炭焼きにチャレンジ1

和合は昔、炭焼きの里として栄えていた歴史があります。その歴史を聞きながら5年生の男の子は「自分も炭焼きをやってみたい」と願い、自分の「総合的な時間の学習」の課題として3年生の頃からちょこちょこ調べたり、講師となっていただく学校の用務員さんに「教えてください。お手伝いしてください。」とお願いしてきたりした経過がありましたが一進一退。なにせ各学年児童は1~2名の本校なので、子どもだけでは活動に限りが出てしまいます。でも「子どもの願い」に向かい大人も協力していきたい、と今回は大人がバックアップする部分と子どもが自ら活動する部分を分けて、「炭焼き」に向かって活動が動き始めました。
腕のいい大工の棟梁だった本校の用務員さんが、立派なドラム缶の窯を作ってくださいました。そして、和合小で手軽に子どもたちが炭焼きを体験できるように周りをしっかり囲い、雨でも困らないように屋根をさしかけ、素晴らしい炭焼き小屋が作られ完成。5年生の子どもたちは、そのつくりの説明を聞いたり、炭焼き窯や小屋作りのお手伝いをしながら関わりました。
 
炭の原木(ナラの木)や焚き口をふさぐための赤土も準備できました。
 
5年生はしっかり説明を聞き、ドラム缶の窯に原木を詰めました。
 
ドラム缶窯にふたをして、周りに土を入れ準備完了。

来週月曜日(2/18)に火入れです。どうなるのか、期待で胸が膨らみます。

スキー教室②

第2回目のスキー教室へ行ってきました。今日のゲレンデは強い冷え込みで一面アイスバーンの状態で「怖い」「滑りすぎる」「氷じゃん」という子どもたちの声。「しっかり踏みしめて、しっかりブレーキかけてコントロールすれば大丈夫だよ。」「この雪の状態で上手に滑れれば、前回みたいなパウダースノーではもっと楽しめるよ。」という指導者や先生たちの声。
午前中は高学年チームと低学年チームに分かれて練習開始。でも、今日の目標は『午後は全員一緒に同じ斜面を滑る』です。
高学年チームは地域指導者に教えていただきながらリフトを乗り継ぎ、一番高いところから景色を堪能し、上級者コースを滑る経験もしました。
 
低学年チームは学校職員がつき、基本のボーゲンとスピードコントロール、そしてきちんと止まりたいところで止まる練習を繰り返しました。1.2年生3名は前回のスキー教室が生まれて初めてのスキーだったのに、基礎を身につけ上手に滑れるようになりました。子どもってすごーい。
 
これまた楽しいランチタイムを挟んで、午後は「全員一緒に同じゲレンデをすべる」という目標へ向かいました。低学年が中級コースへチャレンジ。スピードコントロールときちんと止まることができるようになったので、中級コースも自信持って滑れるようになり、楽しくて楽しくてたまらないといった様子でした。そこへ、上級コースから降りてきた高学年チームと、見事に合体でき、そこからは7名の子どもと職員の全員が一緒になってスキーを楽しみました。
 
まとめの会では「全員一緒に滑ることができてよかった。」「1年生の○○君、すごく上手になったね。」「去年より上手になれた。」「スキーって楽しいね。」などの感想が聞かれました。
学校でのスキー教室を通して、子どもたちが生涯スポーツとしてスキーを楽しむことができたらいいなと思います。

節分(豆まき)

2/3が節分ですが日曜日だったため、1.2年生が今日学校中の鬼を追い払ってくれました。生活科で節分について学び、自分たちで追い出したい鬼を決め、豆をぶつけると鬼が倒れ福の神が現れる的も作りました。今日はその鬼の的とピーナッツの升を持ち、各教室を回り、豆まきをしてくれました。
 
5年生の教室では、思いがけずリアルな鬼が2匹待ち構えていたため、大盛り上がり。でもしっかり鬼を追い払うことができました。(鬼さん、ありがとう。)
 
職員室は大事な機械があるからと、気を遣ってくれ、職員室前の廊下で豆まきしてくれました。まいた豆はちゃんと拾い集め、お片付けもしてくれました。最後は、豆はちゃんとおやつとしてお腹の中へ片付けました。(^o^)
 
これで和合小からは「なまけ鬼」や「おこり鬼」「いじわる鬼」など悪い鬼たちは全て追い出されました。また、1年間、仲良く元気に頑張れそうです。
1.2年生の皆さん、ありがとう。

和合小のどんど焼き

 
校庭の轍に薄氷が張り、スケート状態で滑って楽しめるくらい冷え込んでいます。和合も正月15日に各地区でどんど焼きが行われましたが、自分たちも今年1年がんばって勉強したノートや習字を練習した紙や、お父さんお母さんに見せた後のテスト??を天にかえし、これからますますがんばろう、という気持ちを持つために、学校でもどんど焼きをしたいね、という話題が出ました。この子どもたちの気持ちを汲んで、さっそく用務員さんが立派なおんべを校庭に組み立ててくださいました。
1月の「なかよしの木」も一緒に天へかえします。

朝から全員が校庭に集まって点火。用務員さんが組み立ててくださったおんべはあっという間に燃え上がり、火の勢いで紙が天へ舞い上がっていくのを「来年はもっと字が上手になりますように。」「漢字がたくさん覚えられますように。」「テストでもっといい点がとれますように?」などの気持ちを込めて見上げました。
 
10分ほどでいい熾きができ、どんど焼きの楽しみ=餅焼きを楽しみました。家で食事の準備をどんどん行い、火の扱いに慣れている子が、お餅を焼き上げ配ってくれました。
 
あつあつのお餅を食べ、一日のエネルギーが充電できました。また、どんど焼きの熾きで焼いたお餅をみんなで食べたので、和合小は今年1年、病気知らずで過ごせるハズです。
みんなで一緒にやる(活動する)って、楽しいなあ。

なかよし集会 月間のまとめと「思い出ビンゴ」

今日で「なかよし月間」は終わりです。いつも以上にみんなの良いところを見つけたり、見つけてもらっったりして、うれしかったことや感じたことを伝え合う月間でした。まとめの今日は「一年間の思い出ビンゴ」をして楽しかった思い出を共有したり、「なかよしの木(の葉)」で、書いてもらって嬉しかったことや自分のことを発表し合いました。
まず、「思い出ビンゴ」では今までの行事の中で思い出に残っている行事名をビンゴ用紙に書きました。その後、係の先生が行事名を引き、次々に発表されていくにつれ、みんなの気持ちも盛り上がっていきました。「リーチ!」「ダブルリーチ!」と大きな声が飛び交う中、1年生が一番にビンゴできました。それに続いてどんどんビンゴになり、とても楽しい時間になりました。
 
「なかよしの木」の振り返りでは、「○○さんや△△君が一緒に遊んでくれたこと。」「置き忘れた筆箱を届けてくれたこと。」「粘土で一緒に遊んでくれたこと。」「○○君がこぼした水を拭いてあげたこと。」などを伝え合いました。発表を聞きながら、自分が優しくできたときの気持ちよさや、友だちとの関わりで嬉しかった気持ちを共有することができました。
  
和合小の「なかよしの木」は「なかよしの葉」でいっぱいになりました。これからもやさしさあふれる和合小の仲間でいたいです。

 

 

 

 

職員講話(教頭先生)

今日の職員講話は教頭先生が「ことばって おもしろい」という題名でお話をしてくださいました。
まず、各行の最初の字をつなげるとある言葉になる「アクロスティック」。自分の名前で自己紹介文をつくって例を示してくれました。子どもたちも楽しんで自分の名前でアクロスティック文を作りました。
 
次は、シンブンシ(新聞紙)、ヤオヤ(八百屋)などでおなじみの
上から読んでも下から読んでも同じになる回文。子どもたちは「トマトもそうだよ。」「キツツキも。」とすぐに思いつきました。子どもの頭って柔軟だなぁ、と思いました。
 
最後は、
単語または文の中の文字をいくつか入れ替えることによって、全く別の意味にさせる「アナグラム」。「かいさつき(改札機)」が「きついさか(きつい坂)」になる例で教えてくれました。
 
図書館にある言葉遊びの本も手に取ったりして、手軽にできる言葉遊びをまた、楽しんでいきたいと思います。

雪遊びと・・・

雪の少ない冬ですが、今日は校庭が白くなるくらいの降雪がありました。休み時間になると「待ってました」とばかりに子どもたちが校庭に飛び出していきました。途中職員室に顔を出し「先生、いくよ-。」「雪遊びするよー。」と声をかけいったので、元気な職員も何名か仲間入り。
   
雪合戦、そり、雪だるま作り、それぞれにいろいろな雪遊びを楽しみました。
ふと気がつくと・・・あれあれ、誰かがたりないな。
教室をのぞいてみると、5年生の女の子は一人もくもくと机で何やら書いていました。「まだ、勉強終わらないの?」と聞くと「違うよ。放送の時のアナウンス原稿を書く紙が終わっちゃって、みんな困るから・・・。」と自分で気がついて、全校のために委員会のお仕事をしていてくれました。すばらしい姿で嬉しくなりました。
 

スキー教室①

第1回目のスキー教室を行いました。慣れ親しんだ「あららぎ高原スキー場」が今年は営業しないということで、『ヘブンスそのはらスキー場』に会場を移しました。
昨夜の雪でゲレンデはパウダースノーに覆われ、最高のコンディション。生まれて初めてスキーを履く1.2年生3名も「楽しみ~。」「滑れるようになりたーい。」と意欲満々。子どもたちにスキーを教えてくださるのは、毎年面倒を見てくださっている地域講師の方。今年も快く講師を引き受けてくださいました。
スキーを履いて準備体操を済ませ2チームに分かれて練習開始。経験者3年生以上チームの目標は「いろいろなコースを楽しもう。」です。地域講師と共に上級者コースへむかってどんどん滑りにいきました。
 
初心者1.2年生チームは学校職員がつき、転び方・起き方・蟹歩き・ハの字ボーゲンなど基礎をみっちり行った後、リフトにも乗り、なだらかなコースを滑りました。
 
どんなに転んでも弱音を吐くこと無く時間いっぱいがんばったので、2回目のスキー教室では、全校一緒に地域講師の方に教えていただけるくらい上手になりました。
 
地域講師の方と一緒に食べたお昼の時間も、また楽しいひとときでした。一日終わったまとめの会では「スキーが滑れるようになった。スキーは楽しい。」「去年より上手になった気がする。」「めあて、達成。」など満足した様子の感想が聞かれました。
第2回目のスキー教室は2/8に予定されています。今からまた楽しみです。

なかよし集会 サイコロトーキング2

なかよし月間の活動、朝の「さいころトーキング2」を行いました。今日のお題は『○○さんがいてくれたおかげで』です。係職員が手作りした特製の7面サイコロを使って、出た色でその友だちのいいところやその友だちからしてもらってうれしかったことを発表していきました。
2回3回と同じ友だちにあたると「言うことなくなっちゃったぁ」「うーんと、なんだっけ」と詰まってしまいますが、すかさず周りの友だちが「あったじゃん、あれあれ」と助け船を出してくれました。
 
 
サイコロトーキングが終わった後は「友だちに感謝すると気持ちがいいし、相手も喜んでくれるのが分かるからもっと気持ちいい。」「いいところや優しさをさがして言っているので、雰囲気がほんわかしてとてもいい。」「○○さんの優しいところを考えていたら、いっぱいあった。」「こういう時間は楽しい。」など感想を伝え合うことができました。
とてもいい時間が共有できました。

 

百人一首・カルタ集会

1月の児童集会は『百人一首・カルタ集会』でした。1.2年生が計画してくれました。低学年はカルタ、高学年は百人一首です。
低学年は「きょうりゅうカルタ」「犬棒カルタ」「お話(昔話)カルタ」を楽しみました。1.2.3年生が入り交じっていたので、1年生は不利かな?3年生の圧勝かな?と思っていましたが・・・なんのなんの、恐竜大好きな1年生が「きょうりゅうカルタ」でいっぱいとったり、すばしっこい2年生が1位だったりと、3試合ともいい勝負がくりひろげられました。
 
高学年は百人一首でした。1対1の勝負です。子どもは3名しかいないので4人目として養護教諭が参戦。相手を変えながら3試合行いました。百人一首は句を覚えている子が強いです。家族みんなで百人一首をしている5年生男子の圧勝でした。負けてしまった女の子たちは「くやしい。」「もっと覚えなくちゃ。」と来年に闘志を燃やしていました。
 
試合が終わった後は全員で円座になり、「坊主めくり」を楽しみました。これは、地域や家庭によっていろいろなルールがありトラブルになりやすいので、まずみんなで和合小ルールを確認しました。「ぼく、運が悪いんだよねぇ。」「あー、坊主引いちゃったぁ。」など、和気藹々で楽しめました。
 
お正月過ぎた今の時期にみんなで楽しむ、良い児童集会になりました。