日中は春の日差しを感じるようになりましたが、朝は相変わらず冷え込みます。
2月16日(木)の朝の活動の時間は全校運動で、2チームに分かれて「しっぽとり」を行いました。(これを発展させて、これからの体育の授業でタグラグビーを導入する予定です)
体育館内の温度計は「0℃」でしたが、約10分の運動で体が温まってきた和合っ子でした。
「ひと足ひと足、山をも坂をも踏み越えよ」~西尾 實先生の母校~
2月15日(水)、3月に出産予定の妊婦さんに来校いただき、全校で「いのち」について考える学習を行いました。この妊婦さんは、本校職員の実の娘さんです。
最初に、お腹の中にいる赤ちゃんのひいひいおじいさんとひいひいおばあさんの結婚写真から今につながっている「いのち」について考えました。(本校職員は「おじいさん」になりますね)
その後、一人ずつ、妊婦さんのお腹を触らせていただき、お腹の中の赤ちゃんの鼓動を聴診器で聞きました。お腹の中の赤ちゃんをびっくりさせないように、物音を立てずに静かに動き、お腹を触る前に手を温める和合っ子に優しさを感じました。
「あっ、動いたよ!」「雪が降っているような音が聞こえたよ」
そして、妊婦さんにいろいろ質問をして答えていただきました。「食事で気をつけていることはありますか?」(生ものは控え、甘い物も食べ過ぎないように心がけているようです)、「階段をのぼる時とおりる時はどっちがつらいですか?」(のぼる時は腹筋を使うし、おりる時はお腹で見えないし…手すりが頼りだとおっしゃってました)等々。
「私が生まれる時もお母さんは大変だったんだな」「ぼくは男だから体験できないけど、陣痛や食事とか大変なことがわかった」―振り返りの場面での児童の感想です。それを受けて、妊婦さんが「大変なこともあるけど、赤ちゃんを育てていくのが楽しみです!」と笑顔で話されたのが印象的でした。
自分や周りの人たちの「いのち」のつながりを肌で感じてくれたことと思います。「本物」に触れる貴重な時間でした。
2月2日(木)の朝の活動の時間に「節分集会」がありました。今回は1・2年生が企画してくれました。内容は「巴おに」「鬼退治ゲーム」「豆まき」で、職員も一緒に参加しました。
【巴おに】
「相手の陣地、近すぎない?」という声もありましたが、いざ始まるとそれもまたスリリングで盛り上がりました。
【鬼退治ゲーム】
ホッケーでサークル内にある10個の鬼のカップを退治する速さを競うゲームで、4チームのトーナメント戦で行いました。
【豆まき】
(長いこん棒を持った鬼も!)
大人も子どももそれぞれのゲームを楽しみました。低学年であってもしっかりと行事を企画・運営する姿を頼もしく思います。
集会の終わりに進行役の2年生が「心の中の悪い鬼を退治しましょう」と締めくくりました。自分自身を問い返さなければ…とドキッとした校長でした。
1月31日(火)の早朝(4:00!)、炭焼き窯に火を入れました。まだ外は真っ暗で、気温は氷点下10℃超でしたが、学校近くの児童有志が親御さんと来てくれました。
風よけのシート越しから見るとこんな感じです。
日中は、休み時間毎に児童たちが火を見に行きました。
途中、地域の「炭焼き師匠」も様子を見に来てくださいました。
師匠は、煙突から出る煙の色を見ながら、煙口や焚口の広さを微調整されます。そして焚口の気密性を高めるために、低学年の女子児童が隙間を粘土状にした赤土で埋めていきました。
夜8時頃になって、やっと煙突からの煙も見えなくなり、完全に煙口と焚口を密閉しました(学校職員が対応)。窯出しは1週間後。どんなふうに仕上がっているかドキドキワクワクです。
(最後の写真は2月1日の朝の窯の様子です)