百人一首・カルタ集会

1月の児童集会は『百人一首・カルタ集会』でした。1.2年生が計画してくれました。低学年はカルタ、高学年は百人一首です。
低学年は「きょうりゅうカルタ」「犬棒カルタ」「お話(昔話)カルタ」を楽しみました。1.2.3年生が入り交じっていたので、1年生は不利かな?3年生の圧勝かな?と思っていましたが・・・なんのなんの、恐竜大好きな1年生が「きょうりゅうカルタ」でいっぱいとったり、すばしっこい2年生が1位だったりと、3試合ともいい勝負がくりひろげられました。
 
高学年は百人一首でした。1対1の勝負です。子どもは3名しかいないので4人目として養護教諭が参戦。相手を変えながら3試合行いました。百人一首は句を覚えている子が強いです。家族みんなで百人一首をしている5年生男子の圧勝でした。負けてしまった女の子たちは「くやしい。」「もっと覚えなくちゃ。」と来年に闘志を燃やしていました。
 
試合が終わった後は全員で円座になり、「坊主めくり」を楽しみました。これは、地域や家庭によっていろいろなルールがありトラブルになりやすいので、まずみんなで和合小ルールを確認しました。「ぼく、運が悪いんだよねぇ。」「あー、坊主引いちゃったぁ。」など、和気藹々で楽しめました。
 
お正月過ぎた今の時期にみんなで楽しむ、良い児童集会になりました。

 

手作業の米つき

手作業にこだわった米作り。手作業で籾すりも行いました。およそ1ヶ月をかけて、少しずつすり鉢で擦りあげ、忍耐と根性で2学期末には一升瓶半分ほどの量があった籾を擦りあげました。籾が取れるとお米の量は一升瓶1/4ほどになってしまいました。
さて、次の工程は?米つきです。一升瓶に入れた玄米を木の棒でついて、米ぬかを落とします。手頃な木の棒が無くて困っていたら、4年生の女の子が家で木を削り、米つき用の棒を作ってきてくれました。
 一升瓶の口にぴったり入る太さで、米をつくためにちょうどいい長さです。「ちゃんと測って考えたからね。」とのこと。さすがです。
朝活動の時間に、交代しながら米つきをしました。「どのくらいつけばいいんだろう?」「ちょっと色が白くなってきた感じがする。」「見て見て。糠がでてきてるよ。ちゃんとつけているんだね。」などの感想を話し合いながら「そろそろいいんしゃない。3分づきか5分づき位にはなってるよ。」「大丈夫。玄米だって食べれるんだから。」の声で朝行事終了と共に米つきは終了しました。
 
つきあがったお米は、5年生が調理実習をしながら炊きあげてくれました。一升瓶半分ほどの籾付き米は、籾すりをするとおよそ2合のお米になりました。
 玄米モードで炊きました。
 炊きあがりはとても、もっちりでした。
炊きあがった正真正銘の「和合小手作業にこだわった米(マイ)」は、5年生が美味しくいただけるようにワカメやゴマを少し混ぜて、ラップに包んで小さなおにぎりにして、全校の子どもと先生方に配ってくれ、みんなで味わいました。
 
「美味しい♡」「もっちり柔らかいけどどこかで歯ごたえがあるね。」「白米より美味しい。」「香ばしさもあるよ。」・・・。
「でも、昔の人は籾すりも米つきもたいへんだったねぇ。」
「だから、いろいろな道具が発明されたんだね。」などなど。

今年の和合小学校手作業にこだわった米作り学習も、今日で最終のまとめができました。みんなで、最後までやり遂げられて良かったです。