代かき

先週の田起こしや畦塗りに続き、今日は代かき。町のALTもお二人参加してくれました。天気に恵まれましたが、昨日までの雨の影響で、少し肌寒く感じる中、学校の活動を支えてくださる支援ボランティア「チーム和合」の皆様に教えていただきながら一緒に作業をしました。からだを動かし出すと、あっという間に体は温まり、風が心地よく感じられました。
まず、備中ぐわ等を使って、大きな土の塊を細かくし、足で踏んで泥にしていきます。今年は子どもの数も大人の数もたくさんだったので、30分もがんばると、デコボコだった田んぼはドロドロになりました。
    
田んぼがドロドロになった頃合いを見計らって、角材で田んぼを平らにならしました。これももちろん自力で引っぱり、昔ながらの米作りを体験しました。
 
そしていつの間にやら・・・。田んぼの中で相撲の取り組み、レスリングが始まり・・・大人も子どももALTも入り交じっての泥合戦へと発展。(*^_^*)
子どもたちにとっては、手作業にこだわる和合小米作りで、恒例となっているお楽しみの時間であったようです。
   
日が差してるうちにこの泥だらけの体をなんとかしなくちゃ、と泥仕合を切り上げたあとは、近くの小さい水路や大きな清流に入ってみそぎ??この時期、川に入って気持ちよく泳げる年もあるのですが、正気にかえればやっぱり今日は寒くて、手先足先を川へ入れて洗い流すのが精一杯。
 
 
でも、田んぼの活動を十分体験し堪能できた代かきでした。
和合小の「総合的な学習の時間(生活科)」の柱となる、無農薬手作業にこだわったお米作りの活動はまだまだ続きます。

 

 

今年の米作りどうしようか?

読書旬間中の今、学校職員も交代で読み聞かせを行います。今日は、教頭先生の番。図書館にある米作りの本を紹介してくれました。
一口に“米作り”と言っても、やり方はいろいろあること。生産効率を追求し、化学肥料や農薬や機械をどんどん使って、早く大量に安く、高品質なお米を作り利益を追求するやり方。これも大事。
また、食の安全にこだわり、無農薬や有機栽培で、機械に頼らずできるだけ手作業で行うやり方。これも大事。
では、自分たちが作る和合小の今年の田んぼはどうするのか、読み聞かせの後、子どもたちで話し合いました。その結果、今年もこのメンバーで手作業の無農薬栽培をしよう、という事になりました。子どもたちは、収穫祭をはじめ、自分たちの口に入るご飯を、心を込めて作っていこう、という気持ちが改めて確認できました。
   

PTA役員会

GWも終わり、学校生活の日常が戻ってきました。今夜はお仕事終わりの夜の時間ですが、子どもたちのためにPTAの皆様が集まってくださり、役員会が開かれました。議題は、子どもたちの活動資金となる資源回収のこと、学校環境を整えるPTA作業のこと、7月に予定されている『和合夏祭り』のこと、秋に行うPTA研修会の内容などです。
「子どもたちのために・・・」という思いから熱心に語られる時間となりました。また、PTA予算から出していただき「和合小学校」ののぼり旗も今年新たに新調し、2本となりました。色々なイベントで大活躍する旗です。PTAの皆様に支えられ共に進んでいける、そんな和合小学校です。ありがとうございました。
 

田んぼの畦塗り

連休明けはどうも天気が崩れそうだという予報と、代かきが10日に予定されていることから、GW中でしたがお家の皆様のご指導をいただきながら、子どもたちが学校田んぼの畦塗りをしてくれました。毎年積み重ねてきた子も、今年初めて畦塗りに挑戦した子も、力を合わせ、とても立派に畦を塗り上げてくれました。
  
大人たちが塗った畦と、子どもたちが塗った畦を比べても引けをとらない素晴らしい出来映えです。この、子どもたちの誇らしげな顔、自信に満ちたいい顔です。
 

マリーゴールドとシャクナゲ

GWの間にカレンダー通りの5/1.2が登校日となっている本校です。GW後半の4連休になる前に、しっかり根が張ってきたマリーゴールドを1.2.3年生がポットに移植しました。今年は順調に育っているマリーゴールドです。6月、地域の花壇へ地域の方と一緒に植えることを目標にたくましい苗を育てたいと思います。
 
校舎内から見える中庭??では、シャクナゲがきれいに咲き始めました。日本シャクナゲ、西洋シャクナゲ、両方ともいい感じです。満開の見頃は4連休中になってしまいそうでちょっと残念(>_<)
 

田起こし

学校田んぼの田起こしを行いました。4.24に予定していましたが出かける寸前に雨が降り出し、急遽延期しました。今日は快晴。暑いくらいの日になりました。
ご指導をいただいているチーム和合の方や応援に来てくださった保護者の方と共に作業開始。今年は、ボカシ肥料と茎を強くする「ケイカル」を撒き、例年のように鍬を使って手作業で田んぼを起こしました。作業に慣れている4.5年生は力強い鍬打ちで深く掘り起こしながらどんどん進めてくれました。初めて田起こしを経験する転入生や1年生も、手にマメを作るくらいがんばりました。
    
お手伝いに来てくださった保護者のお母さん達も夢中になって働いてくださいました。小さなお子さん達のお子守をした職員も大事な一役?だったかな??
 
みんなの力が集結し、1時間もすれば田んぼはきれいに起こされました。

これから畦を塗り水を張り、10日の代かきを待つばかりとなります。10日も晴れるといいなあ。

阿南町駅伝大会

伝統ある阿南町駅伝大会に和合小学校チームも出場しました。本来なら出場資格は小4以上ですが、和合小は特別に認めていただき、保護者と本人の承諾の上で小学校2年生以上で出場しています。6人1チームで襷を繋ぎますが、2年生以上全員が走っても和合小の子どもだけでチームを組むことがかなわず、職員1名を含めて一般チームとしてエントリーしました。

ゼッケンを付け、各中継所で、ワクワクドキドキしながらスタンバイ。 
9:30 スタートの号砲と共に1区を走る職員が飛び出していきました。その後子どもたちの目を見張るような素晴らしい走りと頑張りで、襷は順調につながっていきました。
    
途中、転んで膝をすりむいてしまった子もいましたが、走り通したその強い心に拍手。
結果は、全56チーム中17位。素晴らしい!!
大人が一人混じっていましたが目をつむって、小学生チームの記録として見てみると、小学生チーム第4位の記録でした。
2年生、3年生も混じって走ってのこの記録に、来年は児童の人数も増える予定だし、子どもだけでチームを組めそうなので、小学生チームの部で上位入賞をねらうゾ、と夢が大きく膨らみました。(^_^)v
和合地区からは、和合小チームの他に大人チームとして「和合」「和合念仏踊り」の2チームがエントリーし、それぞれ大健闘の結果を残したので、大人も子どもも一体となって盛り上がることができました。

大下条小学校との一日交流

各学年1~2名。全校6名の極小規模校である本校は、少人数故のデメリットを少しでも解消できるように、町内の大下条小学校とは月1回ほどの交流を続けています。今年も第1回目の交流に出かけてきました。ランドセルを背負って町の公用車に分乗して出発。大下条小では全校集会の前に自己紹介をして、仲間に入れてもらいました。
 
その後は学級の一員として、普通に授業に参加して過ごしました。同学年の友だちとの話し合い授業や、和合小では経験できない音楽専科の先生による学習なども受けることができました。
   
交流学習は毎年続けてきているので、大下条小のお友達とも仲良くなっており、楽しい時間はどんどん過ぎ、あっという間に下校になってしまいました。大下条小学校が集団下校の日だったので、全校の前で「さようなら」の挨拶をして帰校しました。

これからも交流学習をどんどん行い、少人数のデメリットを解消していきたいと思います。

和合小の英語授業

新学習指導要領では英語が教科となり、3.4年生で年間35時間、5.6年生で年間70時間を学ぶこととなります。今年と来年は移行期間とされていますが、和合小では授業時間を確保し、今年から全面実施をしています。とはいえ極小規模校の本校ですので、みんなで楽しく英語を学ぶ、をモットーにALTが来校したときはリスニング(チャンツやゲーム)を中心に全校授業を仕組みます。ALTが来校できないときに、ライティングを中心に各学年に応じた内容を学習します。
この春から町のALTが交代するということで、今日は新旧のALT2人が一緒に来てくれました。いつも以上に子どもたちもノリノリで英語の学習ができました。お山の中の小さな学校でも、色々な授業形態を工夫し、しっかりと子どもたちの学力を高めていきたいと思います。
   

スカイプでチリとつながった

本校に3月まで勤務していた職員が、4月からチリ共和国のサンチャゴ日本人学校の先生として、ご家族と共に赴任していきました。今日は、スカイプを利用して、チリのその先生ご家族と、テレビ電話がつながりました。チリ共和国は日本から見ると、地球のちょうど反対側に位置します。時差はおよそ12時間。朝8時、始業前のこの時間はチリは夜8時。パパの転勤で一緒にチリへ行ったお子さんたちは、パジャマ姿で寝る身支度。窓の外もテレビ電話画面で見せてくれましたが、夜景が美しい時間帯。リアルに目の前で会話し、伝わってくる外国の様子に、子どもたちは目をキラキラさせながらテレビ電話を楽しみました。
これから、たびたびサンチャゴともテレビ電話をつなぎ、子どもたちの世界を広げていきたいと思います。