炭焼きにチャレンジ1

和合は昔、炭焼きの里として栄えていた歴史があります。その歴史を聞きながら5年生の男の子は「自分も炭焼きをやってみたい」と願い、自分の「総合的な時間の学習」の課題として3年生の頃からちょこちょこ調べたり、講師となっていただく学校の用務員さんに「教えてください。お手伝いしてください。」とお願いしてきたりした経過がありましたが一進一退。なにせ各学年児童は1~2名の本校なので、子どもだけでは活動に限りが出てしまいます。でも「子どもの願い」に向かい大人も協力していきたい、と今回は大人がバックアップする部分と子どもが自ら活動する部分を分けて、「炭焼き」に向かって活動が動き始めました。
腕のいい大工の棟梁だった本校の用務員さんが、立派なドラム缶の窯を作ってくださいました。そして、和合小で手軽に子どもたちが炭焼きを体験できるように周りをしっかり囲い、雨でも困らないように屋根をさしかけ、素晴らしい炭焼き小屋が作られ完成。5年生の子どもたちは、そのつくりの説明を聞いたり、炭焼き窯や小屋作りのお手伝いをしながら関わりました。
 
炭の原木(ナラの木)や焚き口をふさぐための赤土も準備できました。
 
5年生はしっかり説明を聞き、ドラム缶の窯に原木を詰めました。
 
ドラム缶窯にふたをして、周りに土を入れ準備完了。

来週月曜日(2/18)に火入れです。どうなるのか、期待で胸が膨らみます。