<「たくましい姿」とそれを支えるたくさんの方々>

―学校公開・PTA作業(9月5日(土)―

子どもたちの日頃の学びを見ていただくのが、「学校公開日」です。保護者の皆さんの来校は普段通りで、地域の方の参観も少しずつと思っているのですが、地域の方も気遣ってくださり、なかなか気軽に来校というわけにはいかないようです。本当に残念なことです。Withコロナの時勢ですが、いくつか何かの機会を重ねていきたいと思います。

それでも、子どもたちはこつこつと学びを積み重ね、多くの方が支えてくださいます。

この日は、毎年お話ししていただいている地域の方の「和合にあった悲しいお話」や「亡霊塔」の意味を考えるお話をいただきました。また、別の地域の方から、コマ回し・紙風船遊びなどの昔の遊びを教えていただきました。

<いつも通るところにある『亡霊塔』>

子どもたちは、「毎日通るところなのに、意味がこんなにあったなんて」(4年生)と話していました。何気なく通る和合にものにある意味を感じると、和合が違って見えてくるように思います。

<コマで綱渡りや手のりもできるよ>

<できなくてもそっと教えてくれたよ>

<他にもこんな遊びを・・・>

参観授業では、普段のそのままの姿で、子どもたちは自分の課題に向かっていました。「これよく分からない」と素直な声も聞こえます。わからなさを語れるって大事なことですね。

<5、6年生 図工>

<3、4年生 国語>

<2、3年生 総合>

参観が終わった後は、PTA作業でした。参観ができないのにも関わらず、本当にたくさんの地域の方(和合は全戸がPTA)が集まってくださいました。本当に心が温かくなりました。

<子どもたちも一緒に作業です>

こうして、全校児童が地域の方と一緒に作業をしながら、「たくましい姿」になっていき、それを支えるたくさんの方々を実感するのだなと思いました。

 

―クラブ活動(9月14日(月)―

本年度のクラブ活動の2回目は、ゴムボート体験でした。谷間から見える青空と和知野川の透き通るようなエメラルドグリーンにはいつも、心が解放される気持ちです。

和知野川で泳ぐことは慣れている子どもたちでしたが、始めの方はゴムボートが思う方向に進まず、悪戦苦闘していました。

<うまく進まないから、手を使う>

<わ、ぶつかる!>

しかし、少しずつ少しずつオールをかく手が水の動きになじんできて、少しずつですが思うような方向に動かせるようになっていきました。

最後の方は、3年生のように、思うようにいかないと、自分で飛び込んで川の流れに合わせて、ボートを動かす大胆でたくましい姿が見られるようになりました。自然は心を開き、身体をなじませる・・・。そんなよさを味あわせてくれるのではないかと思いました。