚悟を決めた頃、ついにその時が来ました。夜8:00。あんなにモクモク出ていた煙が、あっという間にスーっと消えました。急いで5年生の子どもたちに連絡すると、二人とも学校へ駆けつけてきました。講師の用務員さんも心配して見に来てくださった時間とちょうど重なりました。
暗い中、焚き口を赤土で完全にふさぎ、煙突にはアルミホイルで蓋をして、完全に空気を遮断しました。あとは蒸し焼きにしながら冷まします。炭出しは25日の予定です。どんな炭ができているか楽しみです。(勢いよく煙が出ていたのでもしかしたら中の炭も燃えちゃってる?とちょっと心配もありますが…)
 

炭焼きにチャレンジ3

昨日火入れをして、1昼夜燃やし続けた炭焼き窯。朝、まだ煙突から煙がモクモクと出ていました。そろそろ焚き口の火は燃やさなくでいいハズ??。でも、子どもも職員も経験が無いことに挑戦しているので、誰も自信が持てません。そこで地元の『炭焼き名人』にお声をかけたらすぐ様子を見に来てくださいました。そしたら煙の色や様子を見て、「もう焚き口を絞って(狭くして)空気をたくさん吸い込まないようにする段階に来ている。」と教えてくださいました。焚き口を絞るための赤土は、ちゃんと用務員さんが先を見越して準備してくださってあり、子どもたちは練り上げた赤土とブロックで焚き口絞りの作業をしました。
  
今の段階で、空気の道を全部遮断してしまったわけでは無く、下の部分1カ所小さく残してあります。赤土の泥を積んだり塗ったりして、上手に空気の調節ができました。あとは煙の様子を見て、煙が全く出なくなったタイミングで残っている空気穴をふさぎます。さて、そのタイミングはいつになるのでしょうか・・。
 

炭焼きにチャレンジ2

今日はいよいよ炭焼き窯に火入れです。5年生だけの学習にとどめず、全校児童に興味を持ってほしいと考え、火入れの様子を全員で見守りました。子どもたちがお家で話したことから、保護者の方も興味を持った方々がたくさん見学に来てくださいました。

焚き口へ火が付きやすいようにボヤ(細い木の枝)や杉の枯れ葉をたっぷり詰め、5年生が点火。みんながドキドキ見守る中、奥の煙突からモクモクと煙があり始めました。これで第1段階が成功したことが確認できました。
  
後は煙の様子と温度を見ながら、およそ一昼夜薪を燃やし続け温度を保ち、蒸し焼きにしていきます。昼間は5年生が自分たちで薪を作りつつ温度管理をしていきます。
薪を作るために完全武装でチェンソーも使ってみたり、斧で薪を割ったりしました。
 
  
夜の温度管理は、学校職員や5年生の保護者が行います。子どもたちの活動を応援し支えてくださる皆様に感謝です。

学校公開⑤(学習発表会・学校運営員会)

今年度最後の学校公開参観日でした。保護者の皆様や地域の皆様が大勢来てくださいました。参観の時間は学習発表会で、子どもたちは今年1年で身についた力を自信たっぷりに発表していました。

1年生は国語学習で作った3ヒントクイズを出しました。2年生の女の子は九九を暗唱しました。2年生の男の子は絵本の読み聞かせをしました。
  
3年生は今年習った新しい漢字をカードでどんどん読む姿を見せてくれました。4年生は得意な縄跳び(2重跳びやあや跳び)を発表しました。2重跳びは連続30回で、もっとできるけど時間切れ…という様子でした。5年生は、全労済作文コンクールで金賞・銀賞に輝いた作品作りの様子を、互いにインタビューする形式で発表してくれました。
   
続いて全校での発表はダンス(YMCA)、児童会活動発表、そして、冬の体力作りとして取り組んできた長縄8の字跳びでした。特に長縄8の字は繰り返し練習し、5分間で何回跳べるか、という記録作りに挑戦してきました。1年生も間を空けずに入れるようになり、児童7名の気持ちが一つにまとまり、練習するたびに記録が伸びてきました。今朝の練習ではまた記録が伸びて318回。ここでは319回以上跳べれば新記録という場面。結果は・・・なんと…362回。大きく記録を伸ばしました。子どもが持つ爆発的な力ってすごい。
見ていた保護者の方は「がんばれ、がんばれって心の中で祈りました。」「もう、子どもの姿に感動しかない。」と、後で話してくださいました。みんなで新記録の万歳をした時の子どもたちの満足げな顔。心が一つにまとまる活動っていいな、と感じました。
 

参観の時間に続いて、大人は「学校運営委員会」を行いました。この一年間の子どもたちの姿をお伝えしながら、「学校自己評価アンケート(児童・保護者・職員)」の結果もお示しし、ご意見を頂戴しました。一人ひとりの子どもを大切にし、保護者の皆様や地域の皆様と共に進み、子どもの成長をみんなで見守る学校の姿勢を大きく評価していただきました。ありがとうございました。

 
明日からは3学期終業式を目指し、しっかりこの一年間のまとめをしていきます。

炭焼きにチャレンジ1

和合は昔、炭焼きの里として栄えていた歴史があります。その歴史を聞きながら5年生の男の子は「自分も炭焼きをやってみたい」と願い、自分の「総合的な時間の学習」の課題として3年生の頃からちょこちょこ調べたり、講師となっていただく学校の用務員さんに「教えてください。お手伝いしてください。」とお願いしてきたりした経過がありましたが一進一退。なにせ各学年児童は1~2名の本校なので、子どもだけでは活動に限りが出てしまいます。でも「子どもの願い」に向かい大人も協力していきたい、と今回は大人がバックアップする部分と子どもが自ら活動する部分を分けて、「炭焼き」に向かって活動が動き始めました。
腕のいい大工の棟梁だった本校の用務員さんが、立派なドラム缶の窯を作ってくださいました。そして、和合小で手軽に子どもたちが炭焼きを体験できるように周りをしっかり囲い、雨でも困らないように屋根をさしかけ、素晴らしい炭焼き小屋が作られ完成。5年生の子どもたちは、そのつくりの説明を聞いたり、炭焼き窯や小屋作りのお手伝いをしながら関わりました。
 
炭の原木(ナラの木)や焚き口をふさぐための赤土も準備できました。
 
5年生はしっかり説明を聞き、ドラム缶の窯に原木を詰めました。
 
ドラム缶窯にふたをして、周りに土を入れ準備完了。

来週月曜日(2/18)に火入れです。どうなるのか、期待で胸が膨らみます。

スキー教室②

第2回目のスキー教室へ行ってきました。今日のゲレンデは強い冷え込みで一面アイスバーンの状態で「怖い」「滑りすぎる」「氷じゃん」という子どもたちの声。「しっかり踏みしめて、しっかりブレーキかけてコントロールすれば大丈夫だよ。」「この雪の状態で上手に滑れれば、前回みたいなパウダースノーではもっと楽しめるよ。」という指導者や先生たちの声。
午前中は高学年チームと低学年チームに分かれて練習開始。でも、今日の目標は『午後は全員一緒に同じ斜面を滑る』です。
高学年チームは地域指導者に教えていただきながらリフトを乗り継ぎ、一番高いところから景色を堪能し、上級者コースを滑る経験もしました。
 
低学年チームは学校職員がつき、基本のボーゲンとスピードコントロール、そしてきちんと止まりたいところで止まる練習を繰り返しました。1.2年生3名は前回のスキー教室が生まれて初めてのスキーだったのに、基礎を身につけ上手に滑れるようになりました。子どもってすごーい。
 
これまた楽しいランチタイムを挟んで、午後は「全員一緒に同じゲレンデをすべる」という目標へ向かいました。低学年が中級コースへチャレンジ。スピードコントロールときちんと止まることができるようになったので、中級コースも自信持って滑れるようになり、楽しくて楽しくてたまらないといった様子でした。そこへ、上級コースから降りてきた高学年チームと、見事に合体でき、そこからは7名の子どもと職員の全員が一緒になってスキーを楽しみました。
 
まとめの会では「全員一緒に滑ることができてよかった。」「1年生の○○君、すごく上手になったね。」「去年より上手になれた。」「スキーって楽しいね。」などの感想が聞かれました。
学校でのスキー教室を通して、子どもたちが生涯スポーツとしてスキーを楽しむことができたらいいなと思います。

節分(豆まき)

2/3が節分ですが日曜日だったため、1.2年生が今日学校中の鬼を追い払ってくれました。生活科で節分について学び、自分たちで追い出したい鬼を決め、豆をぶつけると鬼が倒れ福の神が現れる的も作りました。今日はその鬼の的とピーナッツの升を持ち、各教室を回り、豆まきをしてくれました。
 
5年生の教室では、思いがけずリアルな鬼が2匹待ち構えていたため、大盛り上がり。でもしっかり鬼を追い払うことができました。(鬼さん、ありがとう。)
 
職員室は大事な機械があるからと、気を遣ってくれ、職員室前の廊下で豆まきしてくれました。まいた豆はちゃんと拾い集め、お片付けもしてくれました。最後は、豆はちゃんとおやつとしてお腹の中へ片付けました。(^o^)
 
これで和合小からは「なまけ鬼」や「おこり鬼」「いじわる鬼」など悪い鬼たちは全て追い出されました。また、1年間、仲良く元気に頑張れそうです。
1.2年生の皆さん、ありがとう。

和合小のどんど焼き

 
校庭の轍に薄氷が張り、スケート状態で滑って楽しめるくらい冷え込んでいます。和合も正月15日に各地区でどんど焼きが行われましたが、自分たちも今年1年がんばって勉強したノートや習字を練習した紙や、お父さんお母さんに見せた後のテスト??を天にかえし、これからますますがんばろう、という気持ちを持つために、学校でもどんど焼きをしたいね、という話題が出ました。この子どもたちの気持ちを汲んで、さっそく用務員さんが立派なおんべを校庭に組み立ててくださいました。
1月の「なかよしの木」も一緒に天へかえします。

朝から全員が校庭に集まって点火。用務員さんが組み立ててくださったおんべはあっという間に燃え上がり、火の勢いで紙が天へ舞い上がっていくのを「来年はもっと字が上手になりますように。」「漢字がたくさん覚えられますように。」「テストでもっといい点がとれますように?」などの気持ちを込めて見上げました。
 
10分ほどでいい熾きができ、どんど焼きの楽しみ=餅焼きを楽しみました。家で食事の準備をどんどん行い、火の扱いに慣れている子が、お餅を焼き上げ配ってくれました。
 
あつあつのお餅を食べ、一日のエネルギーが充電できました。また、どんど焼きの熾きで焼いたお餅をみんなで食べたので、和合小は今年1年、病気知らずで過ごせるハズです。
みんなで一緒にやる(活動する)って、楽しいなあ。

なかよし集会 月間のまとめと「思い出ビンゴ」

今日で「なかよし月間」は終わりです。いつも以上にみんなの良いところを見つけたり、見つけてもらっったりして、うれしかったことや感じたことを伝え合う月間でした。まとめの今日は「一年間の思い出ビンゴ」をして楽しかった思い出を共有したり、「なかよしの木(の葉)」で、書いてもらって嬉しかったことや自分のことを発表し合いました。
まず、「思い出ビンゴ」では今までの行事の中で思い出に残っている行事名をビンゴ用紙に書きました。その後、係の先生が行事名を引き、次々に発表されていくにつれ、みんなの気持ちも盛り上がっていきました。「リーチ!」「ダブルリーチ!」と大きな声が飛び交う中、1年生が一番にビンゴできました。それに続いてどんどんビンゴになり、とても楽しい時間になりました。
 
「なかよしの木」の振り返りでは、「○○さんや△△君が一緒に遊んでくれたこと。」「置き忘れた筆箱を届けてくれたこと。」「粘土で一緒に遊んでくれたこと。」「○○君がこぼした水を拭いてあげたこと。」などを伝え合いました。発表を聞きながら、自分が優しくできたときの気持ちよさや、友だちとの関わりで嬉しかった気持ちを共有することができました。
  
和合小の「なかよしの木」は「なかよしの葉」でいっぱいになりました。これからもやさしさあふれる和合小の仲間でいたいです。