炭焼きにチャレンジ6・いよいよ炭出し

土日を含め、窯の火を止めてから5日間が過ぎました。「上手に焼けてるかなあ。」「中はどうなっているのかな?。」など、子どもたちの期待が膨らみました。朝、全児童と職員が集合。ご指導いただいた地域の炭焼き名人さんも駆けつけてくださった中、5年生がシャベルでドラム缶窯を埋めた土を取り除いていきました。ドラム缶の形が現れ、蓋が外せるようになり、全員で「3・2・1、オープン」のかけ声をかけました。
 
ドキドキしながらのぞき込んだ中は・・・、いっぱいに詰め込んであったナラの木の姿はありません。これはやはり燃え尽きてしまったのか、とよくよく見てみると、下1/2位に白い灰が付いた黒い木が! 炭が!!
「やったー。」「できたー。」「炭があるよ。」「よかったー。」
全員が関わり、リレー方式で取り出しました。
 
初めての炭焼きにしては大成功。
炭の量と焼け具合を見ながら、地域の炭焼き名人お二人が「もっと収量を上げるには、ここをこうして・・・。」と改善点を思案中。子どもたちも「もっとやってみたい。」「焼いた炭で○○したい。」と、ますます気持ちが高まってきた様子でした。和合小炭焼き活動は、来年度へも続いていきそうです。

今回焼いた炭を使って、自分たちで収穫した「こだわりの和合小米」で五平餅を作り『進級を祝う会』をしたい、と子どもたちの「やりたい・挑戦したい」気持ちは大きく広がっています。炭焼きが出来るようになったことで、また、いろいろな活動への原動力が生まれました。