<全員でひたりこむ、全校で笑顔になる>

―クラブ活動(インディアカ)(6月12日(金))―

本校のクラブ活動は、本校の先生方が独自のアイデアを生かしたり、子どもの様子から考えて行えたりするよさがあります。本年度は「インディアカ」に取り組みました。いわゆるニュースポーツにあたるのでしょうか。子どもたちも、「キャッチしてよい」という特別ルールで行うと、少しずつゲームとしてコート間のやりとりができてきました。

始めは、2チームに分かれて行いました。何だかぎこちなく突っ立ってしまう感じでしたが・・・

そのうちに、こつをつかんで、ゲームが続いてくると、だんだん前のめりになったり、身体全体が大きく動き出したりしてきました。

最後には、大人VS子どもでやろうということになり、子どもたちが大人を圧倒。大人げない大人たちが、「同じルールでやろう」と子どもたちに提案しました。子どもたちも呑んでくれて、シーソーゲームで何とか大人が1勝。時間を忘れてひたり込み、身体の動きがだんだんしなやかになったり、笑顔が弾けていたりしました。ニュースポーツの一番大切なところにふれることができたと感じました。

<笑顔がはじける>

―転入生歓迎集会・授業参観日(6月13日(土))―

本来なら、1学期のスタートから本校に転入するはずだった4年生が、コロナウィルス感染防止のために、ずっとこちらに来ることができず、こちらに引っ越して2週間待機して、やっと、本当にやっと今日から登校することができました。本当によく我慢してくれました。みんなで大歓迎です。その歓迎集会を、5・6年生が主催してやってくれました。

<5、6年生が企画・進行してくれました>

だんだん難しくなる〇×クイズ、そして初めてやったあつまりっこベースボール。みんなで思い切り楽しむことができました。〇×クイズのチャンピオンには、手作りの刺繍の入った、心のこもった小物入れでした。チャンピオンから、転入生にと手渡されました。

<〇×クイズ「私正しいのかな」>

<あつまりっこベースボール>

<チャンピオンの賞品は手作りの心のこもった小物入れ>

みんなで、クイズの工夫やあつまりっこベースボールの楽しさと、それを考えてくれた5、6年生への感謝を一人ひとりが述べました。びっくりしたのは転校生がクイズの工夫やベースボールの面白さを自らみんなに話してくれたことです。とてもうれしい場面でした。全校7名で「みんな えがおの 和合小」を目指して、日々歩んでいきます。

<みんなで振り返り。転入生も自分から話してくれました>

<やっと全校全員で、笑顔の写真です>

<児童会目標「みんなえがおの和合小」完成>

<成長>ー児童集会・児童会目標づくりー

―2・3年生主催の児童集会(5月29日(金))―

本校は、児童会活動は1年生から全員参加です(今年度は2年生から)。後で出てきますが、児童会の目標達成のために、子どもたちが考えている1つの方法として、「楽しい児童集会をつくる」を掲げています。

今回は、2・3年生が、その児童集会を企画・運営してくれました。内容は、「リレー」「じんろうおに」「たま拾い合戦」の3つでした。

<2・3年生が自分たちで考え、みんなにわかるよう臨機応変に説明してくれました>

<全校みんなで、そして先生方も全力疾走でリレー>

<「どうやって拾ったら勝てるかな」(作戦タイム)>

なんと言ってもびっくりしたのは、2・3年生の成長でした。あらかじめ考えた説明だけでなく、その場に応じて分かりやすく説明を加えたり、その場所に行って、具体的に説明をしてくれたりしました。みんなが心から楽しめるように、自分たちで相談しながら、やってくれたことで、本当にみんなが笑顔で、思い切り力を出し合う集会になりました。昨年度もがんばったのですが、本年度は、本当にその成長に驚くばかりでした。2・3年生、本当に笑顔になれる集会をありがとう。

<「今までやってことない種目で楽しませてくれた」と感想を話す>

<終わった後の、仲間からの感想です>

―本年度の児童会目標決め(5月29日(金))―

この日の午後、みんなで、なかなかできずにいた児童会の目標決めを行いました。副会長より、昨年度の目標の紹介や提案理由の説明があり、みんなで、自分たちがどんな学校にしたいかをどんどん述べていきました。「参加したみんなに感謝できるように」(4年生)「みんなで話し合って、授業などをがんばる」(3年生)など、自分が大事にしたいことがどんどん出されていきました。先ほどの4年生にそう思う理由を聞くと、「駅伝とかマラソンとかに、たとえ自分が早くて1位になったとしても、一緒に走ってくれる人がいないと、レースそのものだってできない。いつも、一緒にやってくれる人に感謝できるようにしたい。自分が低学年のころ、マラソン大会で1位になった時に、お家の人が教えてくれたことだから」

と話してくれました。

これらの意見をだいたい同じ内容等でくくって、4つの具体的目標が見えてきました。

<提案説明>

<どんな学校にしたいか語り合う>

<みんなでまとめる>

 

<制作途中の児童会目標>

本年度は、「行事・集会・協力」「健康・命」「勉強・読書をがんばる」「元気に仲良く遊ぶ」の4つを行いながら、「みんな笑顔の和合小」を目指すことになりました。さらにみんなで、この目標の木をつくっていく予定です。

さらにこれから、こういう一人ひとりの思いをさらに大事にできる学校にしていかないくてはと、子どもたちに感じさせてもらった1時間でした。

<学校再開しました・経験を積んできた田植え>

―学校再開(5月18日(月))―

学校が再開して1週間がたちました。徐々に日常が戻りつつあります。子どもたちは、休校中、学校の校庭などが居場所になっていたこともあり、何か急に再開して喜び合うということもなく、すっと日常に入っていきました。しかし、コロナウィルスの影響や対策の必要性は、まだまだ各所に見られます。安全安心を最重要に配慮していきます。本当の日常を取り戻すのにはまだまだかかりますが、あわてず、一つずつ確実に変化していけるようにしたいと思っています。

<先生たちも一緒に、本の紹介―読書旬間―>

<みんなで走ろうー体育―>

―田植え(5月22日(金))―

田起こしや代かきは、学校職員と有志の方で行うなど、なかなか今まで通りにはいきませんでした。しかし、田植えになって、やっと今まで通り地域の方に教わりながら、行うことができました。ほとんどの子どもたちが、自分の家で、手で植える田植えの手伝いをしています。そのため、ほとんど説明なしで入っていくことができました。ですので、子どもたちには、何を目指すか考えてもらいました。

<田んぼの先生に目標を話す>

田植えが始まり、子どもたちは本当に一生懸命植えていきました。あっという間にできてしまった感じでした。田んぼの先生は、「来年は近くの大きい田んぼをやってもいいかもしれないな」とおっしゃっていました。

<みんなでまっすぐに植える>

子どもたちは、「自分の家の田んぼより、小さいから楽だけど、みんなでまっすぐに短い時間で植えられてよかった」などと語っていました。みんなでできるよさを味わうことができました。

<まっすぐに植えられた苗>

<短い時間でできてよかった>

くり返しの経験、それぞれが、自分の家でやっている経験は大きいなと感じるとともに、そろそろ少し変化があってもいいのかもしれないなと思いました。

この後草取りをしながら、秋には、無事に収穫を迎えられることを祈るのみです。

<みんなで顔を合わせられた!> ―Skypeを使っての顔合わせ(5月13日(水))―

久しぶりの更新です。新型コロナウィルス感染防止のための休校が始まって1ヶ月がすぎました。様々な形で学校、先生と子ども、子どもどうしがつながれるようにと考えてきました。

そして、今週に入り、Skypeを使って各ご家庭をつないで、子どもたちと先生方でつながり合える時間をつくることができました。それぞれのご家庭にPCやネットの環境があればできることが分かり、試行してみました。

特に今日は、全員が画面上に揃うことができ、みんなでおしゃべりしたり、にらめっこやじゃんけんをしたり、クイズをしたりすることができました。クラスごとに分けて行うことがすぐにできないなど、課題もありましたが、全校7人の笑顔が揃ったことが何よりも嬉しい瞬間でした。子どもたちも「思ったより楽しい」と言う子もいました。

来週から県によっては緊急事態宣言が明けるとの報道もあり、いよいよ学校も再開に向かっていくことができそうです。「当たり前の奇跡」子どもたちが学校にいることが当たり前であった今まで、そして、こうしてどうしたらみんなが繋がり合えるのか悩み考えた日々を通して、今当たり前であったことが、再びできる奇跡を喜び合えたらいいなと思います。

<もう一度見直す。新しく出会う> ―登校指導、英語専科の先生との出会い(4月7日(火))避難訓練(4月9日(木))―

(1)登校指導、避難訓練

本校は落石等が多く、道も狭かったり、災害が起きても緊急車両の到着に時間がかかったりする地域にあります。毎年のことですが、毎年のことだからこそ、くり返し安全について学び、自分たちで危機を回避する必要があります。

そこで、登校指導や避難訓練も、自分で危険を避けることが学べるように、くり返しくり返し行っています。

登校指導では、右左でなく、常に山側を歩くことはもう子どもたちも分かっています。それに加えて「ヘルメット新しくしたから、ちゃんとかぶるよ」と話してくれたように、自分で気をつけることを考えているようです。

また、9日(木)には、避難訓練を行いました。今回は全員が確実に安全に避難することが目的ですので、出火場所だけ昨年と変えて行ってみました。子どもたちは「自分のこと(自分のことを自分で守る)はできたけど、『おはしもて』の「て」、低学年優先を考えなかったなあ」(4年生)と自分の訓練をしっかりとふり返っていました。

最後の校長の話では、1つ目に、自分一人になった場合どうしますか?という問題が提起されました。トイレに入っている時、たまたま校舎に一人でいる時・・・一人ひとりに聞いてみました。今年はこのような想定も考えた訓練を繰り返したいと思っています。

2つ目には、昨年度の3学期の終業式で話した、東日本大震災直後の福島県の中学校卒業式での答辞についてふれました。しっかり訓練していても命の危機や友との悲しい別れが訪れたことから、自分事として自分で自分を、自分たちをどう守るか考えられるとよいと思います。

<終了後、全員で学校中の避難経路を確かめる>

 

(2)英語の専科の先生の授業

本年度から、英語の専科の先生に週1回来ていただけることになりました。早速お互いを紹介し合い、授業をしていただきました。

2~4年の子どもたちは、まずは、先生の好きな物あてクイズに挑戦です。先生がしてくれた鳥の鳴きまねがあまりにうまくて「えー!」とびっくり。そして、英語の面白さはもちろんですが、子ども一人ひとりの今の様子と英語をうまく結びつけてくれるような、ちょっとした解説が入るなど、子どもたちがとても喜んで楽しそうにしていました。見ていた私たち職員も思わず学びたいと思える授業でした。子どもとともに学べたらいいなと思いました。

<令和2年度が始まりました> ―それぞれの決意が示された始業式(4月6日(月))―

本年度は、入学児童がいないため、1学期の始業式で、決意を述べ合ったり、本年度の目標をみんなで聞き合ったりしました。

まず、式に先立って、4月から本校に4年生が転入してきてくれたことを紹介しました。すでに2回体験入学にきてくれていたり、一緒に遊んだりしているので、子どもたちは、もういつもの仲間として、受け入れてくれそうです。2年生1名、3年生1名、4年生3名、5年生1名、6年生1名の7名でスタートです。

新しく見えられた3名の先生方との出会いをし、みんなで「よろしくお願いします」と大きな声で挨拶を交わしました。

この後、2年生から6年生が、それぞれの新年度の決意を、力強く発表してくれました。一人ひとりが、去年の自分をふり返り、そこから「今年は一輪車のアイドリングができるようになりたい」「かけ算をしっかり言えるように。割り算もがんばってできるようになりたい」等をみんなの前で述べてくれました。

最上級生となった6年生は、「私は地域の人としっかり挨拶ができるようになりたい。他の人と仲良くできるきっかけになるし、気持ちよくわかり合えるからです」と述べてくれました。お互いをわかり合おうとすることが、本校にとってどれだけ大切かを感じさせてくれた言葉でした。その力強さと決意に、職員も心を新たに出発しようと思える素晴らしい始業式でした。

今年も長野県一笑顔があふれ、幸せな学校に、さらに一人ひとりが自ら学んでいく力を発揮できる学校にするために、みんなで力を合わせて頑張っていきます。ご支援よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「邂逅」―卒業式(3月17日(金))―

今日、6年生3名が本校を巣立っていきました。

コロナウィルスの感染が心配される中、無事に卒業生の保護者、全校児童が参列し、2年ぶりの卒業式を行うことができました。

卒業証書を受け取った3人は、和合小での思い出、自分の将来への決意やこれから目指すこと、育てていただいた保護者や地域の方への感謝などを大きな声で堂々と述べました。

「私は、人がよろこび自分も楽しい職業に就きたいと思っています。そう思えるようになったのは、和合小に来たからです。今までは人に言われたとおりに動き、夢なんかまったく持たなかったです。和合小には、色々な人がいて、みんな生き生きとしていて、私はすぐにここが好きになりました。勉強も今まできらいだったけど、一人ひとりに詳しく教えてくれて、よく意味が分かるようになり、学ぶことが楽しくなったからです。」

「ぼくは、噺家になりたいと思っています。自分が話をするのが好きだし、その好きなことで、人を心から楽しませ、笑顔にさせることができるからです。」

「ぼくは和合に来てとても元気になり、成長することができました。お父さんお母さん、和合に連れてきてくれて本当にありがとうございました。これから反抗期になるかもしれないので、もうちょっとおつきあいください。」

これを受けた在校生も、「和合小の伝統や、6年生のつくってくれた楽しい学校づくりを受け継ぎます」と返してくれました。

本当に厳粛で、心が熱くなる卒業式でした。
保護者の方にも見ていただくことができました。在校生の保護者やお世話になったたくさんの先生方からもメッセージをいただきました。ご臨席は叶わなかったのですが、和合の皆様にはいつも学校を気にかけていただきました。
こうして、6年生は笑顔で卒業していきました。たくさんの方に支えられ、ここまでくることができて、本当に本当によかったです。

本年度の全ての教育活動が終わりました。

『邂逅』。意味は「偶然の出会いを本物の出会いにすること」だそうです。始めは偶然で出会った9名の子どもたちと職員8名でしたが、今お互いにとってはかけがえのない人になりました。そうなってきたのは、ただここにいたからではなく、全員で「笑顔で楽しく過ごせる和合小」を目指し、子どもたち、先生方、お家の方や地域の皆さんと、一緒に考え、悩み、行動し、泣いて、笑って、積み重ねた毎日を喜び合える学校をつくってきたからです。「偶然の出会いを日々の積み重ねでかけがえのない出会い」にしてきたのだと思います。これから、卒業する3人も6人の在校生も私たちもいろいろな人と出会うでしょう。その偶然の出会いを、自分の力と人の支えを大切に、本物の出会いにしていきたいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業生と5年生が残してくれたもの・・・そして、突然の終業式 ―炭焼き(2月18日(火))、看板立て(2月28日(金)、終業式(3月2日(月))―

<炭焼き(2月18日(火)~28日(金))>

5、6年生は、2学期の終わりから、山の木の切り出しや薪割り等、本年度の炭焼きの準備にとりかかってきました。いよいよ、準備が完了して炭焼きに取りかかることにしました。

(炭焼き窯を作った経緯については、2019年2月のページをご覧ください)

子どもたちが炭焼き窯に木を入れ込み、周りから空気が抜けないように、しめった赤土を周りにかためて塗っていきました。お近くに住む、炭焼き経験のある地域の方にご指導いただきながらの作業をしました。昨年も取り組んだのですが、できた炭の量が非常に少なかったり、途中で燃えてしまったりして、あまり採れていなかったのです。何とか、昨年より多く採って、五平餅づくりの炭など、自分たちの活動に使いたいと願っていました。

<ご指導いただきながら準備>

<周りに赤土を塗る>

<いよいよ点火>

子どもたちも昨年の経験があって、どんどん作業をしていきました。しかし、難しいのはここからでした。200度の温度計を使って温度を測り、煙の色やにおい(タールになる)炭焼き窯の煙はまだモクモクと出ていました。子どもたちは、「煙をさわっても熱くない。こりゃ時間かかるな」と言っていました。指導をして下さった地域の方が「こりゃ煙が変わって出なくなるのが朝方になるな」とお話しされ、子どもたちと保護者が夜分担して見に来ることにしました。職員も同じように分担して見に来ることにしました。

<まだタールはつきません>

早朝学校に行ってみると、すでに煙は出ておらず、燃える口も土でふたをされた状態でした。夜9:00頃見に来ていただいたおうちの方が、煙の変化に気付き、ふたをされたとのことでした。朝方かもと言われていたので、その早さにびっくり。あとは、蒸し焼きにしながら冷まします。見えないので、どうなるか、どきどきしながら、待つことになりました。

<窯の入り口をふさぐとこうなります>

窯の火を止めてからおよそ9日間が過ぎました。「炭の量はあるのかな。」と、子どもたちの期待が膨らみました。ふたを取り、のぞき込んだ中は・・・、もう上の方から炭になっているではありませんか。子どもたちは感覚として分かっていて、「あ、去年より炭がある」と一言目。昨年度より成功したという実感がありました。

<上から炭だ>

<去年よりもある!>

<こんなにたくさんありました!>

子どもたちも「どれくらいの木でどのくらいの炭ができるんだろう」と数値で考えると成否が分かることに気づいてきました。来年度の課題になりそうです。「これで五平餅が作れる」と喜んでいたのですが・・・。

 

<看板立て(2月28日(金)>

6年生が総合的な時間で、「和合に来た人が迷わないように」「もっと和合に人が来てもらうために」と考えた学校までの距離を書いた看板を、考えていた場所に立てに行ってきました。

「ずっと見てもらえるものにしたい」とかなり本格的に取り組んだものです。子どもたちの願いが届くといいなと思います。

 

<終業式(3月2日(月))>

それは、突然でした。政府の要請を受け、みんなで協議し、新型コロナウィルスの感染から子どもたちを守るために、この日の午前中で授業を終了することになったのです。あと卒業までの10日間。子どもたちにとって大切な時間でしたが、何よりも子どもたちを守りたいと考え、臨時休校を行うこと、出席者を限定して卒業式を行うことにしました。この話を子どもたちにした時に、涙を浮かべていたのが、心に響きました。

しかし、子どもたちは前向きに捉えてくれて、終業式を迎えました。

<全員がマスクをつけての式でした>

<校歌もマスクをつけて>

いつもの一人ひとりの振り返りは、心の中でしてもらいました。校長より、一人ひとりの子どもたちへのメッセージと東日本大震災直後の福島県の中学校の卒業式で読まれた答辞を引用した話がありました。「この中学生がどんなに苦しくても、前向きに生きていきたい。友だちとの時間を一緒の宝物して、次の人生への第一歩を歩みたいと言っています。この中学生の言葉を聞き、今朝の皆さんの「おはよう」の一言や、今のみなさんの真剣な目を見て、今ここにいる全員で素晴らしい卒業式にしようと心に誓っています。そして、それぞれの学年、それぞれの場所でこれからもがんばりましょう。」と話した時に、「はい」と返事をしたり、大きくうなづいていたりしていた姿がありました。限られたことの中で、精一杯の卒業式をしていこうと思っています。

「自分にとって自信がつきました。」―学習発表会― (2月14日(金))

学校公開日に合わせ、1年間の学習の成果を発表する「学習発表会」を行いました。

3、4年生は、総合的な学習の時間で学んできた、和合の民話の中の「かわらんべ」のお話を演じてくれました。

実は、始めはなかなか登場人物になりきれず、困った時もあったようです。しかし、お仕事体験に来ていただいた女優さんに見ていただき、見違えるほど変わってきたのです。

本番では、全く違う姿に変わっていました。子どもたちの願いと、本物にふれる学びが、こんなに子どもたちを変えていくのだと、感動しながら見ていました。

<その場に立った気持ちで>

<かわいく、笑いを取るところも・・・>

1、2年生は、大きな声で輪唱の歌やかけ算九九の歌を歌ったり、ずっと取り組んできたけん玉やコマ回しに挑戦したりしました。のびのびとした歌の表現、失敗しても明るく楽しく乗り切り、何度も挑戦していました。

5、6年生は、毎日練習してきた合唱を披露し、本年度取り組んだ作文学習の成果を発表した後、総合的な学習の時間「和合をもっと知ってもらおう」で取り組んだ、看板を披露してくれました。本格的な木の看板に、30年近くたっても、十分に見てもらえる加工をし、自分たちの願いを伝えようとしてくれました。

<見事な案内看板ができました>

その後、本年度の児童会目標目標の一つ「毎月楽しい児童集会をします」実現のために取り組んだ、それぞれの学年の児童集会の振り返りをしました。全員が全校のために取り組んだ足跡をふり返りことができました。

<振り返りのためのパワーポイントも自分たちで製作>

さらには、今まで取り組んできた8の字大縄飛びに最後に挑戦。今までで一番の記録5分間で、553回を出すことができました。みんなで本当に喜び合いました。

<がんばった成果をふり返り>

子どもたちは学習発表会をふり返って、こう述べています。

○大縄飛びの前に、「歌や作文がとてもよかったよ」ということを聞いて、自分にとって自信がつきました。(6年女子)

○この看板で、和合に来る人が迷ったり遠回りしたりする人が減ってくれたらいいなと心から思いました。(6年男子)

○「かわらんべ」の劇は、指導していただいて、舞台に出るときの声や笑い方とか細かい所まで教えてくれて、とてもいい劇になったと思います。自分でも「いい劇になったな」と思います。(3年男子)

○1、2年の発表は、九九の歌がテンポが速くてすごくびっくりしました。1年生まで九九を一緒に覚えたなんてびっくしりました。けん玉やこまもすごかったです。(3年女子)

○「かわらんべ」の劇では、本物のかっぱはどうか知らないけど、3年生がやったかっぱは、少し偉そうで意地悪くて、何か似ていていいなと思いました。庄屋さんの娘役も、本当に自分が庄屋さんに使われている娘のようですごいと思いました。(6年男子)

今回は、来校いただいた保護者や地域の方々にも感想を書いていただきました。

〇少人数ですが、一人ひとりが主役意識でいられることが、この表現につながっているんだなと感じました。誰かがやってくれるではなく、私がやるんだという意識。見習わなくてはいけないなと思いました。

〇小さな小さな小学校の心温まる発表会の余韻が今も続いています。1、2年生は、たった二人で、アカペラで、本当にほほえましく、二人のキラキラの笑顔につられて、私もにこにこ笑顔になりました。本人が楽しむ!ということが本当に大切ですね。その楽しい気持ちが会場の皆さんに伝わって、幸せな空気に包まれました。3、4年生は、「緊張した」と終わってから言っていましたが、私の急な演出にも関わらず、立派に演じられて、笑いのところでは、しっかり笑いも取れて、達成感があったかなと思います。たった2回お邪魔しただけでしたが、3人が楽しくそれぞれの役を演じられ、個性を発揮されていて、感動いたしました。高学年のみなさんのきれいな歌声、素敵でした。皆さんが発表された作文ですが、深い考えや、豊かな感性、それぞれが個性的な体験をお持ちで関心と感動でした。また、読み方もとっても感情を豊かに表現されていて素晴らしかったです。皆さんに出会えて、本当に幸せに思っています。心から感謝いたします。

こうして、自分たちの成果を自分たちや他の方々に評価していただき、そこから自分の成長の実感と、さらに・・・というめあてを、一人ひとりが持てたらいいなと思います。

 

 

 

「思うようにできるようになった」「こんなに近くに文化財になっているものがあるなんて―スキー教室、3年社会 和合の念仏踊りを継承する方のお宅の見学― 」

(1)スキー教室(1月31日(金))

今年は、1回だけとなりましたが、子どもたちがずっと楽しみにしていたスキー教室を行いました。多くのスキー場が暖冬による雪不足で苦労しているようですが、会場の『ヘブンスそのはらスキー場』は、雪も十分にあり、雪質もさらさらでした。
子どもたちは、初級コース(1~3年 3名)と上級コース(3年生~6年生)に分かれて練習してきました。2、3年生は昨年初めてという子もいましたが、ご家庭でも連れて行ってくださっていて、もう「滑りたくて滑りたくて」という感じでした。毎年スキー教室で教えてくださる地域講師の方が本年度はどうしても都合がつかなかったため、職員で教えることとなりました。
子どもたちの目標は、「安全に気をつけて」「ケガをしない」など「楽しくする」には安全が第一というものと、「パラレルもどきをパラレルに近づけたい」など、自分の技術の向上を目標にするものとに分かれていました。経験を積んできたからこそ考えた目標だなと思いました。スキーを履いて、準備体操を済ませ2チームに分かれて練習開始です。

上級コースは、どんどんリフトを上がり、上級者向けコースをどんどん滑りました。初級コースは、3本のみボーゲン等で体の使い方や、止まり方を確認し、もうすぐにリフトに乗って中級者向けコース(上級者向けコースの下半分)を滑りました。去年の姿と比較すると、その上達は一目瞭然でした。スキー場の方が「低学年の子が、初心者コースにいなくて、どこに行っちゃったかと思いましたよ。もう上の方にいたんですね」とびっくりしていました。

<去年の姿(今の2,3年)>

<今年の姿(1~3年生・午前中)>

<途中で、阿智村のキャラクター「くまあち」に出会って、「はいポーズ」>

<上級コースの姿>

<快晴の空の下の南アルプスをバックに、頂上で「はいポーズ」>

<まとめの発表 「言いたくて、言いたくて」 >

ひたすら滑った1日。まとめの会では「自分の思うように滑れるようになった。」「パラレルもどきが、パラレルに少し近づいた。」など満足した様子の感想が聞かれました。自然を感じ、斜面に自分の体が思うように応じられるようになって、たくさんの満足感を得られたのではないかと思いました。

 

(2)3年社会 和合の念仏踊りを継承する方のお宅の見学(1月31日(金))

3年生は社会科で、「昔の人のくらし」を学習しています。学校にも昔の道具はあるので、本年度は、和合の念仏踊りを継承する方のお宅を見学させていただき、伝えているものなどを学習することとしました。

<古文書等もいっぱいありました>

子どもたちは、お宅を見学し、重要文化財になっている建物の特色や、祭っている神様などのお話を聞き、この方が先祖代々伝えてきたものを学ぶことができました。子どもたちは

「古い柱が文化財になっているなんてびっくりした」「中にあるものもすごかったけど、お正月のやす(飾り)を19個もつくって飾らなくちゃいけないなんて、びっくりしたし、すごいことだなと思った」と語っていました。

<見学台帳に記載する>

<お茶をいただきながら、お話しする>

見学後は、見学台帳に自分の名前を記載したり、お茶もいただいたりしながら、たくさんのお話しをさせていただくことができました。和合にはこうした伝えられている自然や歴史がたくさんあります。子どもたちも、「何があるか」は知っていますが、「それがどんな意味を持つものなのか」「伝えられている大事なことは何か」など、自分が「分かっている」というものを、見直して考えるいい機会となりました。