学校公開⑥(学習発表会)

 今年度6回目の学校公開となる『学習発表会』を行いました。子どもたちが一年間で身につけた力を、それぞれ自分でいちばん伝えたいことをまとめて、発表しました。保護者の皆様、地域の皆様、たくさんの方々が参観に来てくださいました。
司会進行・始めと終わりのあいさつも児童が行うように発表練習もしっかりされており、担任も後ろから安心して眺めているくらい子どもたちが主役の発表会でした。これも、この一年間でついた力だと思います。
2年生は生活科「おおきくなったわたし」のまとめを発表してくれたり、国語の漢字や算数筆算の確かめ算を、その場で実演して見せてくれたりしました。筆算の確かめ算では、一度は計算間違えをしてしまったけれど、確かめ算で合わなかったので、もう一度計算し直して、正しい答えを導き出しました。「確かめたから間違っていたことに気づけた。確かめ算って大事だね。」とみんなで納得しました。
 
児童会の発表では、毎月1回、交代で企画運営してくれたいろいろな集会について映像で振り返りながら発表してくれました。集会に参加する人たちが楽しめるように、人の気持ちを推しはかりながら、決められた時間をどう運営していくか考えることはすごく大変だったと思います。企画運営力は、社会に出たときに求められる大切な力ですが、和合小の子どもたちは、とても力をつけたと感じることができました。
 
4年生は、今年習って覚えた漢字を実演したり、社会の『特色ある地域』として九州を取り上げ、地図のどこに位置するか、産業や特産物は何か、などを発表したりしました。「毎日自主勉強で漢字を練習していたら、短い時間で覚えられるようになってきた。」「これからも続けていきたいし、スピードを大事にしながら字もていねいに書くようにしたい。」と次へのめあても発表してくれました。自分の成長を自分で感じ、より高いめあてを持つことができていてすごいと思いました。
 
6年生は社会科歴史の中で学習して、一番面白かった『3人の武将(信長・秀吉・家康)』について、クイズも交えながら発表してくれました。また、卒業記念として制作している「和合小まであと3㎞」の道しるべについても制作途中の作品を見せながら発表してくれました。
 
参観に来てくださった皆様からもお褒めの言葉やこれからも頑張れという励ましの温かいお言葉を頂戴しました。
 
児童一人ひとりがこの1年間、どんな力がついたかよく分かる『学習発表会』になりました。この力と知識をどんどん使い、また今のこの力を元にしてもっともっと積み重ねて欲しいと思います。目指すは自分で考えて自分で工夫して、何でもやり遂げることのできるマルチな人になって欲しいと願っています。