今年も、米作りがスタートしました。地域の皆さん、保護者の皆さんと協力して、もみまきを行いました。学校の米作りだけでなく、地域でも使う苗になるので、大人も子どもも真剣です。それぞれ任された仕事を一生懸命行う姿が見られました。作業が終わった後のお茶とおまんじゅうはとてもおいしかったです。また作業をやり遂げた達成感も味わえたようです。
子どもたちに、仕事の大変さとやりがいを教えてくださった地域の方に感謝です。
「ひと足ひと足、山をも坂をも踏み越えよ」~西尾 實先生の母校~
4月11日(火)の午後、学校から少し離れた畑にジャガイモの植え付けに出かけました。リアカーに道具を載せて出発。一人ずつ鍬や草かきなどを使ってジャガイモに土をかぶせ、畝を作りました。「カブトムシの幼虫見つけた」「これはコガネムシかな」「ミミズもいたよ」と生き物と触れあう子どもたちです。保護者の方も一緒に畝づくりに参加していただきました。暑い中の作業でしたが、保護者の方が、コップや水を用意してくださりました。水を配る時に「どうぞ」「ありがとう」と当たり前かもしれませんが、いいコミュニケーションがあちこちで見られました。作業後の振り返りでは「初めてジャガイモの芽を上にして植えることや、芽や青いところに毒があることがわかった」「自分たちで植えたイモだからおいしくなりそう」「植えるの楽しかった」などの感想が出されました。
3,4年生のクラスの算数の学習を参観させてもらいました。私が教室に入ったとき、先生は人工衛星が宇宙を飛ぶときも算数が必要なんだよと話していました。どうやら、授業の中でAさんが先生に「算数、どうして勉強しなきゃいけないの?」と質問したようでした。その後も先生は、生活のいろいろな場面で算数が必要なことを情報としてAさんに提供していきました。「ふーん、国語でも、社会でも算数っているんだ」・・・Aさん納得した様子。それから教科書の問題に取り組み始めました。授業が終わったの振り返りでAさんが一言「私、算数きらいだったけど、少し好きになった」とのこと。Aさんと先生の授業を見せていただき、学ぶことの意味を考えさせられました。