美味しいプレゼントが・・・

この季節になると、和合小学校へは毎年美味しいプレゼントが届きます。今年も、昨日宅急便で何やら大きな箱が届きました。送り主は、現在は安曇野市にお住まいで、昭和47年度から3年間本校でお勤めいただいた元校長先生です。今年で97歳になられるそうですが、今でも和合の良い思い出が心の中にあり、和合小学校の子どもたちのことを気にかけていてくださり、毎年美味しいリンゴを送ってくださいます。ありがたいことだと思います。さっそく給食の時、6年生に剥いてもらい、みんなで感謝しながらいただきました。密が入っていてシャキシャキしてとても美味しかったです。たくさんいただいたので、子どもたちはお家へもお土産に持ち帰りました。きっとお家でも、安曇野の優しい元校長先生のお話をしながらいただいていることでしょう。
  

冬将軍到来、でも…

 今日からこの冬一番の寒気が日本列島をおそうようです。和合小でも、教室でストーブを焚いていてもなかなか室温が上がらず、いつ雪が降るかなあ、とドキドキしています。そんな中、玄関入り口の花壇へは2年生がチューリップの球根を植えてくれていました。来春、ピカピカの1年生が入学する頃には色とりどりのチューリップが迎えてくれることでしょう。日当たりのよい理科室窓際では、8月に種まきして育てているパンジーが順調に生育し、花をつけるようになりました。
和合の寒い冬を、パンジーやチューリップと一緒に、元気に乗り越えたいと思います。
  

行事いっぱいの一日

今日は行事いっぱいの、とても充実した一日でした。
2校時から来入児一日入学。来春、和合小学校へ入学するお友だちが、お父さんお母さんと一緒に来校して、授業や掃除に参加したり、給食を一緒に食べたりして、学校の雰囲気を体験してくれました。2.3年生のお姉さんたちが校内を案内してくれたり、一緒に勉強してくれたりして、緊張する中でもちょっと楽しい時間が過ごせたようです。
  
4校時は、学校保健委員会。普段の学習時に「どうも姿勢が悪いなあ。」と感じている子どもたちと職員です。そこで今年は『姿勢について考えよう』をテーマに、講師に南信教育事務所飯田事務所の指導主事先生をお迎えし、保護者の皆様にも参加していただいて、学校保健委員会を行いました。普段の授業中の写真を見ながら改めて「やっぱり姿勢が良くない」と感じた子どもたち。指導主事先生が、なぜ今の子どもたちは昔と比べて姿勢が悪いか、姿勢が悪くなる原因や悪影響、理想の姿勢、良い姿勢を保つための体幹…などについて話してくださいました。その後、体幹を鍛えるためにできる楽しい柔軟運動遊びを教えていただき、みんなで体を動かしました。みんなで協力して立ち上がる運動には、子どもたちと職員で挑戦しましたが…子どもたちは立ち上がれても職員が立ち上がれずに断念。うーん、もっと体幹鍛えなくちゃ。
   
ほどよくおなかがすいた頃に、給食試食会です。阿南町学校給食共同調理場の栄養教諭の先生が、給食についてお話をしてくださいました。来入児さん親子も、保護者の皆さんも、指導主事先生も一緒に、おいしく給食をいただきました。和合小学校の子どもたちは、全く給食を残しません。見ていて気持ちがいいくらいよく食べます。毎日、美味しい給食に感謝しながらいただいています。
 
5校時は学校公開(授業参観)。保護者や地域の方が参観する中、2.3年生は国語で「はいくを作ろう」、4,6年生は社会で「都道府県(山口県)クイズをしよう」の学習をしました。本校は2クラスとも複式学級ですが、同じ学習内容でも学年によってそれぞれのねらいを持って授業が進みます。今日は4.6年の社会は4年生は「山口県の名産物と名所、特徴」について調べ、6年生は「山口県の歴史に関すること」について調べていました。

保護者の皆様はこの後、校長との懇談や個人懇談をすませて一日が終わりました。保護者や地域の皆様と一緒に、子どもたちのことを考えていける一日でもありました。

もみの木

12月といえば子どもたちが楽しみにしているクリスマスがやってきます。学校でもクリスマス集会を計画しています。うわさによると、和合地区のいい子たちのところへは、クリスマス集会にもちゃんとサンタさんがやってくるとか・・・。
では、サンタさんは心を込めたクリスマスツリーでお出迎えしなくちゃ、と学校の用務員さんが、今年も、もみの木を準備してくださいました。子どもたちのクリスマスツリーになるようにと、ご自分の山で7年も育ててくださった本当に立派なもみの木です。枝には蝉の抜け殻が一緒についてきました。
体育館に立てられたもみの木に、これから子どもたちが手作りの飾りをつけていきます。学校では20日にクリスマス集会を行いますが、その日にはきれいに飾り付けられたクリスマスツリーが、あわてんぼうのサンタクロースを迎えてくれることでしょう。(^^)/
 

 

読書旬間 職員の読み聞かせ3(養護の先生編)

職員の読み聞かせ3人目は養護の先生です。自分が子どもの頃読んでとても面白かった『おでんくん』の絵本を読んでくれました。「その本、知ってる。読んだことある。」という人もいましたが、自分で読むのと人に読んでもらうのとでは、また違った趣があります。読み聞かせが始まると、食い入るように本を見つめ、お話に聴き入る姿が見られました。
本は、何度も読み返してみたり、知ってるお話でも読み聞かせてもらったり、時間をおいてまた手に取ってみたりすると、新しい感動や発見ができます。とてもステキで大切にしたいことだと思います。
  

読書交流会

読書旬間の朝活動。今日はみんなで同じお話を読み、感想を伝え合う『読書会交流会』です。4年生の国語の教科書に載っている「白いぼうし」(あまんきみこ作)が載っている『車のいろは空のいろ』からお話を選びました。「山ねこ、おことわり」というお話です。まず、一人ひとりがお話を読み込む時間をとりました。しっかり読み込んだ後、図書館係の先生の司会でお互いの感想発表です。「松井さん(主人公、タクシーの運転手さん)はとてもやさしい。山ねこだとわかってもちゃんと乗せてあげて、送ってあげたから。」「さいごの部分“また、いつでも、どうぞ”と言ってるからやさしい人だと思った。」「男の人が山ねこだったから不思議だったしおもしろかった。」などという感想が聞かれました。自分とはちがう感想をお互い知ることで、このお話をより深く読めた気がします。また、松井さんが登場する「車のいろは空のいろ」シリーズの本を読みたいなあ、と思った読書会になりました。
  

読書旬間 職員の読み聞かせ2(校長編)

職員による読み聞かせ、2回目は校長が当番です。今年は機会あるごとに子どもたちに郷土の先人『菱田春草』のことを紹介してきました。“下伊那の歌 その1”に「春草の落ち葉の秋よ」とうたわれる菱田春草は、どんな人で、どんなことを考えながら後世に名を残す絵描きさんになったのか。生き方、考え方に学ぶものは多く、また国重要文化財に指定されている作品を含む春草の絵のことを知ってほしいと考えたからです。
今回の読み聞かせは、昭和の時代に下伊那教育会が出版した『ものがたり 菱田春草』の一部分を聞いてもらいました。この本は春草生誕百年を記念して、初版は昭和52年度に、飯田下伊那の学校にお勤めされていた美術の先生や、国語の先生方によって書かれ出版されました。郷土の偉人『春草』の子どものころの楽しい話や、絵を描くときの苦しみなど、春草の一生を親しみやすく紹介することで、地元の小中学生に春草のことを知って欲しい、との願いからでした。(再版によせて 昭和61年度 下伊那教育会長 南島金平 より 抜粋) 和合小学校図書館にある本は初版から10年後、昭和62年に写真を加えたりして再版された本です。
今日は、飯田美術博物館に所蔵されている春草の作品「菊慈童」について書かれている「菊の精」の部分を読み聞かせしました。子どもたちも興味を持って聞いてくれたようです。これを機会に是非この本を手にとって自分で読み、春草のことをもっと知ってくれたら嬉しいです。
 

 

読書旬間 職員の読み聞かせ1(教頭T編)

読書旬間の間に、朝の時間を使い職員も読み聞かせを行います。トップバッターは教頭先生。「世界がもし100人の村だったら」という本の読みかせをしてくれました。和合地区の人口がおよそ100人。子どもたちはちょっとイメージを膨らめて、この本の内容をいろいろ考えながら聞くことができたようです。
平和な日常を過ごす私たちは、物を当たり前のように消費し、穏やかに不自由なく暮らしているのが当然のように思ってしまっている気がします。しかし、この本を読んでもらううちに、子どもたちは「平等」や「幸せ」について考える機会となったようでした。
教頭先生が紹介してくれたもう1冊は、松本市教育委員会が松本市内の6年生の学習で使うように製作した「わたしたちの松本城」という資料集です。松本市外の子どもたちはなかなか目にすることはできませんが、国宝“松本城”に関係した歴史やお城の造りなどが、小学生にもわかりやすく書かれています。この機会に、和合小の子どもたちは手にとって知識を深めてくれることでしょう。(^^)
  

『読み聞かせ』の会

読書旬間活動の一つとして、阿南町図書館の司書さんと読み聞かせボランティアの方が3名来校し、読み聞かせを行ってくださいました。
お話のろうそくが灯ると、子どもたちの心はスーッとお話の世界へ導かれます。今日のメニューは絵本「森のパンダ」と昔話「ねずみのおよめさん」。間に“あんたがたどこさ”の手遊びをして、最後は「一本の木」という本当にあったお話(フィクション)を読んでくださいました。
自分で読み、本の世界に浸り込むことも大事な時間ですが、お話を読んでもらう時間は、別の世界に旅できるステキな時間となりました。
  

秋の読書旬間

先週で大きな行事も終わり、2学期まとめへ向けて、腰を据え学習に取り組む時期になりました。合わせて、今週から読書旬間(11/27~12/8)が始まりました。毎日朝読書の時間をとったり、読み聞かせボランティアによる『お話の会』をひらいたりします。また、職員も読み聞かせを行ったりします。旬間後半には、みんなで同じ作品を読み感想を発表し合う『読書交流会』や自分が読んだ本を紹介し合う『本の紹介の会』を行います。
 今朝はさっそく朝読書の時間です。子どもたちと職員が図書館で、本に囲まれて、それぞれ自分の読みたい本に浸り込む時間、静かな時が流れましたが、とてもいい時間だなあと感じました。